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| ロスアンゼルス・ドジャースが優勝しました。 日本人の野球ファンの多くが喜んだことでしょうが、私は敗れたトロント・ブ ルージェイスとファンたちへの強い哀切の念を感じています。 30チームあるアメリカ大リーグの中でカナダのトロントというアメリカ国外に 本拠地を持つ唯一の球団へのトロント市民だけでなく、カナダ国民の思い入れ は強く、32年ぶりのワールドシリーズ制覇を願って死闘と言ってもいい7戦を 闘ってあと一歩というところで敗退していったブルージェイズ。 ブルージェイズの本拠地ロジャースタジアムでの試合を見た人たちでしたら誰 も感じたでしょう、あのブルージェイズのファンたちの応援ぶりの切実さを。 大谷翔平がホームランを打ったときに静まりかえるスタジアムと、ブルージェ イズの選手が得点するかも知れないという打席のときには全員立ち上がって見 守るボックス席の観客の様子。 第7戦の9回裏、ブルージェイズが一打さよなら勝ちのチャンスのときに山本由 伸が出てきて抑えきり、その後も続投して最後に勝利投手となったこと。 大谷選手は大リーグ入りするとき、ドジャースかブルージェイズかの選択肢が あったのがドジャースを選んだため、シリーズで大谷選手が打席に立つと凄い ブーイングが起きたこと。 これはフェアなマナーではありませんが、それほどブルージェイズのファンた ちは大谷選手の獲得を熱望していたことの裏返しという現象のように思えます。 その後、山本由伸、佐々木朗希という日本を代表する投手がドジャースに入団。 ブルージェイズのファンたちはどんなに思ったことでしょう。 この3人がいなければ絶対にブルージェイズが勝ったと。 敗軍の将、ジョン・シュナイダー監督のコメント(要約) 選手への称賛:「自分たちの野球はできた。彼ら(ドジャース)は確かにいい チームだけど、僕はこのチームの26人、世界中のどのチームより誇りに思う」。 敗戦の悔しさと感謝:「本当に激しいシリーズだった。自分たちが最後まで勝 ち残れなかったのは残念だが、デーブ(ロバーツ監督)とそのスタッフ、そし てチームの皆に心から祝福を送りたい」。 -シリーズ全体の振り返り:「両軍、すべての選手が正しい意図を持ってプレ ーしていた。選手たちが今日のようによく戦ってくれたことには、心から感謝 している」。 (いずれもCopilotから) そしてジョン・シュナイダー監督はこうも述べています。 「選手たちのことを思うと勝てなかったことは本当に辛い」 来期は是非ともブルージェイズにワールドシリーズ制覇を成し遂げて欲しい思 いです。 しかし、シリーズを通して私は心理的にブルージェイズを応援しましたが、私 が応援するとろくな結果にしかなりません。 日本のプロ野球でのパリーグの優勝争いでは私は福岡市出身なのにソフトバン クではなく、日本ハムを応援しました。新庄監督のファンなので。 日本シリーズでは阪神を応援しました。 大リーグではブルージェイズを応援しました。 いずれも敗退。 私は疫病神なのかも知れず、来季の大リーグの試合はあまり見ないことにします。 |