6/19 2003掲載

 
先日 Nakamura  School  において『七夕の趣向の料理』の講義をいたしました。
年に2回講義をします。
 
実演と話を含め、90分があっという間に過ぎました。
 
   
 
 階段教室に生徒が130名、一時は皆が私を注目します
 そのうち脱落者が出ますけどね。
 
 
最初の膳菜
 
緑色の葉は七夕の時に使う『梶の葉』
とても切れ込みが美しく枝は紙の原料になります
平安の昔、梶の葉ニ願い事を書いてささの葉に吊るしました。
 
涼しさを演出
長芋そうめんに葛叩きのアワビ  『編集長が試食したお椀を参考に』
 
 
次からはお造り三態
 
普通に切る平造り
 
細造り
 
削ぎ造り
 
最後に
僕の手伝いをしてくれた中村の助手の方
 
若い女性が傍で助手をしてくれると仕事ははかどるし
講義そのものもメリハリがつき、非常にスムーズに行くものですね。
 
追伸 
             
今年初咲きの木槿   宗旦木槿『底紅』 
  
季節は確実に巡ってきますね。
歳を重ねるとそのサイクルが早く感じられます。 もう来月は July とにかく早い。

穐吉 陽一郎