第3弾

8/6 '99

今日は、自動車に関する事を。
大体 英国はガソリン代が高いのです。

ガソリンスタンドの価格表ですが、
レギュラーで 69.9ポンド(約130円)、ハイオクで
76.9ポンド(約140円)です。

日本では、スポーツ車に限らず、上級車も今や、
ハイオク仕様が一般的ですが、英国ではこの様な
ガソリンいや失礼これは米語。英国語ではペトロール
の価格が高いゆえ、ポルシェ、フェラーリといった
スポーツ車でない限りレギュラーが一般的です。

こちらで使う車(リースカー)を選んでいて知ったのですが、トヨタの
アルテッツアがこちらではレキサスIS200という名で出てきていました。
しかし、日本のアルテッツアがFRスポーティーというイメージで出て
いるのに対し、こちらは、ラグジュアリーカーのレキサス シリーズの
小型版というコンセプトです。
日本のアルテツァは 4気筒 16バルブ 圧縮比11.5 (ハイオク仕様)で
210馬力/7,600rpm ですが、欧州のレキサク200 は 6気筒 24バルブ
圧縮比10.0(レギュラー仕様)で 153馬力/6,200rpmとなっています。
これは、コンセプトの違いとガソリン代の違いによると思います。

車のメンテで、日本と違うな と思ったのは、オイル交換です。
車の使用条件は日本と比べてはるかに過酷です。郊外の道、
日本でしたら60km/h(制限解除)が、60マイル(96km/h)です。
それなのに、こちらの人はオイル交換をしません。つぎ足しのみです。
多分にこちらのゴミ処理が日本の焼却と違って、
埋め立て中心ですので、廃油処理の問題がからんでいそうです。

ラウンドアバウトの標識です。本当に良く出来たシステムで、
混雑しない限り、信号待ちが無く、とても快適です。また、道を
間違った時のUターンにも便利です。

もう一つ 全然違う意味を持つのが、パッシング。
高速道路でレーンチェンジをしたい時、右フラッシャーを上げますが、
その時、右後続車からパッシングされます。
これは「どうぞ お入りなさい」と言う意味です。
日本でしたら、「俺がいるぞ!危ないからちょっと入るのは
待ちなさいよ」というニュアンスですが・・・。

何と驚きの「恐怖の対向3車線」。
真中の追い越し車線は共用の追い越し車線です。こんなカーブでは
ひょっとして追い越し車同士、正面衝突するかもと心配するのは、
日本人感覚なのでしょうか?