【内田の関西味情報2000】
5/25 2000
讃岐うどんはここ。「手打ちうどん はったんじ」。
歯当たりが全然違う。唇ではちぎることができない。
今まで食べてきたうどんとは似て非なるものだ。「美々卯」のうどんも
おいしいが、種類が全く違う。
それに安くてうまい。写真で分かるように、250円で食べれてしまう。
固いので腹持ちがよく、充分な人も多い。
初めての時に戸惑うと思うので、注文の仕方を伝授しておこう。
これさえ知っておけば、もしも讃岐うどんを食するときには恥をかかずに済むぞ。
おもむろにのれんをくぐって、まっすぐに正面に。
まずはお盆を取り、最初に現れるおむすびなどには目もくれず、
「大の冷たいの」、と軽くカウンターの中に声をかける。
そうすると、どんぶりに冷たいうどんが二玉入っているのを渡してくれる。
この時、温かいのや小(一玉)でもまァいいだろう。
次にお皿が積んであるので、それを取りケースに並んでいるてんぷらなどを
入れる。ここでは少しは考える振りをした方がいい。
「おいしいのが並んでいるなぁ」、とつぶやきながら。
そうするとそこにどういうわけか待っている会計の親父さんがにっこり笑ってくる。
これであなたもなじみ客。目を合わせて支払いを済ませる。
ちょっと迷うのは温かいのを注文した人は、ここでかけだしをかけるが、
冷たいのはテーブルに置いてあるだしを使うので要注意。
薬味は好みによりきざみねぎ、しょうが、大根おろしなど好きなだけどうぞ。
この日はうどん二玉(300円)、冷たいのを選んで、ごぼう天(70円)と
ちくわ(80円)。しめて450円払って、食べきれないほど。
讃岐平野でできた麦と瀬戸内海の塩と地元の名水だけでじっくり練って、
足踏みをする。サランラップに包んで、冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。
寝かせる時間が大切。したがって、翌日の見込み分だけを作ることになる。
開店したら、2−3食分をちぎって伸ばし、切ってゆでる。
だから、食べてる間も、間断無くうどんの生地を叩いている音が聞こえてくる。
仕込んだうどんがなくなると終わり。だいたい2時ごろ | |
手打ちうどん「はったんじ」 | |
店内風景 | |
正面左。おむすび、いなり、巻き寿司が並んでいる。 | |
ここで注文をする。一玉、二玉、三玉(これは食べれない)_。温かいのか、冷たいか。 | |
トッピングです。みんな自家製。 | |
かけだし、大根おろし、ねぎ、しょうが、みそなどの調味料。 | |
おでんもおいしいぞ。 | |
ここで支払い。 |
こんな店が高松市内で、500軒はあるだろうとのこと。
そうです。高松には蕎麦屋もラーメン屋も無いのです。
昼はうどんしか食べないのでは、と思うくらい。
それくらいおいしい。
「英ちゃんうどん」が食べたいなぁ!
中学のときに確か15円じゃなかったかなぁー。すり鉢に入った刻みねぎを
よく空っぽにしたもんだ。
5/11 2000
大阪に来たらここものぞいて見たら良いよ。
今日も金沢のお客さんが来て、「美々卯(みみう)」に連れて行け、との催促。
ここは「うどんすき」が有名。
一人前3300円から。
場所はうちの会社のすぐ側。といっても分からないか。
まぁ、あちこちにあるけど、ここが一番由緒正しい「美々卯」です。
有名な美々卯。我が社のすぐ側です。 | |
金沢から来たお客さんと。 | |
接写が難しい。酔ってるせいか?生きた海老です。 煮えた鍋に入れると50cm飛び上がります。 |
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中庭です。奥は昔土蔵でした。 | |
うどんすきが本当においしいよ。 |