第一回
07.06.27
(チェコ国立ブルノ歌劇場のパンフレットより)
我が家で佐々木実先生をお迎えして開きました。
第1回のテーマはオペラ「カルメン」でした。
前もってお知らせしていましたので、20代から
70代までの幅広い年齢層の方たちがみえ、参加者は
10人ほどでした。
講師の佐々木実先生は、上記の経歴の他子どもオペラの
指導や、前原市の東風(はるかぜ)小学校の校歌作曲や
2002年の前原市制10周年「市民で歌うコンサート」
におけるベートーベン交響曲第9番演奏において、総監督
およびバリトンソリストを担当されました。それ以来
毎年第9番演奏の責任者としてかかわって居られます。
又アクロスシンフォニーホールの音響設計を担当されました。
(メトロポリタン歌劇場の魔笛のポスター)
若い頃はバリトン歌手として藤原歌劇団の舞台に立たれ
「カルメン」は100回近く歌われたそうです。
現在も歌手としての活動をなさっておられます。
「オペラとは音楽、思想、技術、行動など、全てが含まれた
総合的作品である」ことや、それを統括するオペラ指揮者を
最高の存在と位置づけており、日本の若杉弘さんは国際的に
最高といわれているそうです。
(チェコ国立ブルノ歌劇場のパンフレットより)
作曲者のビゼーの紹介に、オペラとオペレッタとミュージカルの
違いや「オペラとは死ぬこととみつけたり」と言われほど登場
人物がほとんど死んでしまう中で、誰も死なないのは「セビリヤ
の理髪師」と「フィガロの結婚」くらいなど、初めて知ることばかり
でした。
「カルメン」の主な登場人物の紹介と音楽の説明の後メトロポリタン
歌劇場公演のDVDを鑑賞しました。「序曲」をはじめ「ハバネラ」
「闘牛士の歌」「セギディーリヤ」「花の歌」などよく知られた名曲を
アグネス・ヴァルツアのカルメン、ホセ・カレーラスのドン・ホセ
サミエル・レミーの闘牛士のベストメンバーと、メトロポリタン歌劇場の
総力を挙げた舞台に圧倒されました。
(チェコ国立ブルノ歌劇場のパンフレットより)
これから機会あるごとに「音楽よもやま話」で、オペラにかぎらず
さまざまなジャンルを佐々木先生からお聞きする場をつくって
いきたいと思いました。佐々木先生有難うございました。