6/13 2005掲載

今恥　　苦笑　　　２００５―�C

（ロクさんのお便り）

　８０を超えた親父がナビを付けました。

耳が遠いので、ナビが何を言っても聞こえないそうです。

　　　　ナビよりも　　ナワつけて欲しい　　高齢者

（本田さんのお便り）

　５月はジャガイモの収穫の真っ盛りで、日差しは暑くて忙しいが、

風はさわやかで実に気持ちいい。でもたまに風が凪ぐと近くの山から

藪蚊が沸きでて襲ってくる。妻（３４歳）はよくさされるが、親父

（６８歳）とお袋（５９歳）は全然刺されないらしい。

「年とったら蚊にも好かれんようになった」「そだね」と、笑いながら、

ちょっと面白く言ったつもりらしいが、二人とも顔にはそれぞれプック

リとさされた跡があった。気づいていないだけである。

　　　　　蚊にさされ　　痒さ感じぬ　　古希の皺

　　　　　蚊も来ぬと　　嘆くとっつぁん　　さされてた

（少々太り気味をお悩みの斎藤嬢より）　

　先日もらった薬、副作用例を見ると「食欲不振」と、書いてあった。

期待してしまう自分が悲しい。

　　　　　副作用　　「食欲不振」で　　嬉しいなッ！

　ある人が、嫁を貰う条件、というよりなんとか御願いとして、

「決して私の前でおならをしない！夢が壊れるから」

　と約束させて結婚したが・・。

　「おい，今の何だ？」

　「只のガス漏れでしょ」

　　　　　二人だが　　証拠はないと　　への詮議

なんか、滅法閑人氏の「への一生」が評判よいので、追加します。

　　　　　おのがへに　　覚めたかいびき　　はたと止み

　　　　　よいものを　　食わせた割りに　　へが粗末

　　　　　誰一人　　　　へをしたような　　顔見せず

　　　　　息をとめ　　　知らぬ顔する　　　エレベーター

　　　　　けちな人　　　へだけは思い　　　切って出し

　　　　　叱られて　　　泣き泣き漏らす　　へのこわさ

　　　　　悲しみも　　　喜びも消せる　　　への魔力

　　　　　ほのぼのと　　へが立ち込めて　　通夜の席

　ＪＡＬの飛行機の中で聞いた落語より

　　　　　　　　　　　　　―「寿司屋水滸伝」　柳屋喬太郎―

（毒へびどうしの会話）

　「俺たち、毒へびだよね」

　「そだよ」

　「やべー、おれ　さっき舌噛んじゃった・・」

　　　　　愛し合う　　毒蛇ディープキッスで　　死んじゃった

　Ｈ沼氏とひま田氏と２次会の店に行くと、当社君津支店のあるグルー

プがいて、我々の顔をみて、そそくさと帰った。そのソファに座って落

ち着こうとした時、今帰ったはずの女性エンジニアーＫ嬢だけが戻って

来て、私の横に座った。

　我々「君も、もう帰った方がいいんじゃない」

　Ｋ　「私、もうチョッと飲めるから、ご一緒します」

　我々「え〜っ、いいよいいよ、無理しなくていいよ」

　Ｋ　「たまには、羽根伸ばして楽しまないと」

　我々「もう充分伸ばしてるだろ？１２時過ぎてるよ」

　Ｋ　「今日は特別なの！」

　我々「でも、赤ちゃん大丈夫？」

　Ｋ　「今日は大丈夫です」

　我々「ダンナだって、心配するだろ？」

　Ｋ　「ダンナはしょっちゅうだから、いいの」

　我々「オジサンたちも特別なんだよね」

　Ｋ　「でしょ？　だから楽しくやりましょうよ」

　我々「君、もう帰った方がいいんじゃない？」

　Ｋ　「今日は大丈夫です。私ノッちゃてるし」

　我々「いやいや、赤ちゃん万が一・・ってことも」

　Ｋ　「大丈夫、夜は起きない子だから・・、早く歌いましょう」

　我々「・・・・」

　結局、おじさんたちは一時間ずっとこの会話を続けて、Ｋ嬢と一緒に

店を出た。店の女の子は笑って見ていた。

　　　　　側にいて　　欲しい娘何故か　　すぐ帰り

 　　　　　　　　　　 　(ｺ)

　東京国立美術館に、ゴッホが来ている。

 彼が生きている間、一枚の絵も売れなかったらしい。それで風邪引いて

死んじゃったんだって。（ゴッホ、ゴッホのロクさんより）

　　　　　夕方に　　なると咳き込む　　バン・ゴッホ

　平日なら人も少なかろうと、外出の帰りにゴッホ展を見に行ったら、

ズラリ並んでいて「入館まで３０分」とプラカードにあった。

入っても、ぞろぞろ団体で見るのならまるでパンダと同じだ、やめよう、

とそのまま会社に帰った。

　　　　　超満員　　ひとりゴッホが　　絵で笑い

（Yuu殿よりお便り）

　子供と話してると、

「○○ちゃんのおかあさん」と「××ちゃんのおばちゃん」

何故か二種類の呼び方をする。どうしてかと尋ねると、

「若くて綺麗なのがおかあさん、それ以外はおばちゃん」

なのだという。

「じゃ、私は？」

「う〜ん、おば・・さん、かな？」

         なに言うの　　私はあなたの　　おかあさん

　テレビＣＭの女優を見て、「これが本当の初恋だ。今から韓国に会い

に行く！」と息巻く５９歳の夫について、「いかがしたものか？」と、

５７歳の妻が東京新聞人生相談で訴えていた。

回答者の答え、

　「放っておきなさい、どうせどうにもならないのだから」

　　　　　チェ・ジウさん　　想って食べる　　ビビンバ丼

　　　　　ペ　といえば　　妻はヨンジュン　　父カトちゃん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(サラ川　　ベスト１０より）

　英語の「聞き流してるうちに、しゃべれるようになる」を、ずっと聞

いている。この一ヶ月半ずっと・・・。でも、自然に英語が身に着くっ

てホントだろうか？

 　  　　なんもかも　　聞き流すクセ　　身に着いた

　横幕氏が、ロスで研修留学していたおり、ホテルのテレビをつけっぱ

なしにして英語の勉強をしていた。数週間たったら、全く判らなかった

内容が少し聞き取れるようになった。

　あるとき、シスコのホテルでテレビをつけると、突然、全て理解でき

たのでビックリして、ここまで上達したかとひどく感激した。

　　　　　よく聞くと　　日本語放送だ　　ビックリだ

　ＧＷ、暇で上野の西郷さんを見に行った。

西郷さんの最後（サイゴ）は、ナント５１歳だって・・。ふ〜ん、よく

見ると、たしかに銅像が昔より若返ってる！

（それにしても、高村光雲作のこの銅像、４等身半だね。西郷さんの奥

様が「似てない！こんな格好してない。着物が貧相！」って泣いて抗議

したらしい。ここだけの話、アリメロ部長にそっくりだよ）

　　　　　歳とって　　西郷どんが　　若返り　　

　　　　　ヘルメット　３個でも足りぬ　　西郷どん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（アリメロ部長は２個くらい）　  　  

 九州出張中に地震

朝方、ホテルのベッドがギシギシときしむので、

「これは、便利だ。こっちが動かなくていいや！」と思っていたら

僅か１０秒ほどで終わってしまった。

なんだ、わたしより短いじゃないか、と残念に感じたら、目が覚めた。

　　　　　大地震　　恐くないぞと　　震えてる　

　世界最悪の食事

アルジェリアの製鉄所の食堂での昼食

　　・水不足のため、どこのトイレも現物がこんもり、手も洗え

　　　ないで・・食堂の列に並んで

　　・ベチョっと洗ったトレーに腐ったような魚のスープに

　　・虫のついている穴のあいた葉っぱとグジュグジュごはん　　

　　・ザルの中に、皆が手でちぎって食べ残したパンを

　　・口をあけると飛び込んでくるハエをよけながら

　食べた昼食が最悪！一口しか食べれなかった。

　　それ以上だと、オェッとなる。

　　　　　水なしの　　トイレは哀れ　　糞まみれ

　　　　　手洗いの　　水で洗えば　　なお汚れ

　　　　　昼食に　　笑顔が歪む　　魚スープ

　　　　　二日目の　　ゲップに残る　　魚スープ

　　　　　（帰国後）

　　　　　へをすれば　匂い懐かしい　　魚スープ

 日本最悪の食事・・犬まんま（ｏｎｉｋｏ殿のお便り）

昼食をとりに、浅草橋へ

店の外観：小料理屋っぽいつくりに見せてる居酒屋

店員：揃いの作務衣にバンダナの若造と厚化粧の小娘（あやしい）

メニュー：国籍不明

　　　　（チンジャオロースーのランチを注文する）

大皿：マヨドレがべっちゃりとかかった刻みキャベツと、チンジャオロ

　　　ースーと、ロースーのソースでまっ茶色に染まったご飯

味：淡白でグチャグチャ

味噌汁：大根の切れ端が浮いてる

残り物をかき集めてかき回して、味噌汁ぶっ掛けた「犬まんま」なんて、

今日び、犬だって食べないぜ…日本一不味い店だ！

　　　　　食っちまった　犬も食わない　犬まんま

 Re: 犬まんま−２

行って来ました。犬マンマの店！（会社の女性ツンツンさんと）

　チンジャオは無い、というので、それは客の評判が悪いからか？

と聞いたら嫌な顔された。

　私は鴨ネギ丼、ツンツンさんがすぱげっちーを頼んだ。

　確かにまずい。味噌汁はダシを取っていない。キャベツはバサバサ。

肉も米も解凍物みたい。全体に薄味で何食ってるか判らないので・・、

どんぶりに味噌汁かけて、かき回してノドに流し込んで全部食べた。

彼女のスパも同じだったが、５点満点、１点くらい、と評価していた。

　私の印象は、そのものズバリ、店にいる厚化粧のアルバイトのネエ

ちゃんの味（見た目ケバケバで中身は薄い）であった。それにしても、

味噌汁かけると何でも美味しく食べれる。

　　　　　　好物は　　本当は実は　　犬まんま（だワン！）

　Re: 犬まんま−３　

「日本一不味い店に飲みに行こう」と誘ったら、ＹさんＫさんが手を上

げたので、夜また犬まんまの店に出かけた。

　安くて不味い素材を、ごちゃごちゃにして、創作料理風な名前をつけ

て出すことが判明した。

　　・新茶を使った飛魚の燻製中国風ナスのコンフィ添え

　　・牛バラ肉韓国風すきやき餃子

　　・子羊のムサカ、モロッコの薫りシェーブルチーズのサラダ和え

　皆、旨くないけど面白がって楽しんでくれた。「これなんだ？」

「知らないもの出すな」などと店員（アルバイトのおネイちゃん）を

からかったり、彼女たちを創作料理風にネーミングしたりした。

「パンダ風付け睫毛添えマスカラタップリ和えキャバクラ煮コギャル」

　　　　　あまり物　　集めて創作　　料理かな

おまけ

　（博多で一人住むもうすぐ８０歳の母との会話）

「（母）おはよ・・」
「（私）うん・・、今日、誕生日だ・・」
「ん、それがどうした。何かしろって？」
「別に・・」
「あんたね、一度でも何かしてくれたか？」
「まぁ、肩たたき券とか作ったよな」
「何年前だよ！あんたね、私の誕生日いつか知ってるの？」
「７月３０日ぐらい、だろ」
「・・、ぐらいって何よ」
「外れても、一日か二日ってとこ」
「全く、親の誕生日祝う気持ちないのかね」
「ないな。あのさ、ウオシュレット半分出してあげるから

　あんたも半分出す、ってのどう？お互いのプレゼントで」

（この家のウオシュレットは、ずっと前から壊れている。
　修理工が来て、「寿命だから取り替えろ」と母の顔
　見ながら言ったとかで、追い出されてからそのままだ）

「あたしゃ、そんなものいらないよ」
「うっ？汚いじゃないか・・」
「別に汚かないよ」
「気持ち悪いだろ？」
「歳とると、出なくなるよ」
「えーっ、出ないのか。腹にためてる？そりゃ、くそババァだ」
「ふん、くそババァで悪かったね。くそババァって言われたって平気だよ。

孫から散々言われてるからね」
「ふ〜ん、それで死んだらふん（憤）死ってんだな」
「うるさいね、早く東京に帰りなよ。あんたが来ると
　あたしゃ寿命が減るね。明日から寝込むよ」
「たまに寝込むと、近所も静かになったって喜ぶんじゃない？」

「なんだよ！としみ、の腑抜け！」

（母は、時々「としふみ」から「ふ」を抜いて私の名をよぶ・・

小さい頃、私は自分をそう呼んでいたらしい）

　　　　　　　親孝行　　　したくないほど　　　母元気　

TopPage