11/7 2002掲載

関西の風景(葛城古道)・・・byはなママ(解説 はなパパ)
 
奈良盆地を挟むように、東側には山の辺の道、西側は葛城古道が
ウォ−キング道としては有名ですが、今回は起伏の多い、葛城山
の麓から中腹にかけて爽筑会の皆さんと歩いてきました。
(はなパパは例のごとく仕事で欠席、解説だけ致します。)
 
天王寺から近鉄電車で「御所(ごせ)」駅へ到着、バスで南へ
30分、風の森神社で降りてこれから10キロ余、北へ御所のほうへ
戻ります。
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1 葛城(かずらき、と読むらしい)古道は、この高鴨神社から
始まります。
京都の上賀茂、下鴨はこの地(鴨族)から出ており、古くは出雲
から来たという説があります。
葛城族は日本でも一番古い部族のひとつで、ほかに尾張族、平群
もこの山の出、後に蘇我氏がこの葛城族の系譜に入っています。
このへんの解説はしっかり聞いて下さいね。
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2 ここからコスモスが咲く田舎道を抜け、山にあがります。
急な坂道と階段がしんどい。どっかの京都のお寺の裏山とは
違いますぇ。

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3 神武天皇はこの山から降りていったという説もあり、中腹の
高天原(の前の田んぼ)から奈良盆地を望む。はるか彼方は
三輪山で(見えへん)ふもとの眺めが素晴らしい。

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4 高天彦神社は葛城族の社、先輩の中から、高天原は高千穂や〜
邪馬台国は九州や〜という声が上がる。ここでその論争は、
なかった。
 
下へ降りて平坦な道に戻り、

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5 極楽寺  道に咲く6 酔芙蓉(すいふよう)7 誰かがトラン
ペットフラワ−だと
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8 一言主神社は葛城族の守り神、その昔雄略天皇を叱った方です。
同じ格好をした行列が向こうから来る、無礼者、ところが「我は
一言主の神である。」、へへ〜という話。

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9 10 境内の楠木、天然記念物と誰かが言う。そこで記念写真、
今回は21名の参加、女性も多いのです。あれ、人が足りん、あの
おじいちゃんどこいったん?
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11 九品寺(くほんじ)は浄土宗知恩院派の寺で、裏山には
千体石仏があり見事な石仏群、南北朝時代の南朝方の武士の慰霊
だという。ここは寺の前の庭の手入れがとても良い。

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12 道の終わりは、葛城山ロ−プウウェイへ上がる道のど真ん中に
鎮座まします六地蔵さんでした。
上がったり下りたりテクテクの道もここに来てホッとします。

 
13 爽筑会は北村代表が仕切り、後の打ち上げは、はなママが仕切る。
今回華やかだったのは、昔美人のこの方々でした。
さぁ打ち上げにいくぞ〜。