共産党の志位委員長の発言

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月30日(木)17時03分0秒
編集済
  今日の讀賣新聞に掲載された「党首に聞く 参院戦」での志位氏の発言です。
(添付画像を参照のこと)

ウクライナ侵攻に対して全欧と米国がロシアを非難し、ウクライナへの武器援助、
ロシアへの経済制裁を強行しているにもかかわらず、プーチン・ロシアは侵攻を
やめようとはしません。

ひるがえってみてロシアとは比べものにならないくらい軍事的にも経済的にも大
国となった中国がASEANのような弱小国が集まった集団体制の平和外交に協調す
ることがありえるとはあまりにも楽天的、脳天気的な話です。

また「党としては自衛隊は違憲だという立場は一貫して変えない。党が参加する
野党連合の民主的政権の対応としては、自衛隊と共存する期間は合憲ということ
になる」などに至っては呆れた口がふさぎません。
ご都合主義もいいところではありませんか。
憲法をなんと心得ておられるのでしょうか。

志位さんはもっと頭の良い方ではと思っていたのに・・・


畳の天日干し

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月30日(木)10時35分51秒
  昨日の讀賣新聞のコラム「編集手帳」に添付画像の記事が載っており、畳の仕組み
に感銘を受けたので家内に読んで聞かせたところ、「そう言えばもう3年も畳の天
日干しをやっていないからやりたい」と言い出しました。
そこで今日は仕事が無く、天気も良かったのでやることになったのです。
畳を上げるにはタンスや仏壇、テレビなども移動しなければならず、それは昨日
の夕方にやっておきました。

そして畳を覆っている上敷き一方向に寄せて、畳を庭に運び出すのですが、一枚
の畳の重いこと!
外に運び出したら裏側を日のあたる方向に向けて敷石のレンガの上や植木鉢に載
せてフェンスにもたらせかかるのですが、猫の額のような狭い庭で方向転換をす
るのは大変で、8枚の畳を運び終えるのに30分もかかりました。

それを終えると今度は上敷きをたたんで二階のベランダに持って行って干すので
すが、八畳の上敷きをたたむのは割かし簡単だったのですが、ベランダのフェン
スに懸けて広げるのは結構難しく、二人でやってやっと広げることができました。

あとは午後3時くらいに畳みを中に入れる作業が待っています。


我が心のテレサ・テン NHK番組「映像の世紀」

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月28日(火)18時04分51秒
編集済
  今日、録画していた「映像の世紀」の「我が心のテレサ・テン」を見ました。
私はテレビは見ない、カラオケにも行かない人間ですからポップスや歌謡曲の世
界には本当に疎く、テレサ・テンも超有名な台湾籍の歌手という認識しかなく、
今回の番組で流された彼女の曲もすべて初耳のものばかりと記したら如何に私が
彼女を知らなかったかがお解りと思います。
この番組では「川の流れのように」の歌は出てこなかったのです。

その私が「映像の世紀」の番組を見て、何度涙を流し、着ているアンダーシャツ
で涙をぬぐったことでしょうか。
歌がこんなにも多くの人の心を動かすものか、自由というものに如何に多くの人
が飢えていることかを理屈抜きに訴える番組でした。

生涯一度も中国を訪れたことの無いテレサ・テンですが、オーストラリアが鎖国
同然だった毛沢東の中国に人民向け、プロパガンダ放送を流し続けていたときに
頻繁に取り上げたのがテレサ・テンの歌でした。
毛沢東亡きあと、文化革命の嵐も静まったあとに採られた鄧小平の自由化政策の
とき、何と万を超えるファンレターがラジオ・オーストラリア放送局に殺到した
のです。

香港が英国から中国へ返還されたときに約束された一国二制度が破られていく過
程において反対の闘志として立ち上がったポップス歌手のデニス・ホーはテレサ
・テンの歌を歌い続け、やがて逮捕されます。
ポップス歌手として香港で安定していた身分までも失う危険性を顧みず、自由の
ために戦ったこの女性を私は心底、尊敬します。

「私は中国でも台湾でもなく、すべてのチャイニーズに向けて歌っています」の
彼女の言葉。
戒厳令下時代の台湾政府に対中国へのプロパガンダの広告塔として利用され、中
国政府からの激しいバッシング対策を受けながらも、彼女が亡くなった今、中国
でも広く彼女の歌は歌われ愛されているということに深い感動を覚えました。
この番組はNHKプラスでは見ることができなくなっていますが、下記のURLが番組
の内容をよく伝えています。
https://ameblo.jp/ron1192ron/entry-12745723496.html

42歳で急死した彼女を悼む人の数はいかほどだったことでしょうか。

「暗がりの中の遠くでほのかに光るロウソクの灯のような存在だった」が彼女の
存在を表現する言葉だと思いました。


亡父の想い出の骨董品

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月26日(日)23時10分13秒
編集済
  亡父が残してくれた磁器の大皿が2枚我が家にあるのですが、使い道がなく、ま
た飾る場所も無いので処分することにしました。
父が求めた品ですから不燃ゴミで出すのは偲びがたく、ネットで調べた骨董屋に
持って行きました。

電話で訪問のことを伝えて店を訪れると、如何にも骨董屋の主人という感じの、
なかなかに風格のあるご老人でした。
そんなに裕福でなかった父が購入したものですから骨董的価値は無いと思います
が、とあらかじめ伝えておいたのですが、快く迎え入れてくれ、持って行った二
つの皿を鑑定されます。

画像1つ目の皿は江戸時代の伊万里だそうです。

私はまったく気づかなかったのですが、縁に5箇所修復の跡があるとのこと。
縁の上の方に細い修復箇所が3つ、下部に大きな修復箇所が2つあるのが見て取
られます。
「江戸時代の伊万里ですね。これは大、中、小と3枚一組のセットになっており、
図柄は全部一緒で、この皿は中です。無傷だったとしても3000円くらいのもので
しょうか」
とのこと。
「伊万里というと皆さんは高級なイメージを抱く方が多いのですが、大量に出回
っているので骨董的価値
は低いのです」
なるほど、と思いました。

そして次の皿ですが、店主は取り上げるなり、すぐに裏返しして見て、「これは
現代ものですね」と言います。


「これは鍋島と言って、現代に大量にコピーされたものの一つです」
「鍋島は独特の採取方で顔料を作って彩色していて大変な手間がかかっているた
め、制作数は非常に少なく、これが本物だったら、そうですね、2千万円はくだ
らないでしょう。最初見たときドキッとしました」と言われます。
そして
「私どもでは値段をおつけして引き取ることはできないので、お父様の想い出の
品として保管されては如何ですか」
と言われるのです。
「私たち夫婦が死んだらこれの皿も処分されると思うのですが、粗末な扱いを受
けて欲しくないので、お宅様で引き取っていただくわけにはいかないでしょうか。
勿論代金など望んでいません。骨董家としてのお宅様が判断された処分方でした
らどんなものでも私は受け入れることができますから」
と言うと
「そうおっしゃっていただけるのなら私どもとしても引き取るのに気持ちがとて
も楽になります。私どもの商売は何十年かけて陳列し続け、やっと売れることが
あるというようなもので、この伊万里も鍋島も欲しいという客が出てくるかも知
れません。またどうしても売れないときは、そういった骨董品を一堂に集めて捨
て値で売る市場もありますから、そこに出品させてもらいます。その時は本当に
捨て値ですが、売れることと思います」
と言ってくださって二つの磁器を引き取ってくださったのです。

私はあの世の父が、きっと納得してくれたであろうと思いました。



終末医療について啓蒙活動を行った二人の医師

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月21日(火)18時14分34秒
編集済
  一週間前に私の妹分を自認する和歌山のカツラさんから下記のメールをもらいま
した。

田辺にゆかりのある、英文学者で翻訳家かつ、児童文学研究者でもある津田塾
大学副学長の川敦子先生という方がいて、私は長らく家族ぐるみのお付き合いを
しているのですが、書籍『病院で死ぬということ』の医師で著者の山﨑先生とのつ
ながりの中、とても貴重な対談が6月21日からYouTubeで配信されるから、ぜひ聴
いて!と案内をいただきました。


キューブラー・ロス女史については有名な『死ぬ瞬間』ではなく、『エイズ 死ぬ
瞬間』を読みましたが強烈な印象を受け、以後、私の同性愛者への偏見を完全に
払拭してくれた著書です。

山崎章郎(ふみお)氏の『病院で死ぬこと』は、私の終末医療に対する認識と覚
悟を確立させてくれた本で、それ以来、同氏の著作、発言には眼を通し続けてき
ましたが、今、肺がんの4ステージだとのこと。
このように意識の高い医師でもこんな重篤の状態になるまで気がつかないのか、
という思いと、いや、終末医療の啓蒙活動に邁進した故の多忙さで、ご自身の健
康チェックもおろそかにされたのかという思いがない交ぜになりました。

津田塾大学創立120周年記念特別対談と銘打ったこの動画をご紹介します。

https://youtu.be/qfYoYAT_TVM

http://

 


Re:目は大事にしたいですね

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月21日(火)18時12分19秒
  k.mitikoさん

>貴方は永井路子の「炎環」を読まれましたか。とても参考になりました。

いえ。読んでいません。
永井路子は鎌倉時代を描くのが得意だったような認識があります。
「炎環」も昔放映されたNHK大河ドラマ「草燃える」の参考史料にもなったよう
ですね。
私は彼女の指摘によって鎌倉幕府の公記録『吾妻鏡』の前半は『平家物語』の
記述を転用していることを知りました。


目は大事にしたいですね

  投稿者:k・mitiko  投稿日:2022年 6月20日(月)19時48分13秒
  リワさんこんばんわ。
貴方も緑内症を患って居られたのですね。私のは長いこと
無症状でしたが、加齢のせいか急に異常を感じましたので
慌てました。それまで一種類の点眼薬でしたが、今日から
一種類追加になりました。パソコンもスマホもOKとの
ことで一安心です。私にとってパソコンは生き甲斐ですし
生きることですから目を大事にしたいと思います。
話は代わりますが、先日の音楽についての論議もっと進めたいですが、
またの機会にします。ブログの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は文章は
私が書き、写真はyosiyukiが選んでくれました。日本史の勉強になっています。
貴方は永井路子の「炎環」を読まれましたか。とても参考になりました。


Re:色々ありまして・・・ 

 投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月20日(月)12時43分1秒
  k.mitikoさんも緑内障を長年患っておられるのですね。
私は数年前から軽い緑内障と診断され、二種類の点眼薬の世話になっていますが、
おかげさまで進行は微々たるもののようです。
私に緑内障の検査を受けに行くようにと忠告したのはCapt.Senooなのです。
彼が奥様の眼科医への受診に付いてきて、ついでに目の検査を受けませんかと言
われて受けたら初期症状であることが判ったので私にも受けるようにと言ってき
たのです。

k.mitikoさんのブログ「道子の部屋」に「鎌倉殿の13人」のことが記されてまし
たが、よく調べておられますね。
画像も鮮明でどうやって入手されましたか?
Yosiyuki君がしてくれたのですか?
https://nvuedi93pz1y.blog.fc2.com/

昨日は源範頼が殺害されるシーンがあり、実に嫌な後味の悪いものを感じました。
清和源氏は八幡太郎義家以来、畳の上で死んだ武将は数えるほどしかいないほど
血なまぐさい一族で、私はまったく好きになれません。

武門ですから戦で命を落とすのは仕方無いのですが、一族の骨肉の争いが目立っ
て多く、頼朝の子も孫も全部、横死しています。
それに比べ、一門同士の争いがほとんど無く、最後は壇ノ浦で一族そろって滅亡
死した平家の方が遙かに好きです。

そんなわけで陰惨な展開が想像される「鎌倉殿の13人」はあまり乗り気のするド
ラマではなかったのですが、k.mitikoさんと同じく、北条義時演じる役者がいい
ので毎回欠かさずに見ています。
 


小説『波の上のキネマ』

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月20日(月)11時13分37秒
  萬凛さんへの投稿で 『オリオンと甘夏』 のことに触れましたが、その後、同じ
増山実著の『並の上のキネマ』を読みました。
その前には『風よ僕らに海の歌を』とここ二週間で連続して増山氏の作品を読ん
できています。
処女作『勇者たちへの伝言 いつの日か来た道』に深い感銘を受け、それ以来こ
の著者のファンとなっています。
小説を読まなくなって久しい私がこのところ、惹かれて読むようになったのが西
村賢太とこの増山実です。

『並の上のキネマ』は出だしはまるで映画「ニューシネマパラダイス」の日本版
かと思わせるようなものがありますが、三分の一読んだところから物語は急転直
下、息つぐ暇もないくらいの展開となり、やめられなっくて昨日、一気に残り三
分の二を読破しました。

Amazonの読者レビューに下記のような評が載ってました。

閉塞感に息が詰まる」
どうしちゃったんだろう……。同じ作者の作品にはもっと広がり(空間も時間も)
があったはず。なのに今作はとても小さい世界、しかも閉じられた閉塞感しかな
い劣悪な環境でのひどい話に終始している。歴史としてそれが事実であったとし
ても、そんなのを読みたいと誰が思うだろう? 相変わらずご都合主義に配され
た「有名人」も話の運びに何も関係ない(これは他作品でも同様なのだが)。
そして、女性の描かれ方がひどい! 一目見ただけの人を思い続ける女なんて、
男の理想でしかないと思う……


酷評ですね。
「劣悪な環境でのひどい話に終始している、そんなを読みたいと誰が思うだろう?」
については私自身、陰惨な話は読みたがらない方ですが、この物語全体を見たとき、
この小説の三分の二を占めるこの部分が大きな物語を構成する上での重要なもの
となっていると思いました。

相変わらずご都合主義に配された「有名人」も話の運びに何も関係ない(これは
他作品でも同様なのだが)、の部分は画家、藤田嗣治を指していますが、話の運
びに何の関係も無いどころか、彼が描く女性のスケッチが後半重要な役割を果た
すのです。

女性の描かれ方がひどい! 一目見ただけの人を思い続ける女なんて、男の理想で
しかないと思う……、というところについては私は恋愛経験が乏しいですから何
とも言いようが無いですが、中学生のころに一回しか会ったことが無い少女に一
目惚れしてずっと長い間、彼女のことを心の中で想い続けていました。
女性だってそう言う人はいるのではないでしょうか。

それにしてもこの作家は芥川賞にも直木賞にも縁が無く、『勇者たちへの伝言』が
「大阪ほんま本大賞」という賞を取っただけです。
要するに”純文学書き下ろし作品”からは遠いからでしょうか。
””をつけたのは私はこの気取った言い回しが嫌いだからです。
それにしてもこの人の作品は6つだけで、あと読んでいないのは『ジュリーの世
界』だけなのです。(今、図書館で貸し出し中)

「大阪ほんま本大賞」とは「大阪に由来のある著者、物語であること」「文庫で
あること」「著者が存命であること」の3条件を満たすもの。
 


色々ありまして・・・

  投稿者:k・mitiko  投稿日:2022年 6月20日(月)10時58分16秒
  萬凛さんこんにちは

ご無沙汰しています。私は長年「正常眼圧緑内障」の持病があり、
最近左目に異常が出ましたので、パソコンもスマホも自重していました。
今日眼科で診察を受けましたら少し進行しているようだが、パソコンも
スマホもして構わないとのことでほっとしているところです。これから
安心してパソコンが楽しめそうですので、また色々と発言をしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
 



Re:人間関係のこと 再び 

 投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月19日(日)21時33分14秒
  萬凛さん

>まず、レモンちゃんのこと。
>人間の幼児も同じような反応をするのですか!?

そうです。
昨日も大阪市内の小さな保育園の調律に行ってきたのです。
土曜日ですから園児は3人しかおらず、調律をしている間も2人の保母さんに対
してだだをこねたり、機嫌を良くしたりといろんな反応をするのです。
レモンちゃんと一緒なのです。可愛いですよ。

上手ですね、の褒め言葉はアスレチックの作者へのものでしたか。

>出品者さんには、「天才ですね!」とメッセージを送りました。

素晴らしい対応です!
制作者や創作者のその作品への賛辞ほど、彼らを幸せな思いにさせ、励まさせる
ものは無いと私は思っています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』におけるフレディの父親の態度について

>愛情って無条件じゃないんですか?
>まして親子関係なのに。。。

萬凛さんが記されていること、そのような無条件の愛情で繋がる親子ばかりとは
限りませんよ。
私は客相手の商売をしてきていますから多くの親の子どもに対する思いを聞き、
知ってきました。

自治会の件、ミスをしたのは萬凛さんではなく、会長さんとのこと。
それで萬凛さんに有給休暇まで取らせることになったとはお粗末な話です。
ここ数ヶ月だけで何回もトラブルに巻き込まれているとは、いっときも役員を辞
めたい気持ちになられることでしょうし、私もそれを勧めたいですが、それらを
乗り越えていい成功体験になったと言われるのでしたら立派なものです。

>あと、凡人について。
>30代で、凡人に気づくってすごいですね。

それって遅いんじゃないの、というのが普通の反応だと思うのですが・・・

40代後半になって、私、お馬鹿ちゃんなんだ!と気付きました。
悪い意味じゃないです。
自己受容とか、等身大の自分ってことです。
最近、自分の中だけのお気に入りフレーズは(注意されそうですが)、
「私は、日本お馬鹿組合会員、駄目子クラブ副部長、です」です。

ここの段は少し理解しにくい面があるのですが、要はありのままの自分を肯定し
て受け入れるということでしょうか。


Re:音楽は人生のパートナー

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月19日(日)14時32分34秒
  萬凛さん

早速の返信投稿にびっくりしました。
でもk.mitikoさんへの投稿を書き上げたところなのでこちらを投稿させてもらい
ます。

k.mitikoさんもあの「クラシックTV」を見られたのですね。


>私は長年クラシック音楽を楽しんできましたが、貴方やyosiyuki
>のように深い鑑賞ができなくて、長年うわべだけを楽しんで
>きたように思います。でも音楽は人生のパートナーと思っています。

音楽をどのように楽しむかは、それこそ人によって千差万別だと思います。
深い鑑賞のように思えようとも、もうわべだけのように思えても本人がそれで楽し
め、人生における大切なパートナーだ思えるのだったらそれでいいのではありま
せんか。

私はyosiyuki君お勧めのハイティンク指揮の未完成を聴いたとき、感動を覚えま
したが、それでもyosiyuki君のような深いものとは思えませんでした。
その証拠にこの演奏のことを「サロン便り」で取り上げた後、私は1回聴いただ
けでそれ以降、現在まで聴こうとしていません。

もう25年以上も前の話ですが、私の顧客のピアノ教師と、かつての同僚だった調
律師の二人が音楽に対するずば抜けた感性を持っていたのですが、私を含む3人が
同じ日に聴いたピーター・ゼルキンのピアノ演奏会で曲名はもう忘れましたが、
ベートーヴェンのソナタの演奏に深い感動を覚えたことをそれぞれが別個に私に
話してくれたのですが、私はそれほどには感じなかったのです。
そのとき、私は音楽の感受性の鋭さには上には上があるものと思ったものでした。

ただ私が自信を持って言えることは私は私の感じた感動や好みに忠実であるとい
うことです。
みんなが感動しても自分が感じなかったときはその感受をそのまま受入れ、肯定
します。
万人が名曲と言っても私がその曲を好きで無いときはそのことを隠したりはしま
せん。
どんな文学賞を取っても私が感動しなかった文学作品ははっきりとその感想を表
明します。
これは美術でも舞台芸術でも言えることで、私は自分の好みが偏っていることも
よく自覚しています。
芸術というものは発表されたときから作者の意図からは解放されたものであり、
聴き手、読み手、観賞者のセンサーによって如何様にも感受されてもいいものだ
と思っているのです。

これについては私のホームページでも紹介している「モーツアルト」を読んでい
ただけたら理解してもらえると思います。
http://hmpiano.net/riwakino/2022/22.06.19Mozart/newpage1.html
 


人間関係のこと 再び

  投稿者:萬凜  投稿日:2022年 6月19日(日)12時50分4秒
  リワキーノさん

こんにちは。
いつも、返信をありがとうございます。
今回も、「へぇ~」「なるほど…」「気持ちわかる!」、といろいろ心に刺激を感じながら読みました。

まず、レモンちゃんのこと。
人間の幼児も同じような反応をするのですか!?
鳥と暮らしに慣れてきて、一緒にいると幼稚園児みたいに感じる時があります。
怒らるとわかって行動したり、怒られて飛んで逃げて行く時の表情とか、可愛いくて笑ってしまいます。

バードアスレチックの「すごく上手いですよね」は、アスレチックのことです。
アマチュアのハンドメイド作品なので、こんなのが作れることに感動しました。
出品者さんには、「天才ですね!」とメッセージを送りました。

(投稿画面も、今、急にコピーペできなくなりました!)
(なんで~(。>д<)、なので短めにします)

大型アスレチックは、メルカリがお勧めです。
比較的安価で、個性溢れた作品がたくさん出品されてます。
もし、鳥飼いさんにアドバイスする機会があったら、教えてあげて下さい。

『甘夏とオリオン』(私もこっちに読めます)のこと。
文章を拝見して、私もびっくりしました。
かなり自分と重なりました。
親って、影響力が強いんですよね。
小さな言葉が呪縛になることもありますね。
例えば、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもフレディの父親には怒りを感じます。
正しいことって何?
正しいことをしたからフレディを認めるの?
それっておかしくないですか?
愛情って無条件じゃないんですか?
まして親子関係なのに。。。
また、腹立っちゃった…。
独身なので、未だに子ども視点なんですよ。

あと、役員のこと。
ミスは会長さんです。
管理組合会長、自治会会長、会計のさんにで行きます。
たぶん大丈夫だから説明すると、通帳が管理組合と自治会の2種類あるのと、不正予防だと思います。
3人で行けば1日で手続きできるんです。
そこを2人で行くというので、「前回は3人で行ったけど大丈夫ですか?」と何度も確認しました。
はっきりした返事がないけど、リーダーシップをとるから分かってるんだろう、と思いました。
だけど、後になって全然把握してないことが判明して、真っ青になりました。
悪口みたいで嫌だけど、ここ数ヶ月だけで、すでに何回もトラブルに巻き込まれてます。

私も、たいがいおバカさんですからね。
そういう人の気持ちは、わかる方だと思います。
だけど、迷惑のかかる範囲が広すぎて戸惑います。
名義変更では、会社にまで迷惑が及んだんですから。。。
だけど、勉強になりました。
あちこちと連絡を取って、乗り越えたことは、いい成功体験になったと思います。

あと、凡人について。
30代で、凡人に気づくってすごいですね。
私は、子どもの頃から凡人です。
40代後半になって、私、お馬鹿ちゃんなんだ!と気付きました。
悪い意味じゃないです。
自己受容とか、等身大の自分ってことです。
最近、自分の中だけのお気に入りフレーズは(注意されそうですが)、
「私は、日本お馬鹿組合会員、駄目子クラブ副部長、です」です。

本当に、寅さんのおいちゃんじゃないけど、馬鹿だなぁ~、駄目子だなぁ~、って自分に言いたい日常ですよ。
だけど、一生懸命生きていたら助けてもらったりしますね。
有難いです。本当に…。
良いこと続きな時は、自分を冷静にさせてくれるフレーズです。
なんか、妙にやたらと誉められたりする時も、たまにあるから冷静は大事です。

何にせよ、人それぞれ役割があるのかな。
人体みたいなもので、それぞれの役割を果たすことが大切なんだと思います。
賢い人ばかりでも息苦しいし、お馬鹿ばかりじゃ世の中回らないですから。

結局、長くなりました。
投稿完了まで、ドキドキ!

最後に、久しぶりにk.mitikoさんの投稿、嬉しかったです。

返信投稿、急ぎません。
お時間のある時、よろしくお願いします。
また、読むの楽しみにしてます。
 


Re:人間関係のこと ・その2

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月19日(日)11時04分59秒
  萬凛さん

先の投稿の続きです。
自治会の通帳の名義変更のこと、なぜ3人で行くのでしょうね?
まさか、詐欺を警戒してでは無いでしょうが、大仰な感じがします。
こんな掲示板上では明かせないでしょうが、プライベートでお会いしたときに聞
いてみたいものです。

>あとは、人間関係で私って嫌わて当然と思うことがありますよ。
>人と関わるとき、無意識で相手の中に不幸を探すような所があると感じ
>ています。

人の不幸は蜜の味、という言い回しがありますね。
しかし、萬凛さんはそんな感じはまったくしなかったです。

相手を幸せな人と認識して向き合う、ってことはそれを言祝ぐという意味でのこ
とでしょうね。

他人の幸福、幸運、優れた業績を心から喜べ、賞賛できることは素晴らしいこと
であり、そんな人は相手からも信頼され、好意を持たれると思います。

逆のことを想像したら容易に解ります。
私が寝屋川団地で自治会役員をしていたとき、同じ役員仲間で親しかった少し年
上の男性が有名な事務機器の会社に勤務していたのですが、本人から課長になっ
たことを聞いて別の自治会の古株のような男性にそのことを話したところ、その
男性はその会社くらいの規模の課長ってそんなにたいしたもんではない、と言う
のです。

また、これは知人のピアニストの女性ですが、私がソプラノ歌手の森麻季さんが
歌うカッチーにのアベ・マリアの美しさに感動してそのこと話したところ、「あの
人、顔は整形しているのですよね」と言うのです。

いずれの場合も私は、その人たちが普段隠している性格の嫌な面を垣間見るよう
な気がして、鼻白んだものでした。

>でも、たまに何でも持っているなぁ、何でも出来るんだなぁ、という人
>がいますね。

います。
私の周囲にも何人もいますよ。
何もかもがかなわない。しかしそれでもその人が持っていない何かを私は持って
いるという認識をいつも感じるから私は気にはなりません。
その何かについて説明するのに最近、メールのやり取りをしている女性に送った
内容がいいので、ここに載せますね。

私は30代の若き日に自分が凡人でることを自覚し、愕然としたことがあります。
そして私は凡人だが、偉大な凡人になってやろうと思ったのです。
偉大な凡人とは何かと言いますと、世の中には非凡な人がいますが、そう言う人
たちは概して協調性に欠けたり、個性の強さ故に敬遠されることが多いことに気
づき、私はそれら非凡な人たちと世間一般の人たちとの架け橋になろうと思った
のです。

そうすることによって非凡な人の恩恵を世間一般の人たちも享受できることにな
り、非凡な人も孤独感に陥ることが防げ、両方にとっても良いことになると思っ
たからです。
それが私の定義する偉大な凡人です。


私はこの姿勢を40年間続けてきたので、人を羨むとか妬むとかいう負の感情に支
配されることが無かった、これが私に何かを持っている、という意味です。

>魅力的な人とは、相づちの上手な人、らしいですね。
>これなら改善できる!!

相づちの上手な、と言うと何かテクニックを用いているようにも聞こえますが、私
が強く勧めるのは、「相手の話を興味を持って真剣に聞くこと」、これに尽きます。
興味を持つことは難しい場合があるかも知れませんが、真剣に聞くことは努力で可
能であり、それだけでもその相づちは心のこもったものとなります。

レモン太郎ちゃんの画像。
小鳥用のアスレチックがあるのですね。
「すごく上手ですよね」とあるのはレモンちゃんの動きのことでしょうね?

>撫でて~って肩に留まって、気にくわないと爆発するように翼を広げます。

もう人間の幼児と変わらないですね。
 


音楽は人生のパートナー

  投稿者:k・mitiko  投稿日:2022年 6月17日(金)09時07分29秒
  リワさん

私も昨夜NHK番組「クラシックTV」 でチェロ演奏を楽しみました。
私は長年クラシック音楽を楽しんできましたが、貴方やyosiyuki
のように深い鑑賞ができなくて、長年うわべだけを楽しんで
きたように思います。でも音楽は人生のパートナーと思っています。


NHK番組「クラシックTV」 チェリスト、宮田大

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月17日(金)00時01分19秒
  この番組はいつも楽しみにしていて、録画しているのですが、今日リアルタイム
で聴いたチェリストの宮田大さんの演奏は素晴らしかったです!

私は日本のチェリストでは、若き日に演奏会でも聴き、LPレコードで馴染んでい
た堤剛さんと藤原真理さんのファンだったのですが、今日、宮田大さん演奏を聴
いて、もの凄い感銘を受けました。
その感動を言葉には言い表されないのですが、高音部の音色の美しさ、音程の確
かさ、そして音楽性豊かな演奏はヨーヨー・マやピエール・フルニエの演奏にも
ひけをとらないのではという印象を受けました。

風貌がゼレンスキー大統領に似ているのに驚きました。。

ついでに堤剛さんと藤原真理さんをネットで画像を検索したところ、シルバー世
代の風貌となっておられましたが、藤原真理さんがそれなりにお美しいのに感銘
を受けました。
 


Re:Re:人間関係のこと ・訂正

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月16日(木)12時20分53秒
  『オリオンと甘夏』と紹介しましたが、『甘夏とオリオン』でした。
この談話室のサイレント読者からの指摘で判りました。
でも表紙を見ると間違えるのも無理無いと思いませんか?


Re:人間関係のこと

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月15日(水)22時37分10秒
  萬凛さん

コメントが遅くなりました。
私、仕事もこのところ、忙しいのですが、友人のことで気に掛かることがいくつも
重なり、しかも我が孫娘が今日、語学留学でカナダ・バンクーバーに旅発つことも
あってバンクーバーの日本庭園の庭師夫妻への依頼事なども重なり、萬凛さんの心
を打ち明けた投稿に十分に答えられそうになく、つい投稿が遅くなりまし
た。
あまりにも遅いので我が姉、k.mitikoさんは私の体調が悪いのではと思ったそうです。
今日も萬凛さんの投稿にすべてレスはできませんが一部だけ返信させてもらいますね。

自治会役員の仕事でミスをやったそうですが、それは萬凛さんご自身のミスだった
のですか?
それだったら休暇を取ってでも処理に当たらなければならないのでしょうが、初め
て自治会の役員をする人へのサポートが十分ではなかったことも考えられますね。

>会話のことは、家の雰囲気もあったと分析しています。
>一応前置きしますね→人のせいにはできませんが。。。
>小学2年のとき、クラスメイトに「なぜ喋らないの?」と聞かれました。
>それは、とても小さな種だったと思います。

この箇所を見て、私は驚きました。
前日に読みかけた『オリオンと甘夏』(増山実・著)の下記のところを読んだばか
りだったからです。

(ひどくはしゃいだことで父親が冷たいまなざしを向けたことから)
恵美は、いつの間にか人前ではしゃげない子供になった。
はしゃごうとすると、心のどこかに赤信号が灯る。そして体が固まる。
そしてついには父親がいなくても、恵美は人前で、はしゃがない人間になってしま
った。小学校高学年になると、さらにその傾向がひどくなった。
人前で、声を出すのが怖い。声を出して、注目されるのが怖いのだ。
黙っていれば、何も問題はない。頭が勝手にそう考えた。
誰かに何かを訊かれても、ずっと黙っている。
最初は、クラスメートが近づいてきて「なんで黙っているの」と言ってきた。
時々は「おい、『あ』って言ってみろ」などとからかう奴もいた。それでもずっと
黙っているのでみんな次第に離れていった。
最初は寂しかったが、そのうちそれが楽になった」
誰かと一緒にいるより、一人の方が楽。相手に自分の行動を見られて、反応される
のが嫌。
しかし心の中は違った。本当は思い切りはしゃぎたかった。


まさに萬凛さんが談話室で記されていること、そのままではないでしょうか。

後はまた後日に返信させてもらいます。
 



水浴びレモン

  投稿者:萬凜  投稿日:2022年 6月 5日(日)01時40分2秒
  アスレチックはメルカリで購入。
すごく上手ですよね。
 


訂正。

  投稿者:萬凜  投稿日:2022年 6月 5日(日)01時32分43秒
  ペットちゃんの文章。
「芸術はハンドメイドだぁ~」→「芸術は爆発だぁ~」です。
変換ミスです。
すみません。
 


人間関係のこと

  投稿者:萬凜  投稿日:2022年 6月 5日(日)01時25分32秒
  リワキーノさん

こんばんは!
やっとこ再投稿します。

とても丁寧なレス投稿、ありがとうございます。
充実の内容で、同感したり、なるほど~と思ったり、え~っ!とびっくりしたり(防犯委員長のこと)、なかなか忙しかったです。

たまたま、明日、また地域清掃です。
会計担当になりました。
今は業者さんに管理業務の一部を委託しているので、かなり楽になりました。
前回まで一緒だった、団地の管理業務愛好家のおじさんが役員じゃないのは残念ですが…。
役員会には参加されていて、ありがたいです。

ですが、通帳の名義変更のことで不手際があり、立て続けに有給を取ることになりました。
泣きそうになりましたよぉ。
おそるおそるリーダーに伝え、やり繰りして何とかなりました。
本当に取りづらいから、休めません、って伝えてたのに…。
とはいえ、とても勉強になりました。
なぜ3人で通帳の名義変更に行くのか、とか、銀行予約のこと、全体の流れ、などなど。
今回は、自分もしっかりしないとダメですね。

会話のことは、家の雰囲気もあったと分析しています。
一応前置きしますね→人のせいにはできませんが。。。
小学2年のとき、クラスメイトに「なぜ喋らないの?」と聞かれました。
それは、とても小さな種だったと思います。
だから、環境によっては忘れてしまう程度の出来事だったと思います。
だけど、私は、喋れないのに喋れることに価値をおく人達の環境にいた、と思います。
だから、種から芽が出て、どんどん育ちました。
本当に苦しかったです。

今から思うと、喋れなければ、認めてもらえない→一人ぼっち(孤独)になる→それでは生きていけない→よって死んでしまう、って思考回路になっていました。
そりゃ、必死になるはずだぁ、と思います。

無理な頑張りをやめたら、やっぱり思っていた通り孤独なった、と感じました。
だけど、孤独と向き合うことで、そのうちに自分と友達になれました。
自分と友達になり、少しずつ楽しいことも出てきました。
今も孤独だなぁ、と感じることは多々ありますが、今の人との関わりは本物だと思っています。
嫌なことも、良いことも。。。

裏表のこと、私も同感です。
腹のそこが読めない人とか、苦手です。
言いたいことがあったら言って欲しいです。
伝える労を払わず腹を立てている人とか嫌いです。

あとは、人間関係で私って嫌わて当然と思うことがありますよ。
人と関わるとき、無意識で相手の中に不幸を探すような所があると感じています。
結局、それが自分のストレスにもなっています。
それで、いまミッションとして、相手を幸せな人と認識して向き合う、ってことを心掛けてます。
そのほうが楽しいですよね。
そして、嫌らってくる人のことは、今の自分には縁のない人と思うことにします。
アドバイス、ありがとうございます。

リワキーノさんには、欠点の見当たらない人がおられるんですね。
私の近くにはいるかな???
でも、たまに何でも持っているなぁ、何でも出来るんだなぁ、という人がいますね。
そういう人が気になったら、こう考えています。
ここはバランスの世界。
この人はすべてを持っているとしても、持っていない、を持っていない。
この世界では、全てを持つことは出来ない。
もし、全てを持ったとしたら、神様の世界に連れて行かれちゃてるはず。
この世界にいるってことは、何か欠けている事があるんですよね。

あと、会話のアドバイス、ありがとうございます。
リワキーノさんが言っているのは、「相づち」のことだと思います。
魅力的な人とは、相づちの上手な人、らしいですね。
これなら改善できる!!
って思ったけど、相変わらずめっちゃ下手ですね。
私、会話のキャッチボールが出来ないんだ、と最近気づきました。
案外、一方的に喋ってたりするんだな、と。
たぶん、少しずつ自分を俯瞰で見れるようになって来たのかも。

とはいえ、1人でマイペースにしてるのが好きかな。
退屈する時もありますが。。。
1人で楽しく過ごしていて、ふと気づいたら横に一緒に居てる人(達)がいた。
そんな感じがいいなぁ、と思う、今日この頃です。

トートバッグのこと。
自分用とメルカリ用、を作ってます。
ハンドメイド、ぼちぼち売れてるんですよ。
小物入れ、クッションカバー、とか。
トートバッグは1つだけ売れました。
色違いも出品予定ですが、ぼちぼち製作中ですね。
いつもイメージが先行して、現実は「ぼちぼち」なんです。

ペットちゃんの写真、後で投稿します。
レモンちゃんは遊び上手ですが、超マイペース。
撫でて~って肩に留まって、気にくわないと爆発するように翼を広げます。
芸術はハンドメイドだぁ~、の岡本太郎にちなんで、レモン太郎と呼んいでます。
桃太郎じゃないですよ~。
 


還付金詐欺 ・追記

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月 3日(金)18時31分55秒
  この還付金詐欺のことを談話室を普段見ていない友人・知人たち20人にLINEで知ら
せたところ、たちどころに反応があり、多くの人からコメントをいただきました。
その人たちへ応えるためにも、もう少し今回の事件のことを詳しく記したく思い
ます。

普通、冷静に他人事としてこの事件の経過を見たら、朝の9時前に公共機関から電
話があること、通知書の再発行をするための手続きに銀行に行かせること、そして
その際にキャッシュカードと携帯電話を持参することなどを言ってきたら即座に怪
しいと思いますよね?

ところがこの詐欺師たち、芸が細かいと言うのか、最初は緑色の封筒の細かい説明
をするのです。
送付日付や差出人の名前、中身の説明。そして何とか探してもらえませんか、と言
うものですからこちらも家内に尋ね、家内も一生懸命探すのですが見つからないの
でその旨を伝えると、再三、念を押してくるのです。

30分近くも家内が電話で話したあとにやっと還付金があること、その振り込み先の
銀行口座の話になったそうです。
振込できる取引銀行の条件として、5年以上の取引があるか、5万円以上の預金があ
ること。
そうでない銀行の場合、手数料が2千数百円かかること。

取引銀行は数十年の付き合いがあり、ネットバンキングを利用しているため、ある
程度まとまった金額を預金していることを伝える頃になると家内もすっかり信用し
てしまい、私も後からその銀行マンを名乗る男の電話を受けたとき、如何にも一流
の銀行マンらしい電話の応対にすっかり欺されてしまったというわけです。
これは一種の催眠術のような手法も盛り込んでいるのかも知れません。

LINEで送信した知人の中でファイナンシャルプランナーの女性がいるのですが、彼
女の下記のコメントがこのあたりの巧妙な語り口に欺される盲点を説明してくださ
っていると思います。

一番怖いのは、「(今年はいつもと違って高額医療)あるかも」と思ってしまうタイ
ミングの偶然が一致した時の巧妙な話し方ですね!
おかしい点をスルーさせてしまう力がある。私も「ふん、ふん」って言う事を聞い
てしまうかも!

詐欺師には時間がたっぷりありますから、30分かけて思い込みを強化させるのですね。
早々にキャッシュカードと言い出すと、ピン!とくるかもしれませんが、話をあく
までも緑色の封書に集中させると「ピン!」が発動しないですものね。
本当、優秀な人がトップにいるんだと思います。


この御仁、まともな営業の仕事についてもかなり頭角を現すのではないかと思うよう
な話術で、詐欺だと判っても不思議と腹も立たなかったですね。
実際に会ったら結構魅力的な人かもしれません。


還付金詐欺

  投稿者:リワキーノ  投稿日:2022年 6月 1日(水)23時18分0秒
  この種の詐欺の被害に遭う人たちのことを、よくも簡単に欺されるもんだな、と
思っていた私ですが、今日、危うく引っかかるところでした。

今朝9時前に市外局ナンバーが東京からの電話が架かってき、健康保険機構の某
を名乗り、昨年の医療費が高額だったことへ問い合わせる内容の緑色の封筒を送
付したが、その返信回答の書類が未だに届いていないので電話したとのこと。

昨年は脊柱管狭窄とデュプイトラント拘縮という手の平の手術、大腸のポリープ
摘出と入院を伴う手術をしているので、すっかり信用してしまい、その緑色の封
筒が見当たらないので家内が知っているのではと思って家内に電話を託したので
す。
家内もその該当する緑色の封筒は覚えが無く、だいぶ長いこと電話していたので
すが、どうやら2万数千円の還付金があるという内容であること、そしてその振
込先の銀行名を尋ねていることが漏れ伝わってきたのです。
仕事がある私は9時半頃に出かけていったのですが、仕事先に家内が電話してき、
健康保険機構の電話が終わったあと、教えた取引銀行から電話があり、届いてい
なかった緑色の封筒の再発行をしてもらうため、指定の取引銀行支店に携帯電話
を持参のうえ来てもらい、手続きをして欲しい旨を言っていることを私に伝える
のです。その担当者は某銀行本店営業部のワダと名乗ったそうです。

携帯電話は主人しか持っていないことを家内が伝え、私が昼前にいったん自宅に
戻ることを伝えると、相手はそのころに電話してくるとのことで、私も帰宅して
からその電話を受けたのです。

相手が指定する某銀行の寝屋川駅店はATMのみの出張所で、再発行手続きするため
に通帳とキャッシュカードと携帯電話を持参して欲しいと言うのです。
郵送した郵便物の再発行のために何でキャッシュカードがいるのかと普通だった
ら怪しむはずですが、私はそのときは本当に疑心を抱かなかったのです。

午後からの仕事を控えていた私は手続きは簡単に済むのかと尋ねたら、手続きそ
のものは5分ほどで済むが、オンラインの窓口が込んでいることがあるので予約が
必要と言うのです。
午後の仕事が3時頃に終わることを伝えると、相手はその頃に私の携帯に電話して
予約を取らせてもらいます、と言います。

その電話を切ったあとに、家内が添付の画像の封筒をもってきて「これって還付
金詐欺なのとちがう?」と言います。
その封筒は医療費の明細が記された寝屋川市役所からのものです。

その時、私は初めて詐欺ではないかと思ったのです。
仕事に行く時間が迫ってましたが、私はすぐさま某銀行東京の本店に電話したと
ころ、詐欺であることが判明したのです。

そして仕事先で大変苦労した調律を終えて顧客と談笑しているところにその偽銀
行マンから電話が入りました。
「その件ですが、念のために某銀行本店に電話したところ、東京本店は一個人様
に業務電話をすることは有り得ません。還付金詐欺の疑い濃厚です、とのことで
すので、この件はこれでおしまいにしましょう」と言って電話を切りました。

そばで聞いていて呆気にとられたお客様が「詐欺現場のやり取りを初めて接しま
した!」とおっしゃいました。

皆さん、
欺されそうになった私を笑いますか?
実際に遭遇して思ったのは、彼らのその語り口と声音の巧妙さ。
ペテン師と詐欺師は超一流の役者であることを実感しました。