3/4 2002掲載
こんにちは、神経科医の舩津邦比古です.「筑後吉井のおひなさまめぐり」をレ
ポートします.
この催しは4月3日まであっています.
雛祭りについてごく大雑把な,ちょっと違うかもしれない解説 雛祭りは江戸時代寛文年間(大凡1661〜1680年)武家や富裕 商人層から始まり,次第に庶民の祭りとして広がっていった. こういうものの起源は通例あまりはっきりしないが,中国後漢の 時代,某封建候に三人の女の子が生まれた.しかし三人とも生 後三日目に死んでしまった.候はそれをいたく悲しみ,領主の悲 しみを知った人々は,三体の人形を作って死んだ女の子達を供 養した.この伝説は我が国平安時代の貴族に伝わった. 当時の人々は物の怪やたたりに恐れおののいていたが,自分に ついた穢れやたたりを陰陽師に祈祷してもらって人形に移し替え, その人形を水に流すという土着の風習と混じって後世に伝えられ ることとなった. それが上述のごとく江戸時代に雛祭りとなって甦ったという. |
筑後吉井は家並み保存に力を入れています.町のあちこちに白壁土蔵風の家が
あります.
骨董屋,古物屋が多い.これは
yokoさん御用達のシュタイフの熊(プーさん),,ではなかった,残念ながら.
こんな土蔵もあって
中では骨董屋さんもこの時期は雛人形を飾っている.展示の入れ替えは大変な作
業でしょう,狭い階段を何度も上がったり降りたり,,.
大津一級建築士の仕事の参考にならないかと,土蔵二階の構造を一枚.
伊万里の小皿を買った.
途中休憩した所は旧家の座敷,今は臨時の茶店.
食べたかった「だご汁」は売り切れていたが,ちらし寿司と野菜の煮物で300円.
ところで吉井には結構有名な豆腐屋さんがあって,ご覧のように「おからコロッ
ケ」とか「大豆ハンバーグ」とか作っていて,結構旨い.
今回行かなかったけど,数軒の旧家が公開してあり,一見の価値があります.こ
の催しは4月3日まで.人出多い.吉井町観光協会側に駐車場.次回は
この人が初めてのレポートにチャレンジするそうです.