2/15 2006掲載
『 Les Creations de NARISAWA 』での夕食を共にして・・・・・・
２００６．２．１４ ヴァレンタインの日に・・・・・・・穐吉
もう一ヶ月も前になりますが、上京する機会を得 A・Sさんと夕食を共にすることになりました。
写真は数枚それもお店のロゴだけ・・・・皆さんにお伝えするのは僕の文章力？に加え
姉兄妹弟の方々の想像力に頼るほかありません。
取り敢えずはメールのやりとりから、
A・S さま
明けましておめでとうございます。
昨年ちょっとお知らせしていましたが、１月１０日(火)上京いたします。
なかなか日程が決まらず、今日になってしまいました。
１０日は１０時福岡を発って羽田には１１時半過ぎには到着すると思います。
その日は予定を入れていませんが、翌１１日は１１時半より飯田橋近くの遠州流宗家にて点て初めの会に出席し
夕方４時半の飛行機にて帰福する予定にしています。
返信
穐吉さま
明けましておめでとうございます。
さて、早速ですが1月１０日夜6時30分にフランスレストラン「成沢」を予約しました。
ご招待いたしますので、どうぞ予定してください。
レストランの所在地は下記です。
記
Les Creations de NARISAWA
港区南青山２－６－１５
電話：０３－５７８５－０７９９
午後6時30分です（開店時間も6時30分です。）
ではレストランでお待ちいたします。ご不明なことがございましたら遠慮なくお知らせください。
お目にかかれることを楽しみにしております。
A・S
最近は歳のせい？もあってフランス料理から遠ざかっていました。
ソースが料理の決め手と言われるほど、ソースには命を賭けて創ります、
そのソースがもうこの体には適合しなくなってきたのが判ります。
目から鱗とは・・・・・・・こう云う事なんですね！ のちほどゆっくり
日本料理でもそうですがフランス料理といってもピンキリでしょう。
重量級もあればアッサリ系などなど。。。。
さてはともあれ先ずはロケーションから
地下鉄で行けばなんとなく殺風景ですね。こんなときには徒歩に限ります。
一月と言えば６時過ぎは暗くなります。
５時に赤坂見附で地下鉄を降り国道２４６に入ります。チョット坂ですが運動不足の僕には
丁度いい距離です
右手前方に東宮御所の石組みの塀が見えてきます。これは青山一丁目まで続いているんですね
ゆっくり歩いて４０分ほどで青山一丁目の交差点に来ました。
もう真っ暗！！
交差点を過ぎるとホンダのビルその先がソニーのビル
そのビルの一角奥まったところに何とも近代的な いやレストランとは思えない平屋の建物はありました。
ゆっくりと奥に進むと入り口にはオーバーコートを纏った若い男性が深々と頭を下げ S様でいらっしゃいますか？
DOORの中に案内される。そこは１５㎡程のウェーティングルーム 黒と白を基調にしたシンプルな造り。
外の様子
外国人がソムリエとワインの話をしている。そうとう詳しい！ワインリストは A3位のKARTEにびっしり
丁度６時３０分にSさんがお見えになった。久し振りの再会
早速 ピンクのワンピースを着た優しそうなマダムに席まで案内され着座する。
まだ今日の料理は決まってないらしくSさんとマダムがしきりと打ち合わせ
僕にも好みや体の具合をやさしく聞いてくる。
フレッシュの黒トリフの所望をする。
いろいろ考えた結果
以下のような献立になりました
さて今日の献立に合わせたワインの選択
ソムリエとの真剣な協議！？
そこで決まったのが CHABRISのFULL
BOTTOLE これまた変わった壜に入っている。
適温に冷やされたCHABRISはワインクーラーに入れずコルクもせずそのままテーブルに鎮座
なぜなら温度変化と、酸化の具合を楽しみながら
料理とのコラボレーションを楽しんでくださいっとのことでした。
素材の味を中心にさっぱりした味加減。
日本料理の懐石にぴったりのフランス料理
中ごろでワインに合うチーズのワゴンサーヴィス
素材の確かさと清潔感溢れる料理
隅々まで神経が行き届いた若いウエイターのキビキビしたサーヴィス
前菜から始まって最後のエスプレッソまで緊張感が漲っていました。
それでいて時間を感じさせない空間、
周りのお客様もカップル有、熟年夫婦有、・・・・静かに夢の時を楽しんでいるかのようでした。
料理を超えた又味を超えたそこにはお客様、マダム、料理人、サービスの共同作業によって作り上げられる
ひとつの桃源郷のようなものを感じました。
まあとりとめも無く書いてしまいましたが・・・・・。
想像できましたでしょうか。拙い言葉でスミマセン！
これでお・し・ま・い
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