10/13 2005掲載

秋の立山・弥陀ヶ原を訪ねてーその2

 

さて、一夜明けて、ホテルの窓から外を見るとなんとか曇り空。まだ雨は降っていません。


しかし、山はどうかな?と思いつつ、のんびりと朝風呂の温泉です。


朝食もしっかりと摂らねば。中には、2人前ほど召し上がった方もおられたようで・・・


出発前にホテルにあるチャペルの前で記念撮影。


そして、足ごしらえも周到に、車に乗り込みます。


いよいよ、立山・弥陀ヶ原への玄関口、立山駅に到着です。




ここからはマイカーは通行禁止。ケーブルカーとバスを乗り継いで、標高2450mの室堂まで登ります。


登りのバスの座席は左側がベター。なぜなら、途中の見所が左側に集中しているからです。
皆さん、立山に行かれる時はよく覚えておいてくださいな。


やがて、日本一の落差を誇る称名滝が見えるところにやってきます。

ここで、バスは停車して、前方の乗客から後方の乗客まで全員が見ることが出来るように、運転手は少しずつ車を動かしてくれますが
、きれいに見ようと思えば、一番前の左側の席に座るのがベスト。今回その幸運の席を占めたのは、ツアーガイド兼カメラマンの私でした。
この称名滝の落差は
350m。詳細はその3に掲載します。


途中、標高1400mの弘法あたりまでは、このようにガスの中に景色を見ることができました。
しかしこのあたりはまだ紅葉が十分ではないようです。


けれども、ここから上は完全にガスの中、おまけに室堂はかなりの土砂降り。さすがの晴れ男の私もここで命運つきたか、と思いました。
それでも意を決して、室堂を少しは散策しようと外へ出ましたが、
10mほど行って、突風と大雨の前にあえなく撤退。
びしょびしょになる前の勇気ある撤退でしたが、すこしばかり皆がっかり。


しかし、この人はコレくらいではめげません。元気にVサイン


しかたなく、立山ホテルで、1杯850円の水出しコーヒーをゆっくりと味わいました。


本来なら、この室堂で雷鳥を見て、ゆっくり昼食をとり、それから天狗平までバスで少し下り、そこから美松坂経由で弥陀ヶ原まで、
2時間ほどの山歩きを楽しむ筈でしたが、この天候では完全にだめ。あきらめて、標高
1930mの弥陀ヶ原まで、バスで降りてきました。

しかし、ここもガスの中。目の前にあるはずのホテルがなかなか見えません。


時間はたっぷりあることだし、弥陀ヶ原ホテルでゆっくりと昼食です。


それでも、昼食後少しの雨間を縫って、弥陀ヶ原散策へと繰り出します。





晴れていれば、きっとすばらしい景色だろうなと思いつつ、足元を見るとリンドウの花


そして、弥陀ヶ原といえば「餓鬼の田」、別名「精霊田」とも言われています。


このような小さな水溜りが無数にあるのが弥陀ヶ原の特徴です。

しかし、完全な雨対策装備をしていないので、10分ほどで、またもや勇気ある撤退。

早々に部屋に戻って、昼から宴会ですが、これはこれで楽しい集いです。



昔、たるみ君と二人で祖母山縦走をした時の山小屋での雨宿りの酒盛りを思い出しました。

そして、夕刻からは本格的な宴会




結構皆さん楽しんでいます。


雨の一日の締めくくりは、てんちゃんのマジック。毎回、新しいネタを準備しています。


 

完全に雨にやられた一日でしたが、明日の好天を願いつつ、おやすみなさい。

 

その3へ続く

 

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