花法師花だより 不定期投稿
今回は福寿草(キンポウゲ科)
地上部に姿をあらわすのは2月から5月までのたった3ヶ月
あとは地中で冬眠しています。どこかの熊みたいですね。
江戸時代150以上の品種が育成されましたが現存するの
はほんの一部のコレクターが50品種くらいを維持しているだけです。
旧正月が九州の自然開花の目安です。
1.在来系 熊本の五木村などいくつかの群生地がみられます。
本当これが一番いい花の楽しみ方でしょうが。
2.みちのく 東北地方の在来小ぶりの咲き始めは黄緑なんとも
いえぬ風情があります。
3.姫福寿草 ミニの福寿草
4.秩父紅 オレンジ色のきれいな花です。
5.撫子咲き 花色オレンジで花の先端が枝分かれします。
一茎から沢山の花がさきます。
6.三段咲き 豪華な八重の花で花の中心部には緑の輪がはいります。
晩生今満開
青丹(あおに)よし寧楽(なら)の墨する福寿草
水原 秋桜子
暖炉たく部屋暖かに福寿草
正岡 子規