3/31 2003掲載
ムー和尚
週の始め、臼杵に行ってきた。常照皇寺に行った時と同じく同参会である。
一日目は別府で宴会。二日目に臼杵へ行き、型通り石仏拝観の後、
昼食がふぐ会席。所は、山田屋なる料亭。
此処のお嬢さんがグローブなるグループのメンバーで「けい子ちゃん」といって、さきごろ
小室哲哉なる人物と結婚したとかで有名らしい。
まずは、河豚刺し。
写真に細工を施しているのは、秘伝の薬味で公開をはばかるためである。
この薬味で河豚をいただくとえもいわれぬ妙なる味に身も心もしびれるのである。
その他、白子入りの茶わん蒸し、焼き河豚、白子焼き、唐揚げ、鍋、雑炊等々であった。
そうそう、忘れてはならぬ、例の薬味の乗った握りもあった。
至福のひとときに、昨夜の別府一流のホテルでの宴会も霞むのであった。
昼食後、来年は京都「一力」の宴会を約して散会。私は、滋賀の清泉寺和尚の車で、「野哨弥生子記念館」へ。
狭いくぐり戸を抜けると、
旧い造り酒屋の中を改装して、弥生子の関連資料を展示していた。
この弥生子の生家、小手川酒造の娘さんが、我が寺の檀徒に嫁いで来ているので、一度来てみたかったのである。
先を急ぐので、市内の観光はゆっくり出来なかったが、戦災に遭わなかったのであろう、旧い町並みや古刹が残る
落ち着いた街で、一日ぶらつくのに手ごろな広さの街のようだ。いつかまた訪ねてみたいものだ。
次に、竹田に向かった。502号線から竹田の街に入ると自然に岡城趾に行き着く。
写真は、駐車場から望む西丸趾である。
これから先は入場料をとられるし、日も傾きかける、無粋なことながらこの写真だけでUターン。
峰続きの道を下っていくと満開の桜の民家があった。
あとは、57号線で阿蘇から熊本へ。
といっても、西日を受けぽかぽかと温かい助手席、昼のひれ酒が利いてきて、坊中辺りまでしか記憶になく、目が
覚めたら車は既に太宰府近くを走っていたのであった。
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