10月5日早朝の国鉄(Renfe)アビラ 駅です。 ローカル駅なので本数が少なく、午前中の便は早朝のみ。 夜明けが遅いのでまだ真っ暗です。
乗ってみたら長距離夜行の普通列車で、車内は カーテンが閉められ照明が暗く、地元の乗客の方々は 毛布をかぶってまだおやすみ中でした。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:04 [22522] |
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1時間40分後、着いたのはマドリード・チャマルティン駅。 北からの列車が着く駅です。 新幹線でコルドバへ行くために、中央のマドリード・アトーチャ駅へと 在来線で移動しました。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:08 [22523] [引用] |
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ここマドリード・アトーチャ駅で新幹線AVEに乗るには、 空港のように保安検査を受けなければなりません。 2004年にマドリード駅中心に同時多発爆弾テロが起き 200人近くの犠牲者が出て以来こうなりました。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:10 [22524] [引用] |
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ようやく電光板に、行き先と乗車口の番号が表示され、 ガラスドアの改札が開きました。 セビリア行きに乗り、コルドバで降りましょう。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:14 [22525] [引用] |
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新幹線AVEのホームです。 スペインの新幹線は定時運行率が高いそうです。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:15 [22526] [引用] |
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車窓にはオリーブ畑が続いていました。乾燥した大地です。 ちなみに世界のオリーブの生産高はスペインが1位、 2位のイタリアの5倍の生産量だそうです。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:17 [22527] [引用] |
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1時間45分でコルドバ駅到着です。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:19 [22528] [引用] |
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古都コルドバですが、なかなかモダンな駅舎です。 10月といってもまだ大変な暑さでした。
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TH ++.. 2020/04/09(木) 19:21 [22529] [引用] |
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> 1時間40分後、着いたのはマドリード・チャマルティン駅。
> 北からの列車が着く駅です。
> 新幹線でコルドバへ行くために、中央のマドリード・アトーチャ駅へと
> 在来線で移動しました。
THさんのレポートを最近楽しみにしています。あれもこれもと網羅したガイドブックより面白いです。これは元編集長はじめどなたのレポートもそうです。今年は、あるいは来年も海外旅行が出来るかどうか解りませんのでまだ行ったこと無いスペインについても、本で読んだ知名が出てくる度に興味を覚えます。
ところで今回お尋ねしたいのは、スペイン国鉄のTalgoという列車システムについてです。Talgoとは車長が短く車高も低く、一見遊園地の電車の様な編成です。Talgoを知ったのは小学校の頃読んだこども科学図鑑です。スペインの鉄道はお書きになったとおり定時運行率が高く優秀で、Talgoを含み様々な国に輸出されていると聞きました。近年サウジアラビアにも輸出したそうですが、砂嵐に遭って苦労しているそうです。 もしTalgoに乗られたか、少なくとも見かけられたなら、何でもいいから教えて欲しいです。 写真はWiki掲載のモスクワのTalgoです。
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Franzl ++.. 2020/04/17(金) 00:20 [22558] [引用] |
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THさん
Talgoのお尋ねはTHさんが鉄道ファンでなければ荷が重すぎたでしょうね。私の気持ちがはやりすぎました。お忘れください。
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Franzl ++.. 2020/04/17(金) 22:16 [22559] [引用] |
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かえってご心配をかけました。 お尋ねの件で偶然わかったことがありました。
今までスペイン国鉄(Renfe)は、新幹線AVEやAVANTなどの 名前は聞いていましたが、Talgoというのは全く初めてでした。
>Talgoを知ったのは小学校の頃読んだこども科学図鑑です。
そうすると60年以上前のことですから、今も続いている機種なの かなと思い、取り敢えずWikiで検索してみたら、1942年以降ずっと シリーズを重ねて造られ、輸出もされているのですね。
画像を探して、下記のサイト「スペイン国鉄の列車種別」を見たら、
http://europe-train-travel-lab.jp/www/portfolio/europe/spain/renfe/ic/ic.html
IC, Talgo, Altariaの項の中ほどに ▲ 特急 : Talgo (画像を添付しました) というのが出ていました。 よーく見たら、このコルドバ(1)リポートの2段目に添付した、 今回私がアビラ駅からマドリード・チャマルティン駅まで乗った 列車とほぼ同じではありませんか。 私、Talgo に乗ったんですね、たぶん。
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TH ++.. 2020/04/18(土) 11:32 [22561] [引用] |
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いろいろ検索した結果、 今回私が「長距離夜行の普通列車」と思って乗ったのは 実は国際線の夜行列車で、ポルトガルのリスボンとマドリード間 を走る、Trenhotel ルシタニア号という名称の寝台特急で、機種は TalgoVIのようです。
チケットをサイトで予約した際には、始発がリスボンであることも、 まして車輌がTalgo ということも明記されておらず、ただ、 Trenhotel とは書かれてありましたが、寝台列車という意味である ことに気がつきませんでした。随分とのんびりした旅行者です。
ホームで撮った列車の画像を引き延ばしてみましたら、 やはり車輌の胴体にRenfe Trenhotelの文字がありました。
一駅だけの乗車でしたので、予約したのはリクラインイング席で、 他の車両の寝台付きの個室は、残念ながら見る機会がありませんでした。 添付画像はサイトからとった車内の座席配置です。実際は夜明け前で カーテンが引かれて中は暗く、乗客は毛布をかぶって寝ていました。
たまたま見かけたサイトに、スペインのマドリードから最南の アルヘシラスまでTalgo に乗った、鉄道ファンの旅行記が出ていました。 Talgoの構造の特徴である、運行の途中で場合に応じて車輪の幅を 線路の幅に合わせて変更する作業の様子も書かれているようです。 よろしければご参考までにどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11151436
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TH ++.. 2020/04/18(土) 11:36 [22562] [引用] |
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THさん、お見事です! (林先生の初耳学みたいですが)
Franzlさんが質問を撤回したのにちゃんと調べて答えられ、しかもそのTalgoの車両にご自身が乗ったことも確認できたなんて。 おかげでサウジアラビアの砂漠でもスペイン輸出の車両が活躍していることも知りました。 何でも質問してみるものですね。
それとルシタニア号という寝台特急の名前にも惹きつけられました。 ルシタニア号という名ですぐに思い浮かべるのは第一次世界大戦のおりにドイツのUボートによって撃沈された客船のことです。 あらためてルシタニアの名をWikiで調べたら、帝政ローマ時代の属領だったスペイン、ポルトガルの呼称だとういことが判りました。
THさんのスペインの旅のレポート、そしてそれへのFranzl さんのコメントで新たな知見を多く得たことに感謝しています。
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リワキーノ ++.. 2020/04/18(土) 22:52 [22563] [引用] |
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> かえってご心配をかけました。
> 私、Talgo に乗ったんですね、たぶん。
THさんがちょっぴり鉄道に興味を持たれたのが嬉しいです。これから先のレポートにも鉄道について少し紹介してください。
Talgoは乗車扉がほぼホームと同じ高さで低いのが良いようですね。ヨーロッパの鉄道はどうしてあんなに乗りにくいんでしょうかね?20キロにもなる重い旅行鞄を一人で片手に持って、もう片手は列車にしっかり捉まって非常に危険な体勢で乗り込みます。10年ほど前、あまり荷物が重かったので、肩と腕の筋肉に半年近く痛みが残りました。
添付画像に見られるように、日によって発車ホームが異なることがあります。これが私達には理解出来ない。発車15分ほど前になって電光掲示板に表示されるので、それから一斉に駈けて行きます。
号車(何両目)の位置ですが、ホームはABCDEと区分されていて、何号車はB区分に到着しますと、どこかに表示してあります。
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Franzl ++.. 2020/04/19(日) 03:24 [22564] [引用] |
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> 実は国際線の夜行列車で、ポルトガルのリスボンとマドリード間
> を走る、Trenhotel ルシタニア号という名称の寝台特急で、機種は
> TalgoVIのようです。
寝台車は最近は列車の高速化で減りましたが、オーストリア、ドイツとイタリアの間でよく使いました。北ドイツのハンブルクから南ドイツのミュンヘンに戻ったときは、私の車を自動車専用貨車に載せ、私達は寝台車で戻りました。自動車を列車で運ぶ旅の仕方は今でも盛んなようです。
その時カトリックの多いミュンヘンは祭日だったので、朝早く家に戻ったのにスーパーはもちろんお店は休み。夕方レストランが開くまで所在なく一日を送ったことを記憶しています。
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Franzl ++.. 2020/04/19(日) 03:36 [22565] [引用] |
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> チケットをサイトで予約した際には、始発がリスボンであることも、
> まして車輌がTalgo ということも明記されておらず、ただ、
> Trenhotel とは書かれてありましたが、寝台列車という意味であることに気がつきませんでした。
Trenhotel とは洒落てますね。トレノーテルと読むのかな?普通はsleeping car, couch car でしょうね。欧州一円には Trans Euro Night というのが走ってるようです。
出発前ある区間の乗車券がどうしても購入出来ない(満席ではなく)と焦っていらっしゃいましたね。最終的には取れたけど、発売日になったから購入出来たのでしたね。おそらく参照画像 B) で購入されたのでしょうが、C)D)はしないが良いですね。旅程変更した際、現地では旅行代理店で購入した乗車券を変更対象にしてくれません。その乗車券は無駄になりかねません。
自動券売機は日本のは神ですね。あちらの人には日本の精度、スピードは信じられないでしょうね。ヨーロッパのは遅い、指定したとおりに作動しない、カード使えるはずなのに大半読み取り能力が低いため受け付けない。ただ都市内トラム乗車券、一日券などは券売機になりますね。
> Talgoの構造の特徴である、運行の途中で場合に応じて車輪の幅を
> 線路の幅に合わせて変更する作業の様子も書かれているようです。
興味深い写真ですね。日本では長崎新幹線を佐賀県内在来線走らせるか、全行程フル企画にするか、まだ佐賀県と国交省で合意が出来てません。フリーゲージトレインを技術的に開発出来ないと国交省は匙を投げています。スペインに頭を下げて教えを請うたら如何かな?
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Franzl ++.. 2020/04/19(日) 21:45 [22567] [引用] |
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>あらためてルシタニアの名をWikiで調べたら、帝政ローマ時代の属領だった スペイン、ポルトガルの呼称だとういことが判りました。
ルシタニア・・・素敵な響のある名前ですね。歴史的な由来がある事を知って さらに勉強になりました。ポルトガルからの国際列車に乗ったという、 思いがけない楽しい思い出が加わりました。 今回偶然の画像の一致がなければ雲をつかむようなお話だったことでしょう。
お二人のコメントから、旅が終わってからもいろいろ勉強できました。 有難うございました。
Renfeのサイトからのチケット購入、60日前からというのに、アビラと マドリード間だけが間際までOKのサインが出ず、ヒヤヒヤしましたが、 考えてみるとリスボン発の長距離列車ですから、早期に最後の1駅分の 指定席を売ってもらえるわけありませんよね。 おかげさまでやっと原因らしきものがわかりました。
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TH ++.. 2020/04/19(日) 22:29 [22568] [引用] |
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> Talgoは乗車扉がほぼホームと同じ高さで低いのが良いようですね。ヨーロッパの鉄道はどうしてあんなに乗りにくいんでしょうかね?20キロにもなる重い旅行鞄を一人で片手に持って、もう片手は列車にしっかり捉まって非常に危険な体勢で乗り込みます。10年ほど前、あまり荷物が重かったので、肩と腕の筋肉に半年近く痛みが残りました。
ヨーロッパの駅はプラットホームが低く、重い荷物を持って客車に乗り込むのは本当に難儀します。身体の小さい華奢なご婦人も沢山いるのに、不親切です。写真はブダペスト東駅です。ホームからトランクケースを持ってステップを4段も上らないといけません。ホームが低いのも見てよく解ります。 尤も通勤電車のホームは電車床と同じ高さに作ってあります。
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Franzl ++.. 2020/04/21(火) 17:21 [22569] [引用] |
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