7/26 2005掲載

by 那須男

栃木県烏山町の夏祭り「山あげ祭り」を紹介します。
毎年7月第4土曜日を含む金・土・日に行われるこの大祭は「国の重要無形民俗文化財」
四百五十年の伝統を誇る壮大な野外劇です。



「山あげ祭り」のあらまし
 今から約四百五十年前、永禄三年当地方に疫病が大流行し、時の烏山城主 那須のすけたね
がこの災厄を避けるため、牛頭天皇(ごずてんのう)を八雲神社にお祀りしました。その祭礼には当初
奉納余興として、相撲や神楽獅子などが行われていましたがやがて常磐津所作の「山あげ」が行われ
るようになり、今日のような全国でも類似をみない賢覧豪華な野外歌舞伎になりました。

主な出しものとしては、「蒋門」「戻り橋」蛇姫様」「吉野山」「関の扉」などがあります。この「山あげ」は
六町内が年番で毎年7月のこの時期に3日間行われ1日数回場所を変えて上演されます。






 舞台装置
山は所作狂言の背景で、観客の前に据えられた舞台から道路上約100メートルの間に大山、中山、
前山、館、橋、波などが配置されそれぞれ仕掛けが施され劇の進行に伴い様々に変化します演劇が
終わるとすぐさま装置は解体され次の場所へと移動してゆきます。

 


 今回初めて観に行ってきましたが狭い街中の路上の為大変な混雑で舞台正面に回れませんでした
お祭り期間以外でも町内に「山あげ会館」がありミニチュア舞台やみこしなどが展示されておりいつでも
見学できます。

追加写真 : 役員の格好が面白い。

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