8/21 2007掲載

桑港探訪                      By 手打ち庵

 

7月末に定年退職を迎え、いろいろとバタバタしておりまして、小春伝言板にて約束しており
ました桑港探訪レポートが遅くなってしまいました。

長いお盆休みも終わり、少しばかり余裕が出来ましたので、旧聞となってしまいましたが、
今のうちにと、一月遅れですが桑港探訪のレポートを出します。

 

7月中旬、35日でサンフランシスコに行ってきました。

アメリカ出張は年に数回あるのですが、近年は乗り継ぎや、シリコンバレーに行くために空港
を利用するだけのことが多く、桑港の街に足を運ぶのは数年振りです。

 

泊まったホテルはサンフランシスコ・マリオット、各種のショーが開催されるモスコーン・セ
ンターの前にあります。ここからユニオンスクエアは目と鼻の先。

この建物はユニオンスクエアの側に建つ、ウェスティン・セントフランシス・ホテル。

手前のビルは1904年建築の本館で、エリザベス女王や日本の皇室も宿泊されています。

 

そして、ユニオンスクエア周辺にある高級ブランド品の店の一つ、ルイ・ヴィトン。 

私は入ったことはありませんが、前には黒塗りの高級車が止まっていますのできっと高いバッグ
をお求めの淑女が乗ってきたのでしょう。

 

ルイ・ヴィトン側から東側のコーナーを見るとナイキタウンがあります。こっちには何度も行き
ました。あらゆるスポーツ用品が揃っていますので、結構楽しめます。

 

セントフランシス・ホテルとユニオンスクエアの間はパウエル通りで、フィッシャーマンズ・ウ
ォーフの近くまで行く
2本あるケーブルカー線のうち、東側の1本であるパウエル・メイソン線の
ケーブルカーが走っています。 

乗客はもっと中に乗れますが、競ってこのようにぶら下がるのです。

 

サンフランシスコは坂の街、こんな坂ばかりですので、ケーブルカーとスニーカーが便利なのです。
自転車は押していくことになります。 

 

ビジネス街に立つトランス・アメリカ・ビル、四角錘の特徴的な建物で、どこから見てもすぐに
判ります。 

 

そして、ここは五星超高級ホテル、ザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコです。

ユニオンスクエアの東側の通り、ストックトン通りを北上すると、カリフォルニア通りとの角にあ
ります。中に入ってコーヒーでも飲もうかと思ったのですが、とてもとても高そうなので止めました。

 

リッツ・カールトンからカリフォルニア通りを東側に下るとチャイナタウンタウンがあります。 
坂を下りきったところにある画面左右方向のグラント通りがチャイナタウンでも一番にぎやかなところ。 

 

孫文の筆による「天下為公」の額が掲げられた楼門で、ユニオンスクエア側からの入り口です。 

 

チャイナタウンに入ってくると、通りの名前は中国語が併記されています。 Pine が「板」

とは日本人の我々にはちと解せない。 なお、この建物はすし屋のようです。 

 

チャイナタウンのメーンストリートです。中華料理屋の楼閣と教会が隣り合わせです。

なお、この華国酒家で餃子を食べましたが、まるで豚まんのような分厚い皮で、非常にまずかった。
二度と行かないぞー!! 

 

チャイナタウンの中華料理はここです!! その名も「Empress of China、皇后酒楼」です。フィッシ
ャーマンズ・ウォーフにある「マンダリン」とならんで、サンフランシスコの中華料理では双璧でしょう。

 

入り口のエレベータ前には、来店の著名人の写真が掲げられています。

これって、アメリカの特徴ですね。 

 

私が興味を引いたのがシドニー・ポアチエです。ずいぶんとおじいさんになってしまいましたが、若
い頃はとてもかっこよい黒人の俳優でした。 

 

これは、店じまいのセール案内。中国語は楽しいですね。 

 

チャイナタウンのメーン通りです。このような店が8ブロックほど続きます。 

 

とある店に入るとこんなものまで売っていました。もちろん模造品ですが、なかなかの迫力です。 

こんなもの誰が買うのでしょうかね? 

 

さて、チャイナタウンを出て、ケーブルカーに乗ろうと、パウエル通りのケーブルカー始発駅に来ました。
平日というのに夏休みのせいか、結構な人です。 

 

ここで、回転テーブルに乗ったケーブルカーをおじさんが手で押して反転させます。 

 

ケーブルカーの車内です。 

中の椅子に座るのはお年寄りか女性がほとんどで、若者はデッキにぶら下がります。ちなみに私は後部デッ
キにでっかいカップルに押しつぶされるように立っていました。撮影のためです。  メイソン通りを海に
向って下りていきます。 

登りのケーブルカーとすれ違います。

 

そして着いたところが、フィッシャーマンズ・ウォーフです。明るい太陽と真っ青な空、

潮の香りがプンプン 

 

蟹やえび、クラムチャウダーの立ち食いの店です。目の前でゆでていますので、結構新鮮です
が、夕食はダウンタウンの有名店でのディナーが控えていたので、試食はパス。

 

港にはところ狭ましと漁船が並んでいます。 

 

このおじさん、なにやら変わった商売をしています。

そー、移動式の植え込みに隠れて、向こうから来る人を脅かして、受けたらおひねりを頂こうという商売です。

私もやられました。画面右の女性たちはびっくりして駆け出しています。

 

フィッシャーマンズ・ウォーフの防波堤の先端まで来ました。ここからはサンフランシスコ湾の入り口にか
かるゴールデンゲート・ブリッジの全貌を見ることができます。

 

そして、湾内にある監獄の島、アルカドロス島。マフィアのボス、アル・カポネが脱走を試みたが不可能で
あったというところです。 

 

港の反対側には、海洋博物館の建物が見えます。 

ここには確か、堀江謙一氏が太平洋の単独横断を成し遂げたヨット、マーメイド号が没収されて展示してあ
りました。今から
25年程前に見たのですが、今も展示されているのでしょうか?

 

以上、桑港ショートレポートでした。後は、ハネムーン旅行のむっしゅにお任せ。

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