11/8 2008掲載

北東北の秋(T)・・・・・・・・・ミュンヘン大好き v. K. 

所用で岩手県盛岡市に行き、その後ドライブしました。松尾芭蕉が愛した東北。何年ぶり
だろう。東北の秋は美しい。仙台の駄才小寒先生に会おうかなという気持ちも、ちょっぴ
りあったのですが、仕事であたふたしている内に連絡しないまま。次の機会にしましょう。

 

北上川は盛岡の街を二分して南へ流れます。

東北自動車道走ってると、九州道と違うんですね。北上平野の中央を直線的に走ってい
ます。左右の景色は広々として美しく、広告看板などの夾雑物が殆ど目につきません。
木々は広葉樹が多い。赤や黄色に色付いていました。ドイツトウヒに似た針葉樹は青森ト
ドマツなんでしょうか?景色も空気もドイツを想い出させます。一方九州道は直線区間は
殆どありません。クロソイド・カーヴの連続です。
10月に宮崎まで行きましたが、えびの八
代間約
30kmにトンネルが25あります。運転していてうんざりします。

 

私が仕事の間、マリアは秋田新幹線にヒョイと飛び乗って、トコトコとさほど早くもない新幹
線だったらしいが、、、

 

ここに着きました。盛岡から50分くらい。

 

初夏はこんなふう。みな若いなあ。

 

秋はこうでした。

 

落ち着いたたたずまい。いいなあ。

因みに鹿児島県の知覧もこのような武家屋敷地区があります。あそこも良いですよ。

 

盛岡市の所用を終えて北上しました。十和田湖へは怖いくらい真っ暗な夜道を、まっしぐ
らに駆け上がってゆきました。

翌朝、十和田湖から流れ出る奥入瀬渓谷

 

結婚前に一度来たことがあるそうです。

おい、誰と来たんだ?

 

数年前に来たときは観光バスだったので、奥入瀬は20分くらいで通り抜け、非常に心残
りでした。今回は是非とも心ゆくまで歩こうと意図していました。

 

渓流は上りながら眺める方が、水が美しく光って映えます。

 

「お二人で中むつまじく奥入瀬を歩いている姿が眼に浮かびますな。

しかし、紅葉の頃は凄い人でしょうね。

皆で奥入瀬を歩いたのを懐かしく思い出します。

ついこの間のような気がしますが、既に5年も経ってしまったのですね」・・・・・手打ち庵

 

少年易老学難成

一寸光陰不可軽

未覚池塘春草夢

階前梧葉已秋声

 

傾斜は緩やかで、上るのは全く苦になりません。ほぼ全行程流れの側を同じ高さで歩き
ます。

浸食されたV字谷。両側は高い岩の壁です。

渓流添いの車道はこの週末(10/1819)殆どの車両乗り入れ禁止です。シャトルバスが
走るそうで、手を挙げたところで停まってくれるそうです。

でも、紅葉のピークは来週末(10/2526)ではないかと思いました。

 

紅葉には少し早かった。でも満足でした。

 

To be continued.