不思議な玉手箱Ⅱルワンダ編・その9  by もりぞのとしこ

2月16日

キガリのキミロンコ・マーケットに行く。
地元の人たちが日常に使うローカルマーケットは、東南アジアのそれと同じ臭いがする。
生臭い異臭なのだが、なんだか懐かしい。野菜も果物も、インドやフィリピンと似たもの
を売っていて豊富だ。マンゴ、バナナ、ジャックフルーツなど熱帯のもののなか、なぜか
、いちごもある。豆の種類が多い。カッサバ、さつまいも、たろいも、玉ねぎ、ピーマン
、カリフラワー、キャベツ、トマトなどの野菜。淡水魚ティラピアの干したもの、生魚、
しかし海のない国ルワンダでは魚が少ない。肉、卵、ほかには衣類、靴、布地、電化製品
などなどを、ブース別に並べて売っている。活気があり、人が大勢行き来している。
アフリカ模様の布のバッグを買う。水牛の角で作ったイアリングも買った。

ローカルマーケットの様子

MNTカフェに行く。
MNT はルワンダのITプロバイダー3社のうちの1つだそうだ。この会社のオフィスビル2F
にブルボン・コーヒーのITカフェがあり、おいしいコーヒーが飲めるうえに、ベランダか
らの見晴しがいいことで人気がある。真っ青な空と向こう側の丘を眺めながら、温かいア
フリカン・カフェを味わう。
アフリカン・カフェはブルボン・コーヒーにショウガとミルク、砂糖を入れたもの。カカ
オの香りと、ショウガのほどよい辛さと香りが相まっておいしい。けっこうハマりそうな
味だ。ちなみにアフリカン・ティーもあり。これはミルクティーにショウガをスライスし
て煮出すもの。
ここはワイファイでパソコンがつながるカフェなので、ベランダでパソコンを出して作業
をしている人もいる。

カフェのベランダから見たキガリの丘