10/9 2007掲載
手打ち庵夫婦の「ロマンティック街道とスイスアルプス紀行」
(4)オクタバーフェスト&ノイシュヴァンシュタイン城
ローテンブルグで中世の城塞都市に感激して、一路ロマンティック街道を南下して、ミュンヘンに向います。
ミュンヘンまでは約250km、3時間半程のバスの旅です。
車窓からはバイエルンの牧場や点在する村々、いくつかの町を見ることが出来ます。
途中ネルトリンゲンも通過しました。 ツアーで無ければCap.Senoh等のように是非立ち寄りたい所です。
ミュンヘンに近づくと教会の塔もねぎ坊主です。
夕刻、ミュンヘン到着です。
英国庭園に隣接する、ヒルトン・パーク・ホテルにチェックインのあと、直ちにオクタバーフェストに出発。
バスでなんとか行けるところまで行って、あとは歩きです。
空にはまだ明るさが残っています。 ここは会場前の教会
会場に入っていきます。
会場には巨大なテントがいくつかあり、テントの中は既にこのような状態、熱気むんむん。
皆朝から飲み続けているとのこと。
つまみのプレッツェル売り場
こっちもつまみ売り場
さきほどのテントは全く空いている席がないので、次のテントに移ります。 こちらはホーフブロイのテント
ここでなんとか空席を見つけて、というより横のシュツッツガルトから来たというお兄さんに少し隙間を空けて
もらって座りました。 座らないとビール売ってくれないのです。まずは乾杯!
たるみ先生はハーフリッターしか飲まされなかったというけれど、クレージーでも何でも、とにかく皆リッター
ジョッキーです。 よこの年配の婦人は民族衣装を着て、がんがん飲んでいます。
こちらのあにさんはオーストラリアから、その向かいのだんなはイエメンから、とにかく世界中から集まっている感じ。
お嬢さん達もこのように皆民族衣装で登場です。ウエイトレスではありません。お客さんです。
これは怪盗ルパンX・Pさんに特別プレゼントの画像。
てんちゃんも大歓迎を受けています
私も輪に入って大騒ぎ、とにかくお祭りですから楽しまにゃ
と言う訳で、大騒ぎのうちに夜は更け、ホテルへと帰って参りました。
翌朝、夜が明けて、外は雨です。あれほど前日の夜は天気がよかったのに・・・
これから、ノイシュヴァンシュタイン城を経て、スイスに向のですが、いやな予感です。オリンピック会場も雨に
煙ってよく見えません
ミュンヘンを出発して2時間あまりで、シュヴァンガウに到着、 まず眼に入ってきたのが、ルートヴィヒ2世の父
マックス2世が建立し、ルートヴィヒ2世が若い頃過ごしたというホーエンシュヴァンガウ城です。
ここから、ミニバスに乗って、ノイシュヴァンシュタイン城へ上がりました。 まず城の絶好の撮影ポイントとい
うマリエン橋に行きました。
マリエン橋はこのようなところですから、 高所恐怖症の方はご遠慮ください。
足元はほれこのようになっています
この橋からみるノイシュヴァンシュタイン城は格別、雨に煙る城ですが、かえって幻想的な風情をかもし出しています。
坂の途中から見るホーエンシュヴァンガウ城
そして、いろいろな角度から見る城
左下にあるのは順番待ちを知らせる電光掲示板です。これに少しでも遅れると入場のゲートが開きません。
場内は撮影禁止でしたが、外の風景はOK、ルートヴィヒ2世の玉座の間から見えるマリエン橋と瀧、しかし当時はこ
の橋は無かったことでしょう。
こちらはアルプ湖とシュヴァンガウの町
途中の撮影ポイントでパチリ
ここにもシーズーが・・・
駐車場まで降りてきたら、馬車がこれから客を乗せて上がっていくところです。登り5ユーロ、下り2.5ユーロだそうです。
さー我々も、お城見物はこれくらいにして、これからスイス国境を越え、今宵の宿泊地グリンデルワルトに向います。
ここからおよそ420km、6時間の旅です。途中天気が回復してくれることを祈りつつ・・・
グリンデルワルト&氷河特急編に続く・・・