奈良・吉野桜ツアー その2
by手打ち庵
夜半から降り出した雨は朝方まで続き、夜中はかなり強い風雨であったようですが、私は熟睡し
一向に気づきませんでした。
朝起きてみると、やはり天気予報どおりの雨ではありませんか。これでは晴れ男の神通力もこれ
までかと思いつつ朝風呂に入って、桜を眺めたりしておりました。
雨に曇る中千本の桜です。
浴室の窓から見える桜はこれ
雨の中を散策するかどうするか? なにはともあれ、朝食です。 例によって朝からビール。
ところが、雨を覚悟して、上千本まで行ってみようと、出かけたところ、いつの間にか雨は上がっ
ておりました。 やっぱり私は晴れ男!! 高城山展望台からの展望、南朝の砦があったところです。
雲海も出ているようです。
葛城山、二上山の彼方には大阪のビル群も見ることが出来ます。
高城山展望台から暫く歩くとそこは、水分神社、“みまくり”ではありませんぞ。
枝垂れ桜は少し早かったようですが、昨年よりは花つきが良いようです。
このツーショットも珍しい
水分神社を下ると次の絶景ポイントは花矢倉展望台です。ここからは上千本、中千本、そして蔵王堂
から下千本まで見渡すことが可能。 これぞ吉野・・・
皆さん、「うーん、まいった、絶景かな・・・」
花矢倉展望台を下れば、上千本、桜の園が続きます。
こちらには隠れ家風の別荘が・・・
おもわず笑みがこぼれる・・・
名残惜しいがここらで吉野を後に、次の桜ポイントへ。 向った先は、大宇陀の又兵衛桜。樹齢300年
の一本桜。 昨年も来ましたが、今年も満開。風に揺れる様は将に古武士の風格。
いろいろな角度からご覧あれ。
大宇陀を後に次に向ったのは大野寺の小糸枝垂れ桜、こちらも樹齢300年。しかも2本あります。
まず1本目。
そして2本目はこちら
ここで、還暦を迎えた?5人集合
奥のピンクの枝垂れも見事
そして、対岸の磨崖仏を背景に・・・
今日の昼食は、何? 皆さん肉が食べたいと仰るもので、それでは伊賀牛をと、名張の「三太夫」へ。
話が弾んで、あまりに旨かったもので、肝心の肉の写真を撮り忘れ。
食事のあとは、再び室生に戻って、女人高野室生寺へ
ここの桜は少ないが、落ち着いた境内の雰囲気にぴったり合っています。
この室生寺を最後に、今回の奈良・吉野桜ツアーも打ち上げ、帰りの道中、かなりの雨が・・・
肝心なところでは雨にも会わず、晴れ男の神通力も多少は残っていたかと帰路に着きました。
小柳小和尚の「念願の吉野の千本桜を完璧な舞台設定で楽しむことが出来ました。・・・桜を堪能いたし
ました。・・・はりはり鍋。三輪そうめん、三太夫の炭焼き等おいしいものも最高でした。」
このコメントが、全てを表してくれた今回の旅でした。