7/27 2007掲載

ラインのほとり  Part1 
 
 
じんろくパパが6月1日〜3日、出張でドイツのデュッセルドルフへと行ってまいりました。
ここは私たちが1987年から5年間過ごした思い出深い土地であり(正確には隣のメアブッシュ市・
デュッセルドルフの中心から20分位のところで暮らしていましたが)パパの再訪は1992年9月の
日本への帰国以来。写真をたくさん撮ってきてもらいましたので、手打ち庵さん&歌華人さん
ご夫妻に触発され、おふたりの逆バージョン(パパ・・・写真と写真の説明。ママ・・・まとめ)
でご紹介、と相成りました。
 
なんと云っても思い入れの深い土地、時代のことですので、詳しくご説明したかったのですが、
それではいつになるやらぁ〜〜なので、ささっとまいりますです。青字がパパの説明です。
パパは出張後すぐに写真を送ってくれた「出来る男!」なのに、私のノロさでレポートが遅くなって
しまいました。
 
 
デュッセルドルフはドイツ連邦共和国・ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都。
多くの日本企業が進出している商業都市で、60万人ほどの人口の1%が日本人なので、日本人村と
呼ばれたりしています。日本人の人口が一番多かったのは1992年頃で、9,000人位いたようです。
 
 
 
Dus空港到着、両替所の前。
 
空港は私たちの帰国後火災に合い、その後綺麗になったようです。
マクドナルドのおじさん・・・休憩中でっかぁ〜 背もデッカそう・・・
空港から市の中心にあるホテル日航までは、車で15〜20分位。
 
 
ホテル日航前を走る電車。
 
当時は、この通りに電車は走っていなかったのだ。
 
 
ホテル日航前。 「本」とあるのが昔の高木書店だったよね?
 
そうそう、高木書店でした。日本の新聞の衛星版を取っている人は、ここで注文してましたね。
我が家は同じアパートのお隣さんから、朝日新聞の読み古しを戴いており大いに助かりました。
日本人同士、いろいろと助け合うのだ。ビデオや本の貸し借りをしたり・・・
 
 
エレガンス しぶとくあります。
 
なんだか嫌そ―に書いてないかい? エレガンスはお高かかったのよねぇ。でも大きなドイツ人
サイズが合わない日本人には重宝だったよう。私は一度しか利用してないと思うんだが・・・
今でもご贔屓さんが多いのかしらね・・・そう、しぶとくありますね!
 
ホテル日航レセプション前
 
 
ホテル日航写真。真ん中奥が弁慶への入り口 (弁慶へ行く仕切りなどなくレセプションからオープンスペース)
 
ふう〜ん・・・
 
ホテルの部屋。
 
東京のリッツ・カールトンとはえらい違いだわね。でもテレビは薄型!
日本への帰国前の数日滞在したけれど、こんなだったかしら・・・15年も前のこと。
今では経営も変わったそう。
 
はい、三越。 床屋Wingもありました。
 
じんろくや花子は、この三越から我が家へやってきたのです。ホテル日航と同じビルにあり
当時は左隣に本屋さんがありました。wing は日本人がやっている床屋さんで、他の場所に
美容院もありました。美味しい日本のパンやさん・ローヌも当時はこの近くにありましたっけ。
朝食は必ずパン!の母が来たときに、ここの食パンを買って帰りたいといったほど美味しく、
流石にそれは止めましたが、ロンドンの友人宅を訪れたときにはお土産に持っていったような
記憶があります。
 
パパが三越で買ってきてくれたお土産のあれこれ。
ドールハウスは、ドイツ製で箱にはReutter Porzellen と書いてある。大きさは、縦15cm17cm
 
なっなんと・・・壁に掛けてある絵皿がエリザベートではあ〜りませんか!
オーストリア製ではなくてドイツ製なのね。
 
 
Feilerのタオル。ファイラーと読むはずなんだけど、日本ではフェイラー。
ここのは肌触りがよく色・柄も素敵で日本への定番お土産でしたね。
 
窓掛けは、ツリーのやつが一寸小さいけど、他は縦11cm9cm


 
こちらは錫で出来ています。特徴あるドイツの飾り物。いろんなバージョンがって楽しい!
かつては "HEDE" というドイツやチロル地方の工芸品を扱っているお店にいろいろあり
ました。このお店も既になく残念ね。yoko御用達だったのに・・・このお店で随分マルクを
落としたものだ。
 
 
Immermannの大洋食品。 昔のままの場所。
 
日本食料品のお店なのですが、経営者は韓国人。韓国人は商売が上手いのか・・・?
後にちょっと先に「松竹」という同じく韓国系の日本食料品店ができました。
大洋では配達もよくしてもらったわね。お水も買わなくちゃいけなかったし。
他には「マルヤス」こちらは日本系のお店があり、日本人が多く住む通りには車で販売に
来てくださったり、ケイタリングもあり便利でした。
 
 
ホテル日航裏の通り。 流行ってる店か判らないけどこんなのも ありました。
 
ほぉ〜〜時代ですねぇ。回転寿司もできたのねぇ。
 
 
Spobag。覚えてるかな。このビルの角を右へ曲がると キカク。
 
はいはい、覚えておりますとも。
 
 
KIKAKU。 11:30ごろこの写真を撮っているところへ、丁度伊藤さんが 出てこられ中へ入りました。
 
キカクは足しげく通ったお鮨や和食のお店です。お値段はリーズナブルで美味しかった。
東京でたま〜に行くお鮨やさんの兄弟子が、このキカクの伊藤さん。偶然!世界は狭いのだ。
深田祐介の「われら海を渡る」にも登場した伊藤さん。お元気そうでよかったぁ。
 
 
ホテル日航を出て左に曲がってすぐの通りが、OST Str. でそこを右に 入って一寸いくと、右手にKaufhof
左の緑のネットがかかったのがKarstadt。 ここのKarstadtはちょくちょく行ったよね。

 
はいはい、ちょくちょく行きましたし、思い出深いデパートですわ。
私がパパの赴任から遅れること3ヶ月で(当時の会社の規則で、初めての海外赴任の場合
家族は3ヶ月以上経たないと行ってはいけなかったのです。なんと古めかしい規則だった
ことでしょうか)デュッセルドルフに降り立ったのが12月25日。カールシュタットの一階
ウィンドウのクリスマスのデコレーションがとても綺麗で感動的でした。
別の通りにあるデパート・カウホフの多分1991年のクリスマスデコレーションがこの写真
です。じんろくの仲間たちが頑張っておりました。日本もこういうディスプレイをすればよいのにね。
ニューヨークのデパート・sack's 5th Avenueも毎年綺麗ですよね、woodman さん。
 
 
 
 
 
そのKarstadt. Shadow Str.側。 1F角は、Starbucks
 
まぁ〜これもまた時代というものか・・・スターバックスが入っているのね。
よくこのカールシュタットの前にはまだ若そうな物乞いの男性がいて、黒いラブラドール・
レトリバーを連れていたのですが、このワンちゃんの毛並みがよくてね、栄養状態もお手入れも
よさそうで、大事にされているんだなぁといつも思っておりました。
 
Kauhofの方から歩いてきて、お馴染みの像。 水が勢いよく出てました。
 
ケーニクスアレー。両側に高級店が立ち並んでいます。
パリのシャンゼリゼに例えられることも。
 
 
ケー・ギャラリーの入り口前には、カフェがでてました。
 
ちょっと高級感あるブランドのお店がいろいろ入っているケー・ギャラリー。
ケーニクスを略してケーと呼ぶ。大好きだったティータオルやさんは、もうないのね。
 
こういうカフェがでると、夏が来たって感じですね。
なにしろ冬が長く日照時間も少ないところですから、夏の間に太陽の日差しをいっぱい
浴びておこう、とするのです。紫外線・・・大丈夫かぁ―
 
ケー・ギャラリ入り口、アイグナーの店を入れて。 ここは、昔と変わってないね。 
アイグナーの店の中は、女性物が殆どで、男性ものは財布類の小物かベルトくらいでした。
 
最近、日本のアイグナーのお店はバッグ類よりも服に力を入れているのか・・・ちょっと
つまんないです。ベルトのバックルも昔のは丸みを帯びていて好きだったのにね。
 
 
ケー・ギャラリーの正面から入って来て右に無印良品の店が。 以前は何があったか覚えていない。
 
はい、私も何があったのか、全く記憶になし。無印良品、欧州進出していたのかー
 
ケー・ギャラリーとFranzenの間にSEVENSという新しいMallが出来てました。その中心の写真です。
 
ほぉ〜 あまり私の好みではないにゃん。
 
Heinemann。 チョコは買いました。 今、冷蔵庫の中。
 
ハイネマンのシャンパントリュフが美味しくて・・・これもお土産の定番。
ケーキは大きすぎてねぇ。美味しくはあったのだけど。
 
Heinemann、通り(Blumenstr.か?)に面した方から。2Fがカフェとレストラン になっている様だけど、
以前もあったかな?
 
はい、ありました。ひとりでお買物のときなど、ちょっとひと休みで利用していたわね。
紅茶を頼むと、お湯の入ったカップとティーバッグが出てくるのでした。
 
Franzen
 
入るところです。
 
ヨーロッパの高級食器、グラスや置物などのお店。なかなか素敵なお店。大好きなお店!
見てるだけでも愉しいのよねぇ。
他には私が「にわとりやさん」と呼んでいた(お店のマークに鶏が描かれていたから)素敵な
雑貨やさんもあったのに、もうなくなっていたとか・・・残念だわぁ〜
 
 
パパの衝動買い! お安くなっていたそうです。こういうお買物は大歓迎! よしよし。
 
Part2  アルトシュタット(旧市街)と日本デーの催し・・・そのうちお目にかかります。
 
                               じんろくパパ&ママ
 
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