「タカラジェンヌ’陽月華(ひづきはな)’の大抜擢」　by　リワキーノ

 

伝言板でEguchi君が紹介していましたように、彼と私が贔屓しますタカラジェンヌ陽月華

（ひづきはな）さんが日生劇場におけるミュージカル「雨に唄えば」のヒロイン役に抜擢さ

れました。

 

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（一番下右）

陽月華

2000年4月に初舞台を迎えたこのタカラジェンヌは、私がＥｇｕｃｈｉ君と初めて一緒に宝塚

歌劇を観にいったときの2001年2月の星組公演「花の業平」の舞台ではほんの端役の一

人にしか過ぎませんでした。

しかし、先に一人でこの舞台を観ていた慧眼のＥｇｕｃｈｉ君はこの端役の踊りの動き、所作

の際立っていることに注目し、私にその端役への注意を促すのでした。

「あの娘は伸びるよ」

初舞台からまだ一年も経っていないときでした。

 

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（下右）

次に私がEguchi君と一緒に宝塚歌劇を観たのが2002年4月の星組公演「プラハの春」で

した。この「プラハの春」は私が観た宝塚歌劇の中で最高に私を感動させた演目でして、

二度観に行き、東京公演もよほど、追っかけしようかと思ったくらい惹かれました。

このときのパンフレットにおける陽月華さんの扱いは前回の10人枠ページに比べて半分

の5人枠の中に入っておりました。

彼女の実力は認められていったのです。

 

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そして昨年2月、彼女は池田銀行のイメージガールに抜擢されたのです。私はEguchi君と

祝杯を挙げました。

 

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彼女に色々アドバイスをしながら応援するEguchi君が彼女と会った折に撮ってきてくれた

写真です。私の宝物です。

 

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昨年11月の星組公演「ガラスの風景」のレビューではなかなかに妖艶な踊りも見せてくれ、

清純な役柄だけでなく色々なキャラクターをこなせることも披露してくれました。

 

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（左端）

そして、つい３日前の2003年3月19日、日生劇場公演「雨に唄えば」の製作発表の場で我

等が陽月華さんのヒロイン役抜擢が紹介されたのでした。
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/bunka.html

事前にその朗報を知っていたEguchi君が3/16に来阪したとき、我々は西宮の居酒屋で祝

杯を挙げました。

無名のころから目を付けていたタカラジェンヌのこの早い出世にさすがの「いひゅう梅亭」の

気難しき子孫も嬉しさを隠せぬのか実にいい機嫌でして、この日ばかりは私にも日本酒４合

以内というせこい制限を強いず、二人して大いに飲んだのでした。

陽月華さんの女役トップの日も必ずや来るに違いありません。

女役の陽月華、男役の初輝よしや、という二人の応援するタカラジェンヌをヅカファンとして

はまだまだ駆け出しの私は持ったのでした。

イラク戦争が勃発する暗い世相の中、私にとっては心がはずむ明るい話題でした。