3/24 2004掲載

草津温泉の旅
 
♪草津よいと〜こ〜いちど〜はぁおいでぇ〜
  お湯のなかにぃも〜 花が咲くよ チョイナチョイナ♪
 
と唄でお馴染の草津温泉へ行って来ました。
町の中心にある湯畑からは、硫黄の臭いがして「温泉に来た〜」
という気分になります。
温泉街の中心にある湯畑を囲んでいる石塀には、この地を訪れた人の
名が記されていました。
 
 
 
もうもうと立ちのぼる温泉の湯気。
 
 
四角い箱の中には、温泉の成分である硫黄が沈殿しています。
この沈殿物を集めて水分を除くと、湯の花の出来上がりです。
 
湯畑からのお湯が流れ落ちる湯壷
 
夜はライトアップされるこの湯畑。幻想的な風景でしょうね。
寒いので私達は、夜の見学はパスしました。(3/13 雪が舞っていました)
 
 
草津温泉の標高は1,156mと結構高いのです。
この温泉を拠点として、近くの草津国際スキー場でのスキーを楽しむ人も
多いようでした。
また、ここ草津も温泉観光地のご多分に漏れず、お土産物やさんが多く
立ち並んでいますが、スナック、カラオケスナックも目立ち、○○○シアター
もあり、へぇ〜 ふぅ〜ん・・・
 
 
今流行りの足湯もありました。
 
町はずれには(湯畑から徒歩で15分位)賽の河原露天風呂があり、
それはそれは大きな露天風呂だそうです。
 
草津温泉には、ガラス蔵というガラス製品を扱っている大きなお店が
あります。ここではトンボ玉吹きガラス作りを体験できます。
私も吹きガラスに挑戦してみました。
 
草津温泉ならでは、ここにしかない温泉ガラスでグラスを作ります。
温泉ガラスとは、普通のガラスの成分に湯の花を混ぜたもので、独特の
ちょっと曇った感じが素適です。
先ずは、職人さんが溶かしたガラスを丸く成型してくださるので、それを
軽く吹きます。
 
少し吹いたら再び炉に入れて柔らかくし、また吹きます。前よりも少し
強く吹きます。 ふぅ〜っ ふぅ〜っ
 
少し細長いグラスを作るので、くるくる棒をまわしながら伸ばします。
 
この後は棒から切り離して、口になる部分の形をピンセットの親分の先で
整え、えくぼのようなへこみを二箇所作り、底も同じ道具の持ち手の先端を
使い平らに整え完成です。一晩冷却させた後で受け取れます。
箸置きは「おまけ」だそう。これも作りました。
あ〜 おもしろかった! 所要時間は20分で作成料 3,000円。
 
 
上の写真右のティッシュやガムなどは、チェックアウトのときにホテルで
戴きました。ちょっとしたアイデアですね。
 
宿泊ホテルには片岡鶴太郎美術館が隣設されており、ホテル玄関で
鶴太郎描くところのこの屏風がお出迎えです。
 
ホテル内の壁、そこかしこに鶴ちゃんの絵やポスターが飾られています。
 
これは湯もみ板。草津温泉のお湯は高温なので、この板でお湯を
かき混ぜ温度を下げた後でお湯に浸る「湯もみ時間浴」の方法があり
ます。詳しくは下記のサイトをご参考に。
http://www8.ocn.ne.jp/~kusatsu/yumomi/
 
 
温泉すごろく。上りは湯畑になっていました。
 
今回の旅、JRの高速バス上州ゆめぐり号を利用しました。新宿を出発し
関越自動車道を通り渋川で高速を降り伊香保温泉へ。ここで降りる乗客
もあり。そのあとは一般道で小渕元総理の地元・中之条や川原湯温泉、
長野原草津口駅を通って草津温泉へと向かいます。
大人往復5,600円と、とてもお得なお値段で、所要時間は3時間45分。
 
帰りのバス、長野原草津口をお昼時に通ったところ、バスの中にまで
お弁当(釜飯だそう)を販売にきてくれました。
きっと、安くて乗り換えなしのバス利用者が増えて、このJR長野原草津口駅
でお弁当を買うJRの乗客が減った為、バスでも販売させもらっているので
しょうね。
 
東京近郊は新宿や東京駅発着の高速中距離バスが多く、JRよりもお得
で便利ということがよくあります。但しバスの場合、渋滞に巻き込まれること
もありますから、確実に着きたい場合は電車利用が賢明かもしれません。

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