7/30 2003掲載

   トマト談義第2弾・・・・・ 穐吉 陽一郎
                     
       日頃の罪滅ぼしにと、家内を誘って行って来ました。
 
                        ←これって以前から気にいっていた!!!
 
石井シェフにまた無理なお願い。今日昼過ぎに行くけど
またトマトをメインに献立お願いしま〜〜す。っと電話を入れました。
 
先日の取材&料理研究以来トマトに関する情報を
インターネットからいろいろと得て実践もしてきました。
 
奥が深い料理の世界。素材もさることながら、彼のイタリ-での話も
料理のスパイスになるんじゃないかと思い、食事をしながら話を聞きました。
話は、ローマ、ヴェニス、フィレンツェ、・・・・・・・に及びました。
 
     何故か超有名な塩野七生さんの《ローマ人の物語》も登場。
        さり気ないテーブル挿花花器が面白いね!!
 
彼が心を砕いて立ててくれたメニュー表
 
わざわざ私たちのためにありがとう!!!!
手書きのメニュー
 
                     先ずは前菜
                     岩手産帆立とトマトのサラダ
バジルソースがとっても美味しかった。
石井シェフ曰く 中に入っているカエンドペッパーが味を引き立てるんですよお!!。
それにホタテの甘味と絶妙のバランス
トマトはオリーブオイルに絡めただけのフレッシュな味
これこそ素材で決まり!!
真中のほたてのヒモ、意外とシコシコ感があって美味しかった!!
同窓の輩、歯に自信の無い方
そんな歳にナッタナアと思っている あ・な・た  よほど注意が必要ですよ。
でも石みたいに硬くは無いんですよ!!
 
ここでいつもの《ビッラ モレッティ》・・・・・・。すかさずビールを飲んだので撮影は後回しになりました。
いつもは飲まない彼女は白ワインを・・・・・。それもグラスに2杯も?
撮影許可が出ませんので、カット!? 
ほかのテーブルにあった巻貝の形をした花器、活けてある白い花
          涼しさを演出してますね。
 
前菜二幕目 トマトのゼリー
 
  湯剥きしたトマト(種と取り除く、酸味がます為)をミキサーにかけ、
  その中にパルメザンチーズ、オリーブオイル、少しの塩と胡椒を入れ
  裏ごしに掛け、ゼラチンを入れて固める。
  今日は中にはナスの細切りが入れてあった。
    オクラを縦割りにして添える。
日本料理では繊維と直角に切るのが普通なんですが
この切り方だと赤丸との対比がとってもバランスがいいですね。
シャープさがあって・・・・。勉強しました?
 
  ジノリの食器  川鱒でしょう?
  自然のものを取り入れて 
  目には優しい、ホッとさせられます             今日使っていた箸置き。 シェフのお気に入りのひとつ!! 
 
時間が遅かったせいか、お客は我々だけ、料理の合間にトマト談義ならぬイタリー談義
今秋時間が許せば、ご夫婦でイタリ-食べ歩きをなさるそうで、また帰国談が楽しみです。
熱がこもって我が家内と話伯仲!! ワイン2杯?も飲んで少しエンジンが掛かって来たかな?
 
 
まだ前菜でウロチョロシテル!!
 
前菜最後は
自家製オイルサーデンとトマトのオーブン焼き。
 
  これも熱々で美味しかった!!
 
ようやく
 
プリモの はまぐりとあさりのスープ トマト風味
  トマトは種ごと白ワインで煮込む。はまぐりとあさりは出来上がる直前に入れ
  火が通れば出来上がり。 今日はニンニクが少々入っていた。
 
 
 
 
本日のメインディッシュ
甘鯛(えびとホタテのムース詰め)
  かにとトマトのソース
                
                                  特別注文でフレッシュサラダを作ってもらいました。
                                  何故かって? オリーブオイルが少し多かったので
                                  口直しのつもりで。
                           
 
色彩がとっても美しい!!
欲を言えばこれに黒色のトリュフでも有れば引き締まったかんじなんでしょうが?
えびとほたてのムースがマッタリトシテ、トマトのソース、
アマダイの白身と三位一体となっていましたね。
 
デザートはフルーツポンチにバニラアイス、  上の黒いのはハッカク。
これにもトマトが!!


最後の打ち止めにエスプレッソ。
 
 
これだけに悠々2時間半  至福の時間でした。 
家内も一緒に記念写真!!少し頬が紅潮してるようです。
 
 
無理を言って、また我儘を聞き入れていただいて本当にありがとう!!
  いつも笑顔のお二人!!
Restaurantとは身も心も元気の源をお客様に捧げる所という意味だそうですよ。
  石井シェフ貴方のおっしゃるとおり、元気を貰いました。
 
 
帰る間際になってもまだまだ話が尽きない!!
石井君も身を乗り出して・・・・・・・・・。
この手はなんだ?
 
 
やあやあ!! トマトが取り持つ縁  こんなにも楽しくまた生きている実感を味わうことが出来・・・・。
 
            感謝!!感謝!!の一日でした。

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