12/28 2001掲載
『歳末特別御膳 at 浄水茶寮』12/27
グルメ通の会社取引先メンバーをお連れしての本年最終膳を
<浄水茶寮>穐吉君にお願いしました。
通常献立とは一寸違うだろうな、という期待を抱いてのスタート。
屈強の美食隊 |
このメンバーの舌を納得させるのは容易な事ではない。
さて
光陰如箭
《膳菜》
一人が巳の蓋取って
「この器変わっていますねー、しかも軽いですねー」
苣唐 車海老 コンニャク クワイ カラスミ大根 小皿にナマコ |
蒔絵
《お椀》
「吉兆を超えた器とこの出汁」
えび真蒸 |
絵の具皿
《お造り》
「見て楽しく、食べて美味しい・・・」
平目 マグロ 赤貝 細魚 貝柱 縁側 |
水仙
《したし》
「旅の途中でオアシスに出会ったような爽快感」
「なかなかここの板場さん、本気出しているみたいですね。」
日の丸皿
《蛤にぎり》
「これも一風変わった感触です」
ガリ モロ胡 |
銀盆
《石焼き》
「いつものカンテキとは違ったワイルドな香りが部屋を漂っていた」
イカ 車えび |
暦手
《蕪ら蒸し》
「何という食感、そして充実感」
穴子 ぎんなん 百合根 木耳 |
《ごはん》
あらかぶ煮付け |
盛 バカラ
《フルーツ》
「これまた芸術的な、壊すのを躊躇わせる気分のするデザートです」
フルーツゼリー | |
綿アメ |
織部 蓮華
《お茶》
「ほっとさせるのは、故郷の懐かしい味のせいか」
葛練り |
たくさん、いっぱい頂いたにもかかわらず
食後の爽快感を楽しめるのはやはり日本料理をおいて他にはありません。
ここ<浄水茶寮>の献立は、中でも今夜のようなスペシャル・メニューは
我々グルメを充分に楽しませ堪能させてくれる有難い存在です。
穐吉君、来年もよろしくお願いします。