5/22 2003掲載
陸奥新緑の旅 Part3 by 妹尾政幸
奥入瀬に入りました。
学生時代
「ゼミ旅行で十和田湖へ行くから仕送り願います」って嘘ついて、後が大変
帰省して十和田湖や奥入瀬がTV画面に出ると
「なかなか素晴らしい処だったろう」と親父
「ううん・・・よかった」とTVのチャンネル急いで変えて、話題そらした事思い出した。
一度来たはず!?の奥入瀬
新緑でオゾンいっぱい、水の流れでマイナスイオンいっぱい体に浴びて・・・・・
どこもここも画像に残したいポイントばかり。
夢の中に出てくるような光景を思い出させる皆の表情。
紅葉の頃ならこんなにゆっくり散策は無理?
水辺のすぐ際の遊歩道を誰にも邪魔されること無くゆったりと歩むなんて
なんという贅沢な時間。
こんなとこに生息する生き物は幸せものだ。
九段の滝をバックに九段の母!?
名残惜しいけれど奥入瀬を後に、進路を南へととることに。
道中見つけた見事な八重桜、日本は南北に長いとの印象を強くする。
実は今回の旅行プラン中、一番ツアーコンダクターを悩ませたのが今日の昼食。
八幡平への道沿いにこれといった名物・名店は思い浮かばずぶっつけ本番のランチ。
一生懸命ガイドブックと睨めっこの彼に
「一緒に飲み食いできるだけで満足やけん心配せんでいいよ」と云ってはみたが・・・・・
秋田県鹿角市の蕎麦屋
「結構いけそうやな」
で食ったのが
この蕎麦、手打ち庵・小春庵には敵わなかった!?けれど
期待してなかっただけに意外性で評価の今日の昼食でした。
立て続けに2枚蕎麦食って、運転代わってもらいウトウトいい気持ち。
眼が急に明るくなって えっ!?ここは何処だ?
広大なパノラマをバックに。
太平洋から日本海側まで一望のここ八幡平、このワイド画面は九州はおろか
日本アルプスでもお目にかかったことはない。
岩手山が見事な姿を見せてくれて
この人の喜ぶこと喜ぶこと!
残雪に滑りそうになりながらもデジカメはしっかりと構えている辺り、見上げたツアコン魂。
皆さんなかなか此処を離れようとはしませんでした。
今回の宿泊のハイライト、東北随一”乳頭温泉”へ向けて再スタートします。
「一寸ちょっと・・・もしかしてあれ」
水芭蕉です!
遠くに目を向けると、桜?
あれはコブシ、北国は春なんです今。
中途に立ち寄った”玉川温泉”
ここは湯治客で大賑わい、運転手残してりんりんらんらんは源泉見物にお出かけです。
よほどコブシがお気に入りと見え停車を余儀なくされます。
田沢湖を右手に見て目指すのは”乳頭温泉”
桜が未だ未だ見頃
栗駒が見えてきた。
秘湯への期待で胸膨らみます。