9/26 2008掲載
天女座のライブ・・・・・リワキーノ
2008年9月21日にクレオ大阪東で行われた天女座のライブのことを簡単に報告させても
らいます。
ライブは今年、ヴォーカルの眞朝さんの加入で新しいユニットとして発足した天女座が作
製した新しいCDの紹介をかねたライブ公演です。
ロンドの会の仲間3人と顧客の女性の5人で行ってきました。
演奏中の撮影は遠慮したので終了後の画像しかなく、シンセサイザーの小林幸子を自称
する紫帆りんの何度か着替える衣装の豪華な様子がお見せできないのが残念です。
CDのライナーノートに紫帆さんの手書きでわすれな草の出来た経緯を記されてますが、
矢吹紫帆さん、通称、紫帆りんはどのライブでも必ず、お客さんから題名をリクエストして
もらって即興演奏を披露するのです。
ピアノ曲としてのわすれな草は私も好きな曲なのですが、眞朝さんの作った歌詞に彼の
柔らかく温かい声音で歌われる「わすれな草の歌」は聴いていて胸の中で感動がジワーと
暖かいものが広がっていく、そんな感動を聴く者に与えます。
眞朝さんは著作権協会に入っていないのでその歌詞を公表してもかわまないと紫帆りん
に了解を得ておりますのでここに載せますね。
「わすれな草の歌」
悲しくなるならわたしを忘れて
胸の奥でそっと見守っているから
こころを開いて明日に向かって
時の流れにも光感じるから
遠い昔の笑顔だった
あの日さえ忘れないなら
悲しくなるならわたしを忘れて
夢の中でそっと微笑んでいるから
あなたの祈りが届いていることも
ずっとありがとうを伝えられなくて
遠く昔にめぐり会ったら
喜びを忘れないなら
野に咲く花や飛び交う鳥達が
風の中でそっと愛を伝えるから
CD収録曲以外に日本のヘレン・ケラーと言われている中村久子の紹介映像を流しての
音楽が演奏されました。
両手両足を無くしながらそれにめげることなく腕と口と身体だけで料理から書道、裁縫、
そして人形造りなどの信じられない技を身につけた女性で、来日したヘレン・ケラー女史
に人形を送ったときに深い感銘を与えております。
紫帆りんはあまり世に知られていないこの女性のことを顕彰することを己の使命と思って
ライブだけでなく、映画造りにも貢献しているのです。
今日同行した仲間の誰もが中村久子のことを知りませんでしたが、私はツル姫さんに強く
勧められてその伝記を読んでいたので知っておりました。
中村久子については下記のサイトをご参照ください。
その映画のデモンストレーション作品です。
紫帆りんの亭主とんちゃん、こと矢中鷹光さんが父親役、眞朝さんが書道の師匠役で出
演しているのですが、もう驚くほど演技が上手なのです。
このDVD(\1.000)をご希望の方は下記のサイトから入手できます。
ライブ会場で思わぬ人に会いました。
歌人にして画家である小黒世茂さんです。元はアルバトロスクラブで知りあったのです
が、同クラブが解散後も有志だけの集まりで一緒に会食し、ロンドの会にも何度か来ても
らっていた間柄でした。隣はご主人。
東京銀座での個展にはたまたま上京して一緒に会食した駄才さんやYokoさんと観にいっ
たこともありました。
ここ数年間、音信が途絶えていたのでしたが、思わぬところで再会でき、彼女もこの前共
通の知人と私の噂をしてたばかりのところだった、と懐かしがってくれます。
近いうちに家に遊びに来て欲しいということで別れました。
そして最近出した著作を私にプレゼントしてくれたのですが、この本がこれまた素晴らしい
内容なのです。この本の紹介はまた別のところでさせてもらいます。
2時間ものライブが終わり、私たちは京橋の居酒屋で乾杯いたしました。
右端の女性も東京の某音楽大学作曲科を卒業した作曲家でして、来春、ブルガリアのソ
フィアで自分のオーケストラ作品を現地のオーケストラの指揮を振りながら発表するた
め、今その作曲に没頭しているそうです。
その演奏会が終わったらまたホームページに紹介させてください、と言ったら「成功したら
かまいませんが失敗したら載せないでください。なにしろ初めてオーケストラを指揮するの