3/5 2004掲載

関西の風景(石切神社)・・・byはなパパ&はなママ
 
関西の風景、今回は3月3日、大阪人にはお馴染みの「石切さん」、
正式名称は「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」
(箭(せん)の字を「や」と読みます)に行ってまいりました。
 
古代史で皆さんご存知の「神武天皇の東征」の際、大和で長髄彦と
戦った時に先に天降った神として出てこられた「ににぎの尊」を
ご祭神としています。
 
1.2. 近鉄奈良線「石切駅」を降りるとすぐ商店街が迎えてくれます。


   下り坂をテクテクと歩くと、
3.  これは、「日本で3番目の大仏寺」、大きな大仏さんです。

   さて、1番目、2番目はどこでしょう。
4.  怖い顔をしたお不動さんもあります。
5.6. 長い、ながい商店街を歩くとこれはびっくり、占いの店が異常に
   多いのです。


   大阪市福島区にある商店街では若い女性向けに占い師を集めて、
   町興しに占いの日を決め、にぎわってるそうですが、ここはもっ
   とすごい、それぞれがきちんと店を構えています。
 
7.  それやこれやを過ぎ、神社に到着しました。
8.  絵馬殿です。

9.  矢(箭)を持った人、

 10. 剣を持った人。

11.12.13. 神社の中の風景。


ポ−ズをとるひとも。

14. こういう方も祀られています。
 
この神社はなんのご利益があるのかというと、なんでもあるのです。
ただ、有名なのが病気(特に大怪我)の平癒。
15.  ご覧下さい、皆さん一所懸命にお百度を踏んでいます。

   はなママはボ〜っと見ているのではありません、みとれている
   んです。
   はなママも子供の頃大病にかかり、母親はここにお百度を踏み
   に何度も通ったそうです。
   去年の私の入院の時はなママは「ここに来てくれたんか?」
  「いいや」「薄情やなあ」「だって病気じゃなかったもん」
  (本当はその暇がなかったそうな)
 
16.17. 次にいきます。
   牛のお祭りが定例祭(7月の献牛祭)、親子連牛像があります。
 
18.  帰りは上り坂、お店ではお雛さんの菱餅、串団子、ひなあられ
   もありましたが、

19.  これがおいしそう、たこやきではないよ、明石焼きです。
 ふわ〜っとおいしい。
20. おなかがふくれて坂道を上がると、「上之社(かみのやしろ)」
   があります。大昔はこちらが本社だったとか。
   実は、ににぎの尊は物部氏の祖先神なのですが、蘇我氏に滅ぼさ
   れて以来、今はあまり触れられてはいません。
   負けた者は時折歴史から抹消される事柄があるのですね。

21. これは?

22. 長髄彦の妹でににぎの尊妃、三炊屋姫を祀っています。
  かしきやひめ、は推古天皇と同じ名ですね。
  因縁があるのでしょうか。
 
病気平癒をお祈りした方たちは治りましたらお礼に来ます。
23.24. ここでは亀を池に放つことになっています。

 
25.神社は終わりましたが帰り道にこんな名前が。
  なにか私と関係があるのか。
 
26. ということで、打ち上げははなママ好物、ミュンヘン名物の
  鶏のからあげ。これはビ−ルと一緒がとてもうまい。
 
27.満足したこの方は、博多から送られてきた「ソメイよしの」の
  前で、大変ご満悦の表情でした。


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