12/6 2006掲載

ランタン谷トレッキング Part3


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14日夜トイレに起きたら月が煌々と照りまわりの山々が実に神秘的でした。
又星がこんなにも沢山あるのか、ビックリするくらい夜空を埋めています。そしてその大きさの大きいこと、、。
昨夜寝られなかったこともあり、今夜はぐっすり寝ることが出来ました。今日はキャンジンリ(4773m)という
裏山に登りロッジに戻って、ランタン村に下ります。

キャンジンリはキャンジンゴンパのすぐ横にまるで覆いかぶさるようにそびえている岩山です。しかしそのピーク
は隠れていてロッジからは見えません。とりあえずロッジから見えている岩のピーク(4300m)に向かって登
りました。さすがに息が苦しくて一歩一歩深呼吸をしなければ足が進みません。僕はそんな状態なのにガ
イドのサロ君は駆け上がって行きます、心肺機能、心臓、血液、同じ人間なのになんでこうも違うの?

予定どうり2時間かかり岩のピークに登りました。400mの高度差、ロッジが下に小さく見えます。
ここまで来ても高度障害がおきないしまだまだ元気があるので小休止後ほんとのピークに向かいました。
一段と風が冷たく、呼吸も苦しくなってきますが、
1時間強かかって頂上にたどり着きました。360度の展望
台です。ランタンリルンの7225mがこの山群の最高峰ですがその周りを
6000m級の峰峰が取り巻いてい
ます。また、北にあるピークの向こうはチベットとの事、きつさも忘れて、この景色を堪能しました。

下りは反対側に降りましたがこの道は歩きやすく
1時間半ほどで、ロッジに帰り着きました。昼食をとり、荷
物をまとめてランタン村に向かいましたが、
4時間以上のハードな行動の後なので、高度が下がってくるとは
いえ、さすがにランタン村のロッジに着いたときにはかなりバテました。
5日ぶりにホットシャワーを浴び下着、靴下を洗濯しました。


昨日歩いた谷のほう、白く見えるのは氷河から押し出されてきた石。

岩のピークから下を見るとロッジが小さく見えます。

ガイドのサロ君とキャンジンリのピーク。

ピークから先ほどの岩のピークを見ると、、。

稜線の向こうはチベット。

ランタンリルンがこんなに近くに見えます。

ランタン氷河

帰り道。

キャンジンリの見えている岩のピーク4300m高度差が400mあります。

ランタン村の入り口にあったマニ車の水車。

続く・・・

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