7/31 2002掲載
by 黒宮時代
先週は仕事で青森に行っていました。
国の特別史跡、三内丸山遺跡に行きました。
ここは縄文時代前記から中期(5500年前ー4000年前)の大集落跡
たくさんの竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、掘立て柱建物跡などがあります。
大型掘立て柱建物跡、柱は栗の木
(周りの白いものはホース、地下水を排水しています)
この6本の柱組は掘立て柱建物跡のクリの木の大きさをもとに復元したもの。
しかし、まだ何のための建物だったかは解明されていないそうです。
この大型竪穴住居、入り口のところに立っている人間で
どれくらい大きいかがお分かりいただけると思います。
下はこの建物の内部です、天井がものすごく高い。
高床式住居、前に立っている人の身長で床の高さがわかるかと。
一緒に行った子どもが「どうやって入ったの?」「グッド・クエスチョン、確かに階段は無かったなー」
この遺跡は、子どものお墓、
子どもの遺体は、丸い穴をあけたり、口や底を打ち欠いたりした土器の中に入れられ、
住居近くに埋葬されています。
土器の中から握りこぶし大の丸い石が1-2個出土するものが多かったとか、埋葬時の習慣か(?)と。
(情けないことに、手前のひどく欠けた瓶が半分出ているのを無意識に避けて写真をとっていました。)
さてお次はタイムリーなねぶた祭りへ、
と言いたいところなのですが、1週間早かった。
ここは
8月1日から始まるねぶた祭りのだし造りの最後の追い込み
真っ最中、
「北の守護神 毘沙門天」 by 青森自衛隊ねぶた協賛会
重さは2トン、電球が800個。
このねぶたのだしを押すのだそうです。(そうよね、担ぐには重過ぎる)
そしてそのだしの前を、ハネト(跳ねる徒か?)がラッセ、ラッセの掛け声を叫びながら
跳ねて、道路を練っていくのだそうです。
さて、青森に行った本来の目的はこのイベントです。
地球こどもクラブ主催のエッセー・ポスター・コンテスト受賞式
それに続いてのアジア子ども会議の半分ボランティア通訳・幼稚園の先生・ガイド・旅行アテンド
というところか、
名誉総裁は高円宮様
今回は私が担当したマレーシアの子どもが高円宮賞をもらいました。