7/1 2002掲載
松本一喜君に教えてもらって,朝倉町まで蕎麦を食べに行ってきました.
昔の庄屋屋敷を用いて蕎麦屋をやっている.
この白壁を見ただけで昔の庄屋さんの裕福さがわかる.雨がしとしと降っている.
ここの庄屋,古林家は300年以上の歴史を持ち,元は黒田藩の士族だったそうな.
現在は十七代目.先代はガダルカナルで戦死.
右方大屋根の屋敷が蕎麦料理処.大正末期の建物.
大きな玄関を入ると,すぐ左手の桑の間に通されて,しばらく待つ.
現在は建材となる桑の木が無く,この部屋の修復は不可能とか聞くうちに,凄いところで
蕎麦屋さんやってんだなあと矢鱈感心して,,.
二十畳くらいの座敷が二間続いていてそこでいただく.
床の間の畳の裏に大正末期の畳一枚の値段が書いてあって.時価換算すると一畳二十万円くらい.
蕎麦懐石をいただきましたが,美味しいのときょろきょろ見回しているうちに,料理の写真撮るのを忘れちゃいました.
最後の方で出てきた蕎麦と蕎麦がき.このあと蕎麦のプリンが出ました.
大きなお屋敷ですから,お庭もあります.
帰りがけになりましたが,ここが玄関です.
久重(何と読むのでしょう)の二連水車が屋敷に接してあります.
朝倉町には二連,三連水車がいくつかあるようです.
小春庵とどちらが美味しいかって?オープンなネット上では批評は控えておきます.
でも編集長はとっくの昔にご存じのことでしょう.