【大阪グルメ情報】

「越前ガニを食べました。」　　　12/19 1999

ご存知のように、島根では松葉ガニ、富山、石川ではずわいガニ、福井では
越前ガニと言うそうです。同じ種類の蟹なのに、福井の漁港で揚がるのが最も
高いのです。理由は福井は沖泊まりがなく、日帰りで帰ってくるので、
新鮮だからとのこと。
実は昔から福井県は貧乏で大きな船がなく、小さな船で、ちょっと取っては
帰ってこざるをえなかったそうな。（沖泊まりができると、大漁になったら２，３日は
帰えらない。）これは地元のガラス屋さんに聞いた話。

越前海岸　割烹「石丸」　福井市鮎川町
　ＴＥＬ：　０７７６−８８−２２２５

　東尋坊の近く、日本海に面している。北陸本線福井駅より車で５０分。
　ちょっと交通アクセスが悪い。予約をすると、マイクロバスが迎えに来る。
　カニ料理ではかなりなもの。あと「こばせ」というところもある。ここもいいぞ。
開高健も
　毎年のように行っていたそうな。去年はここで食べた。残念ながら、デジカメが
　なかった。今年はしっかり食べて、しっかり写してきました。

蟹は普通オスを食べるが、メスもうまいぞ。福井ではセイコガニといい、金沢では
甲箱（こうばこ、漢字は違うかもしれない。）というそうな。
地元ではこっちのほうが人気。
てんぷらは初めて。めずらしい。刺身もよいが、おいしかったのは焼いたやつ。
甲羅ごと黒々に焼けています。黒いスープがなんとも言えない。
気になる料金は一人当たり１万６千円。酒別。
めったにはいけないが、大満足。

もうひとつ。
富山名物の鱒寿司は駅などで買うと、「源（みなもと）」製が圧倒的に多いが、
いや、これしかないか。だが、地元の人は「源」ではなく、富山空港近くにある「昔亭」か
「大阪屋スーパー」を推薦する。安いし（約半額）味も全然違うそうだ。
これも昔からあるガラス屋さんに聞いた話。
やっぱり、情報は地元で収集だね。
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 セイコ蟹（金沢では甲箱ともいいます）

 越前蟹の刺身

 越前蟹一匹とセイコ蟹（メス）の基本セット

 刺身（鯛、はまち、アマ海老、さざえ、いか）

 これは蟹のてんぷらです.jpg



舞鶴市真名井通り1丁目の「味の店　とんかつ橋政」

「岸壁の母」で少しは知られている街です。
当市には私が勤務する日本板硝子の工場があります。

ここのとんかつは最高です。口に入れるととろけるようなやわらかさで、
（ホントはとろけないけど）当社の人間に教えると、とんかつを食べたいために、
また行こうと無理やり出張を作ってしまいます。
経費削減の折柄、困ったものです。教えなければ良かった。
ここの親父さんは、注文があると、保冷庫から一抱えもある
（私が両腕を回してやっと届くくらい）白い布に包まれた肉の塊を持ってきます。
これを切って揚げるのですが、その前に必ず白い筋を包丁を器用に使って、
取っていきます。その白い筋は味噌汁の具になるのです。油と揚げ具合が
違うのかな。他で食べるとんかつとぜんぜん違うのだ。
フィレとロースの２種類の定食があり、１２００円です。
写真は味噌汁が出る前に撮ってしまいました。

カウンターが9席だけの店で、当然昼の時間は満員です。
場所は、西舞鶴駅から歩いて7分。商店街の中ほど。ＴＥＬ0773-75-3745。
舞鶴ではみんなは行くことはないかな。



【大阪のお好み焼】はここが一押し

　周りのいろんな人に聞いてみたが、それぞれ違うお好み焼やさんを推薦してくれ
る。梅田の「きじ」も美味しくて、使い古しの定期券を壁一面に貼ってある（一度見
てみるのも一興です）のを売りにしているが、ここはやっぱりよいよい会のレベル、
名物英国料理の「Ｆｉｓｈ＆Ｃｈｉｐｓ」や都内中華料理編に出てる「四川飯店」に
対抗するとしたら、大阪の「お好み焼　とんべえ」で決まり。

美女2人が写っているゾ

　　難波1-6-16　戎橋筋阪本漢方薬店東隣　　　TEL:6213-9689
　　　年中無休　正午より早朝5時まで　日曜日は夜10時まで

　階段を上がった２階が入り口。４人席のテーブルが６ヶ。流行っている店には必ず
おいてある、暖簾の下に丸椅子が３ヶ。食事の時間帯に行ったら必ずここに座って、
4人目からは立ったまま。みな楽しそうに会話を楽しみながら待っています。
　店のつくりは普通の食堂で、どっちかというと清潔だが古いほうか。店員さんの応
対も偉そうでもなく陰気でもなく、お客さんを大事にするそこそこの愛想のよさで好
感が持てる。ここの名物はこの店が命名したというぺっちゃん焼、一言でいうとネギ
焼だね。お好み焼の上にあふれるばかりのネギが乗っている。以外とネギの臭みがな
いのがいいね。もちろん普通のお好み焼もおいしい。
　基本的に焼くのは全部店の人がテーブルでやってくれる。ひっくり返すのも再び
やってきて、味付けまでやってくれる。ちょっと自分でやりたい気分にもなるが、が
まん、我慢。　焼きそばを頼むと、これだけは調理場で作って持ってきてくれる。そ
れもちりとりの形をした大きなステンレスの入れ物に入れて。
これはちょっとビックリするぞ。
食べてるあいだも他のテーブルは客が入れ替わっていく。
流行っているのが良く分かる。
　土曜日の夕方５時にいったら、すぐに座れたが、隣のテーブルの客はというと、小
学生の女の子の二人連れ。コーラを飲みながら、お好み焼きをつつきながらのおしゃ
べり談義。いっちょまえのＯＬの感じで楽しんでいる。さすが大阪の戎橋あたりは、
と妙に感心してしまう。
　暖簾の下には行列ができていて、彼らに「待つだけのことはあるよ」とつぶやきなが
ら静かに店を去っていくのでした。
　　お好み焼　ぶた玉　　　　700円
　　モダン焼　　　　　　　　　　850円
　　焼そば　　　　　　　　　　700円
　　ぺっちゃん焼　　　　　　900円　すじぺっちゃん　これがお薦め!!
　　ゲソ焼　　　　　　　　　500円　これも美味い!!　ビールが美味い!!

以上 8/5

【ローカルグルメ　北陸編】　富山県高岡市のとろろそば

仕事で出張するとその土地の美味い店で食事をするのが楽しみです。
今週は富山県をまわってきました。地元の得意先にどっか美味しいところはないか？
で、行ったところが次の店。

お薦めは高岡の「蕎麦と料理　大手門」
　　　　　　　　　　０７６６−２５−９３３５
すり鉢すりすり　とろろそば　　普通盛　 ２８０ｇ　１２００円
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 大盛　　　４８０ｇ　１４００円
食べ方
ごまをすり、その中へとろろをいれて、ねぎ、わさび、うずら玉子もすり鉢に入れ、
最後におだしを注いで、ずるりずるするとお口へお運びください。
（そば粉は長野産。長芋・自然芋は青森県下北郡川内村産使用。）

建物は立派です。建て直したばかりだそうです。
ちょっと高いが、昼時に行ったら、満員でほとんどの人がこのとろろ蕎麦を食べてい
ました。大盛を注文しましたが、無理すれば2杯はいけるね。

もしかして、富山に行くときがあればどうぞ。
といってもチャンスがない人がほとんどだろうから、写真で味わってください。

以上
内田利博 7/28


【グルメガイド独立記念】　気合を入れて続編を！！

３月に書いた情報は記憶を辿りながら書いたので、間違ってた部分があります。訂正
してお詫びします。これを書くためにわざわざお客さんを連れて、またまた行ってま
いりました。

訂正個所　：　一杯１，２００円だったと思う。
正しいのは：　１斤１，０５０円　１斤半１，２５０円です。

　それは３月下旬のまだまだ肌寒さが残っているある日のことです。一杯飲んで、
２１時３０分頃行ったら満員で、若い男女が静かに補助の椅子に座って待ってました。
私たちは２組目でした。ちなみに店内は
全部でテーブルが１２席あります。６人席がひとつ。あとは４人席です。
感心したのは一人でも相席にはさせませんでした。待ってる人達がいるんで、詰めて
しまえば効率は良いのにと思ったけど。　待たせるのも店のひとつの方針かな、とも
勘ぐったりもしました。　
　注文は普通の蕎麦も、ざる蕎麦やてんぷら、狸などいろいろあるど、やっぱり名物
の夕霧蕎麦です。私たちが行ったときは、当然満員ですが、全員それでした。店員
が、「あったかいのと冷えたのとどっちにしますか」と聞いてくるので、びっくりし
ます。というのは、出てくるのはせいろに入ったざる蕎麦風だから。当然冷えたのを
頼みましたが、今度はあったかいのを食べてやろうと、一緒に行った客には言わずに、
心ひそかに誓ったものでした。
　後は、１斤か１斤半にするかを決めれば良いのですが、１斤半はちょっと食べきれ
ない感じです。ちょっと贅沢にいくならてんぷらを付けると１，８００円になります。
　ツユの中に小ぶりの卵の黄身が入ったのと薬味でねぎ、大根おろし、わさびが付い
てきます。麺は腰が強くてあっさりしていて、『うーむ！、美味なり』、です。最後
に鉄瓶に蕎麦湯が出てきて、いっちょあがり。並んで待ってるお客さんに「あばよ」、
とは言わず瓢亭を出ていきました。
　なんとなく幸せな気分の１日でした。

９９年４月５日２３時２６分
９組　剣道部の内田利博でした。
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【３月に書いた情報】

妹尾先生が東京のそばの話をしたので、大阪でうまいのを紹介します。
好みだろうけど、私が今まで食べた中では最高の部類です。
そんなにおいしいのをたくさん食べた訳じゃないけど。
お客さんをたまに連れていくと、喜んでくれる。わりを有名で、知ってる人もいると思うけど。

「瓢亭」梅田のお初天神東横入る　
　　　　０６ー６３１１ー５０４１
　　　　日曜祝日定休
　　　　１１：３０〜２３：３０
　　　「瓢亭」の夕霧そばは、昭和２９年、大阪府麺類組合連合会に初めて柚子切りそばをを
「夕霧そば」と名付けて出品し斯界の絶賛裡に最高優位賞をもらったそうです。
　　　ほんとにおいしいよ。一杯１２００円だったと思う。
　　　量はすごいよ。たれの中に卵の黄身が入っている。