10/17 2001掲載

<<ヨーロッパ歴史ロマン: フランケンの司教座 バンベルク II>>

8月に掲載したバンベルク紹介はいかがでしたか?人口10万人足らずの小都市ですが、
第2次世界大戦の戦災にも遭っておらず、ユネスコの世界遺産に指定されています。
古い街並みを保存するには膨大な資金が必要ですが、国家補助だけに頼らず、この町の
住民の皆さんが自発的にかなりの資金を拠出しているそうです。
それは大変なことだと思いますが、その甲斐あって近年日本からの観光客も徐々に増え
つつあるそうです。
またバンベルク交響楽団も小さな町の割には水準が高いようです。
本日は前回に続き、バンベルクをもう少し紹介します。
 
 
<<ヨーロッパ歴史ロマン: フランケンの司教座 バンベルク II>>
 
以下は系統別伝言板
<エルベ河畔のバロック ドレスデン # ルーカス・クラナッハ バンベルク>
に対応する写真です。前回は

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このように冬、正確にはクリスマス前でしたが、今回は

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真夏とは言い難い肌寒い8月。
手前のおばさんはコートを着ています。ここは市の中心の広場(マルクト広場)。
奥左の壮麗な建物は教会だが、その右これも多少由緒ありそうな建物はデパート。

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おばさんの向こうにユダヤ教の若いラビ(律法博士)がいる。

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何とも印象的な市庁舎。コンテナ満載の貨物船のようだ。

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私たちが泊まった「野ばら」旅館。
日本では考え難いが小さな子供連れ一家5人の旅行でも、たいてい行き当たり
ばったりでホテルはある。たいてい清潔で、家具や内装は競うように凝っている割には安い。

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やはりもともとが宗教都市だから、町の中至る所で天使や聖人が人々を見下ろしている。

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この川はマイン川となり、ライン川に合流してオランダから北海に注ぐ。流れはかなり速い。

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市庁舎前でスナップ写真をパチリ。

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角度を変えてもう一枚。奥の市庁舎塔の下の通路を通って

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中世の面影を残す通りを上って行くと

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ハインリヒ2世が礎石を置いた神聖ローマ皇帝の大聖堂に着く。
ロマネスクからゴシック移行期の4本の塔を持つ、見事な教会である。

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その内部。

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「バンベルクの騎士」として名高い伝説の英雄、ハインリヒ4世像。
文武に秀でた中世騎士の理想像とされる。日本でいうと頼朝か、楠正成か?

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バンベルクの近くに中世の山城があったので行ってみた。

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8月なのにこの寒空。皆さんヨーロッパ旅行には夏でもセーターを忘れずにね。
もちろん暑い日もあります。そのうちトップレス、ボトムレスの写真もお目にかけましょう。
 
今日は詳しい解説抜きで写真を眺めるだけ。
次回は多少解説付きで<バロック>のお話をする予定です。乞う、ご期待。

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_/ Dr. med. Hiko Funatsu
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