10/12 2007掲載

手打ち庵夫婦の「ロマンティック街道とスイスアルプス紀行

(8)モンブラン&ジュネーヴ

 

スイスに入って、ずーっと悪かった天候も漸く回復して、ツェルマットでは、憧れのマッターホルンを
見ることが出来、感激の一日を終えて、今日は最後の目的地、モンブランの麓シャモニー、そしてジュ
ネーヴへと向います。

グリンデルワルトでは、遂に晴れ男の称号を捨てなければならないかと思いましたが、弥陀ヶ原の時と
同じように、肝心な時に晴れ上がってくれました。

 

我々が宿泊したホテルの朝です。   

 

このホテル、部屋ではインターネットが繋がらなかったのですが、ロビーでなら無線が使い放題とのこと。
もちろん無料です。こんなのドイツでも、スイスでも初めてでした。
Cap.Senohも高いなーと思ったようで
すが、大体どこでも
30分ないし1時間で5スイスフラン、24時間だと30スイスフランほど取られます。   

 

今朝もマッターホルン様はご機嫌麗しいようです。  

 

しかし、我々は出立です。 もう一度別れを告げて・・・   

 

ティーシュまで電車で行き、そこからバスに乗り換えます。 ティーシュからはガソリン自動車OKです。
これはティーシュに向う途中で見えるドム?と思うのですが・・・ 

 

バスはマッター谷を進み、やがてローヌの谷に出ます。 マッター谷ではこのように断崖の上に沢山の村
を見ることが出来ます。  

 

ローヌの谷をシャモニーへ向って、西へ進むとやがてシオンです。シオンにはトゥルビヨンの丘とヴァレー
ルの丘の
2つの丘があり、トゥルビヨンの丘には古城、ヴァレールの丘には12、3世紀の教会が建っています。  

 

ローヌの谷の北側に聳えるベルナー・アルプスの山々が連なっています。  

 

バスはローヌの谷を西へ進みヴァリアスアルプスを抜け、シャモニーに近づきます。  

 

む! これはグランドジョラス??  

 

そうかも知れません  

 

シャモニーに到着です。 ツェルマットからおよそ3時間の旅でした 

 

ここはフランス、ドイツとは違った陽気なフランス人がいます。 愛犬フレンチブルドッグと是非一緒にと
売り込み。    

 

モンブランが良く見えるレストランで昼食です。  

 

味はさすがフランス、悪いけどドイツやスイスとは比べ物になりません。  

 

のどが渇いていたので、ワインではなくビールを飲みましたが、ビールも器からドイツとは異なります。 
結構旨い 

 

レストランから見るモンブランと氷河、モンブランは左側の峰です。  

 

そして、グランドジョラス。 アイガー、マッターホルンと合わせて三大北壁と言われています。  

 

新婚さんの夫婦と4人で・・・ おとーさん、おかあさんと言ってくれました。  

これから、このロープウェーで、3842mのエギーユ・デュ・ミディ展望台に上ります。途中、中間駅で乗り
換えますが、標高差
3000m弱を一気に上ります。したがって高山病の注意が必要。

 

ここは中間駅のプラン・ド・レギーユ 2308mです。   

 

そこにあるカフェ  

 

グランドジョラスが見えてきました。ツェルマットやグリンデルワルトの山々とはまた違った趣です。  

 

さらに高度を上げていきます。  

 

頂上直下です。 遠方にマッターホルンが見えているはず。   

 

やっぱりそうです。グランドジョラスの左にモンテローザ、そしてマッターホルンを確認できます。  

 

まずはグランドジョラス。 凄い北壁です。  

 

そして、かなたのマッターホルン  

 

ヨーロッパ最高峰のモンブラン、4807mです。  

 

モンブランをバックに  

 

グランドジョラスをバックに  

 

マッターホルンからさらに左側に眼をやると、ローヌの谷が見えてきます。  

 

中間駅で風を待つパラグライダー  

 

シャモニーへ向って飛んでいきます  

 

ここまで上ってきました。  

 

シャモニーから見るエギーユ・デュ・ミディ展望台です。 

 

これで、シャモニーを立ち、今回の旅、最後の宿泊地ジュネーヴに向います。その前にエギーユ・デュ・
ミディからのパノラマ写真をどうぞ。    

 

夕刻、ジュネーヴに到着、レマン湖です。   

 

そして、国連本部  

 

これは、国連本部前にある平和の椅子   

 

ジュネーヴではヨーデルショーを楽しみ、スイス最後の夜を過ごしました。 

 

翌朝、アムステルダム経由で関空へと無事戻ってまいりました。  

 

ライン川からロマンティック街道の南ドイツ、そしてスイス三大名峰の旅。 偶然にも逆コースでしたが、
Cap.Senohとハナパパさんの後を追うように辿り、二人のリアルタイムのレポートを見ながら、我々もあの
ような素晴らしい景色を見ることが出来たらなーとはらはらどきどきの感動の旅でした。そして、スイスに
はまた戻ってくるぞーとの思いが一杯。今度はたっぷりと時間をかけて・・・です。