11/5 2001掲載
らんらんさんの
二人とも初体験です。 バスのなかで和尚さんと手討ち人さんの系統別伝言版のやりとりのこと、 照美さんの短歌のことなど、りんりんさんにお話しました。 「かっこいいね。やろうよ」ということになり、575でやりとりし始めたら楽しくて、 とまらない。文法のことなど心配だったのですが、人に見せたくなるんですね。 これが。 昨夜ははまってしまい、伝言版を占拠してしまいました。 添削よろしくおねがいします。 |
がきっかけとなって、短歌教室の開講となりました。
りんりんらんらんさん
みちのくの短歌拝見しました。
一言でいうと本当にお上手、お世辞ではなく全て佳作!!脱帽の思いです。
少し手をいれればもっと歌が活きるのでは?と少々おせっかいの添削をしてみました。
ごめんない。
でも本心で私の所属する短歌会に入っていただけませんか?
名前は「六甲短歌会」です。
近畿修猷会ならず近畿の短歌会で活躍して欲しいと願いを強くしています。
秋たけし番所のあとに乱れ咲くしゅうめい菊の花のやさしさ
秋闌し番所のあとに乱れ咲くしゅうめい菊の花のやさしさ
息きらしこれも修行と一歩ずつ踏みしめ登る羽州黒山
息きらし修行者のごと一歩ずつ踏みしめ登る羽州黒山
憂い持ち訪ぬる古寺の参道にななかまど紅し慰めのごと
憂い持ち訪ぬる古寺の参道にななかまどの葉秋を色づく
最上川下れる舟に身をまかせ生きたくもあり生きたくもなし
最上川を下れる舟に身をまかせ生きたくもあり生きたくもなし
船頭の歌のびやかにひびかせて最上川下りの舟進み行く
風車添えても寂しみちのくの水子供養の石の仏は
紅のちいさき蕾ひとつふたつ返り躑躅のその名ゆかしき
紅のちいさき蕾ふたつみつ返り躑躅というはゆかしき
訪ねきし義経堂に咲き残る紅淡きあじさいの花
高舘に登りて偲ぶ衣川秋風わたり漣のたつ
夕暮るる北上川の岸辺よりはるかに仰ぐ高舘おぼろ
夕暮るる北上川の岸辺よりはるかに望む高舘おぼろ
昨日までの憂きこと忘れ見上げれば稲束山に虹のかかれる
昨夜(きぞ)までの憂きこと忘れ見上ぐれば稲束山に虹のかかれる
細き雨降る毛越寺の池の面に枝垂れて揺れし桜もみじ葉
細き雨降る毛越寺の池の面に枝垂れて揺るる桜もみじ葉
可憐さの残る舞妓の華やぎに旅の疲れもいつしか癒えし
可憐さの残る舞妓の華やぎに旅の疲れもいつしか癒ゆる
今日買しこけしに似たる面差しの舞妓踊れり夜の料亭に
今日買いしこけしに似たるみちのくの舞妓踊れり夜の料亭
木漏れ日の漏れくる林色満ちて我を包めり山刀伐峠
木漏れ日の漏れくる林に映る色我を包めり山刀伐峠
木漏れ日の山刀伐峠どこまでも歩いていきたい芭蕉のように
殆ど直す所はありませんが以上のようにすこしさわってみました。
これを機会に是非、ぜひ入会して下さい。おまちしています。