4/15 2004掲載

箱根の旅 by Yoko
 
箱根で年越し
 
今年のお正月は、じんろくグランマと共に、箱根で迎えました。
箱根は私の大好きな場所。ちょっとハイカラで温泉あり、いろんな
分野の美術館あり、自然もまたよし。
 
先ずは箱根湯本でお土産ものやさんを覗いてみます。
場所柄メインのお土産は、小田原かまぼこ、相模湾で捕れた魚の
干物、箱根の寄木細工、温泉地につきものの温泉まんじゅう・・・
着いたばかりなので、何も買わずに軽く昼食をとった後は、仙石原
にあるポーラ美術館へと向かいます。
 
箱根は何度も何度も・・・・・訪れていますが、ポーラ美術館で鑑賞
するのは初めてです。
緑に囲まれたこの明るいポーラ美術館では「ベルエポック展」が開
されており、常設展とも合わせるとかなりの展示品。
1,800円という入館料の高さも納得の充実度でした。
 
それではチェックインできる時間になったことだし、今宵の宿へ。
この日一泊しか予約が取れなかった「仙郷楼」へ到着。
駐車スペースは既に車でいっぱい。今までに2度泊っている旅館
ですがこんなことは初めてです。年末年始は連泊の方も多く日中
お部屋でゆっくりされているのでしょう。
チェックイン後すぐに、貸し切り露天風呂の予約も済ませます。
もう、準備万端といったところ。
 
さあさあお部屋へ。今までこの旅館に泊ったなかで一番広いお部
屋で眺めもいいし満足満足。
お食事前に大浴場でのんびり一年の垢を落とします。
美味しい懐石料理(ここは一品か二品ずつ、温かいものは温かい
うちに運んできてくれます)とお酒をいただいて、炬燵で紅白をみて
露天風呂に入って、極楽極楽・・・・・
 
 
2004年元日
 
あけましておめでとうございます。
仲居さんからお屠蘇を注いで戴いて、お節をいただきました。
 
 
球のラケットを手にした親子が、ロビーを突っ切って遊戯室へと向かって
います。私達もここで連泊できたらああやって楽しめたのに・・・
年末年始の箱根の旅館の予約はたいへん、でした。
 
ロビーの暖炉の前で写真を撮って戴いて・・・係りの仲居さんが車の
ところまで見送ってくださいました。
 
 
 
箱根神社で初詣をしたかったのですが、駐車する場所がなく断念。
それでは、箱根で一番好きな美術館、成川美術館へと参りましょう。
 
 
芦ノ湖畔の高台に建つこの成川美術館は、現代日本画の作品を
4,000点収蔵しており、いつ行っても東山魁夷、山本丘人、加山又造(猫)
堀文子、平山郁夫などの作品を鑑賞することができます。
併設されているティールームや展望コーナーから晴れた日には、芦ノ湖の
向こうに富士山を望めます。
写真の船は芦ノ湖の湖尻と元箱根間を周航している遊覧船。
向こうに見える鳥居は箱根神社です。
 
 
では、お昼は強羅にある懐石料理花壇で戴くことにいたしましょう。
かつては閑院宮の別荘だった建物が、隣りの旅館強羅花壇が経営する
懐石料理のお店として使われています。クラシカルな洋館で私のお気に
入りの場所だったのですが、今回はお給仕する方の不手際があって
(お造りが最後に出たのです。下の氷が溶けていたので、きっとお給仕の
方が忘れていたのでしょう。この献立は初めて頼んだのでこちらもわから
なかった)がっかり。夏に来たときもえっ、ということがあったし・・・・・
もう来ないかも。
 
 
 
 
 
食事が終わったところで時間も程よく、今夜のお宿強羅のホテルへと
向かいます。
予約の時には十帖のお部屋しか取れていなかったのですが、旅行数日前の
予約の確認電話のときに「少し広いお部屋にしておりますので・・・」少し期待
してお部屋へ入ると、広〜い!もちろん二間あるし、応接セットも5人掛け!
なんとこのホテルで一番広いお部屋。何故?もっと大人数のご家族もいらっ
しゃるのに・・・眺めもよくとっても嬉しいおのぼりYokoでありました。
食事は、うう〜ん・・・・・でしたが、部屋に免じて許そう。
 
お天気にも恵まれ、いよいよ明日は箱根駅伝の観戦です。

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