11/14 2003掲載

2003.11.13
 
遠州流の流儀で、
黒酢で有名な某通心販売の老舗さんで茶席披露の茶会がありました。
 
小堀遠州の遺訓
 
本席の点前座
向うに見えるのが寄木の棚
寄木は七種(黒柿、桑、桐、赤松、黒檀、紫檀、鉄唐木)
大名は海外からの木を入手する事が出来、その銘木を使って
道具を造っていた。っということでした。
因みに千家では棚は桐、杉が多いですね。
 
本席の床飾り
 
 
 
茶席では、この季節まずは炭点前、それから濃茶が始まります。
一席16客でしたので、
正客、次客、三客までは主茶碗で(この日は朝鮮の堅手の茶碗)
あとのお客様は上の写真にあるように点てだしでした。
 
そしていよいよ懐石?です。っといっても今日は大勢さんでしたので
プティカイセキ??でした。
 
まずは捻子の染付(永楽和全、幕末の人)に鯛のお向う。
膳が出ると亭主は燗鍋を持って茶席に出ますそして、挨拶をしながら
お一人お一人、酒をついで回るわけです。
 
次は煮物椀写真撮り忘れ!!
この日はお祝いという事で 海老真蒸にしました。
 
大徳寺縁高に口取りと扇面に作った紅白の御飯を盛り付けます。
亭主の要望で、酒の肴に例のカラスミも・・・・・・・。
                                                       私も早くう、食べてみたい!??
 
以上でプティカイセキは終わりました。
 
10月後半から11月にかけてはお茶会が多かった!!
読者の皆さんにも、その一端をこのページを借りて披露できたことは
望外の喜びです。
お茶の世界に首を突っ込んで??早30年
お陰で一人心の内しまいこんでいたものが、こうやって映像と拙い言葉で
皆さんにご紹介?出来たことは、
編集長はじめ皆様方の手助け無くては
出来なかったと思っています。
皆さんありがとう!!
 
穐吉 陽一郎

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