12/14 2001掲載
東京・仙台の旅@ by 森脇久雄
編集部の素晴らしい「大江戸珍道中記」の余談とその後の私個人のレポートです。
今回の上京ほど、首都としての東京の景観と雰囲気を楽しんだことはありません。
これもすべて私の希望を汲み取ってくれ、なるべく景観の良いコースばかりを選んで
車を走らせてくれた編集長と都内におけるはとバス的観光につきあってくれたsibata
嬢、修之助どん、手討ち人、ウッチャンのおかげです。
それにしても三宅島さんがいみじくも形容したように編集長は、幹事さん、幇間さん、
はとバス益荒男ガイド兼カメラマンと九面十臂の活躍でした。
写真1
写真2
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レインボーブリッジを渡って湾岸高速から見る港湾を隔てた首都の眺めも素晴らしい
ですが、一番強い印象を受けたのはやはり新宿西側の高層ビル街でした。
写真3
写真4.5.6
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初日にここを通りかかったとき、歓声をあげながらあまりにも熱心に窓から見上げた
りするリワキーノを見て、編集長は2日目の王朝中華の前にこの高層ビル街の見学の
時間を取ってくれたのでした。
日曜日のために人通りがほとんど無く、それがまた一層このビル街の素晴らしさを引
き立ててくれたのです。
写真7.8
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色々批判のある都庁の建物ですが、やはりそばで実物を見ると素晴らしいものでした。
シンプルでいながらどこか豪華さを醸し出すモダンアートの先端を行くような現代建
築物の粋のように感じました。見当外れかも知れませんが、ガウディの芸術性という
ものを連想いたしました。
野山や樹林しか目が向かないのか、と思っている方もいるかも知れませんが、私はこ
のような都会の美しさというものにも目が無いのです。
同時多発テロに遭ったニューヨークの貿易センタービルはこの新宿の高層ビルの2倍
の高さだったそうで、目の前の見上げるような巨大なビルを側にすると、あのテロで
崩壊したときの凄まじさが実感されるような気がしました。
15分間でしたが本当に堪能しました。
その後、ヒルトンホテルの王朝中華を食しに行ったことは編集部のレポートで皆さん、
ご存知でしょうが、妹尾編集長の、どんな高級なところでもまったく動じずにもの慣
れた様子でものごとを運んで行く様はまさに見物でした。
写真9.10
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「入店する前に出すべきものは全部出しておくこと」(お腹の中に余計なものを残して
おかないためにもトイレ行きの奨励)
「料理は勝手に注文しない。まかり間違っても麺類やチャーハンなどは絶対にダメ」
(払った値段を大幅に上回るような料理の取り方をしなければ沽券に関わる、と案内
してくれた編集長の自負心)
編集長のこれらの指示を忠実に守ったからこそ、全員、最後まで食べ残すことなく、
豪勢な珍味類を美味しく味わえたのでした。
(正確に記せば、私の希望で注文したカエル料理だけは残り、あれはリワキーノが注
文したのだからな、と編集長は釘を刺しておりました)
この後、夕方ころにウッチャン、sibataさん、修之助どんと私、と言う具合に順次車
から降りて羽田から飛行機で福岡に飛ぶ編集長と手討ち人さんと別れたのでした。
下北沢で調律修行時代の仲間とアルバトロス・クラブ仲間の女性と待ち合わせ、一緒
にお酒を共にしましたが、二人は初対面にも関わらず、大変盛り上がりました。
やもめ暮らしをしている友人は5年ぶりの再会を大変喜んでくれ、女性と別れた後も
ハシゴをしてかなり飲んだ後、フラフラになりながら我々は友人宅にたどり着いたの
でした。