6/8 2004掲載 

私の九重登山
             川島道子
 
今年も恒例の春の登山に九重連山の扇ヶ鼻
(おうぎがはなー1698m)に妹夫婦登ってきました。
九重連山には数多くの山がありますが、私たちの
お好みは、やまなみハイウエイの牧の戸峠(1330m)
からの登山で、標高差が少なく、ある地点まで行き
ますと名のある山々を見る楽しみがあることです。
 
ここからしばらくは舗装した急な登り道が続き、
いきなり登り始めますので青息吐息です。
 
やっと一息つける所に出ました。遠くに由布岳
の双耳峰が見えています。
 
九重連山の中央部から少し離れた孤立峰
涌蓋山(わいたやまー1500m)、2,3度登りました
が頂上からの360度の眺めは素晴らしく、
登りのきつさを忘れさせてくれます。
 
最初の難関沓掛山(くつかけやま−1503m)
巨岩が寄せ集まったようなゴツゴツと岩がむき出し
になっていて、登り降りに一苦労でした。
 
沓掛山を無事越えてここからしばらくは平坦な
道が続きほっとします。後方に三俣山(みまたやま
1745m) が見えています。飯田高原側から望みますと
硫黄山と並んで独特の山容をしており、この山を見ますと
九重に来たという実感がします。
 
可憐な春りんどう。
 
いわかがみ、うっかりすると見落としそうな
小さな花々たちです。
 
あちらこちらでかなり見かけました。なんという
花なのでしょうか。ご存知の方いらっしゃる
でしょうか。
 
この花もいたる所に咲いていました。
 
昨年登った星生山(ほっしょさんー1762m)
今年はミヤマキリシマの花つきが、例年の五分の一
だということで、ここまでの間あまり見かけませんでした。
 
今回の目的地、扇ヶ鼻の名前のもとになった
鼻のような先端部。
 
扇ヶ鼻の頂上部が見えて来ました。
ここまで来ますと、ミヤマキリシマがあちらこちらで咲いていました。
中学生たちのオレンジのトレーナーの色が鮮やかです。
 
遠くに涌蓋山が見えています。
 
ひたすら頂上を目指しますが、ここからがれ場
のような急登になり、黙々と登り続けます。
グリーンのリュックが私。
 
やっと着きました。妹夫婦といつもの万歳で。ものの本に
よりますと、この頂上はここで飛び上がると1700mに
なるとありました。
 
頂上から見た右手前は久住山(くじゅうさんー1787m)
九重連山の主峰で日本百名山に選ばれています。。「九重山」という場合は
連山全体の総称のようです。左から2番目のピークは中岳(なかだけー1790m)
九重連山の最高峰。
 
はるか前方に阿蘇根子岳、高岳を見ながらの
昼食。広い草原の一部が色が薄くなって連なって
いて、目をこらして見ていましたら阿蘇の外輪山でした。
 
眼下には九重の大草原が広がっています。
 
強風に帽子を飛ばされそうなのと、寒さで
あわてて上着を着込みました。
 
例年ですとミヤマキリシマの見られる斜面も
今年はほとんど姿がなく、代わりに新緑が見事
でした。昨年は10年に一度と言われるほど咲いた
のを見ましたので、心残りはありませんでした。
 
ホテルの窓から見えた燃えるような夕焼けに
暗くなるまで見とれていました。
今年の登山は、私よりはるか年配の方たちの
姿が目につき意を強くしました。年とともに
目標は頂上に登ることよりも無事下山することに
変わってきました。70代半ばの義弟のお陰で
今年も山に登れ無事帰宅できまして感謝しています。

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