11/29 2002掲載
<ザルツブルクのスパイス・ブーケ>
西 京子さん主催のザルツブルガー・ゲシェンク(ザルツブルガー・アート改め)作品展を見に、F. v.
K. と大濠の福岡市美術館に行って来ました。100点を超す作品が展示してあり、平日にもかかわらず大勢のお客さんでした。
極細のワイヤに細かい細工を駆使して作るクロスター・アルバイトは西さんが最近特に打ち込である分野です。クロスターは修道院のこと。尼僧達が編み出した技術だそうです。
植物には必ず種がある。その種を集めてシュトラウス(ブーケ)やクランツ(リング)を作ります。西瓜を食べカボチャを食べメロンを食べアンズを食べプルーンを食べリンゴを食べオレンジを食べ柿を食べ、枇杷を食べ桃を食べブドウを食べライチを食べパパイヤを食べマンゴーを食べては種を大切に保存し、ときにはパプリカやトマトの種も大切に保存し、
(nik05)
朝顔の種、トウモロコシ、ピーナッツ、アーモンド、クルミ、シイや様々なドングリ、銀杏、松の実、ひまわりの種も揃えておき、松ぼっくりを拾いに行く、、と材料揃えは一朝一夕には出来ないようです。
美味しそうなチョコレートケーキ風二題。周囲を囲んでいるのはシナモン、香りがいい!
(nik08)
思わず食べたくなるデザートケーキもどき。
西さんのお話を聞くと、これらの作品を作るのはとても根気がいることが解りました。たとえば
写真左上の金色葉状の細工は特殊な極細ワイヤを材料にして作るそうですが、これが全て手作業!初心者ならこれ一枚で一日かかるでしょう。私のようなアバウトな人間にはとても出来ません。
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oo Maria
v. K.
oo Tel: 0942-43-5452
oo apfel =
apple
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