11/7 2005掲載
関西の風景(京の秋)・・・byはなパパ&はなママ
今年の秋はもう11月になるというのに紅葉が遅いですね。
見ごろは今月の末頃でしょうか、でも休みの日にどこかへ
行っておかないとなんか損をした感じになりますよね。
この秋、関西では美術展だらけです。
まだまだ行きたい所はあるのですが11月5日の今回はここ。
さてここはお馴染みのところ、年に2回は訪れます。
京都国立博物館では何を催しているのでしょう。
「最澄と天台の国宝」
今年は高野山に行こうと思っていたのですが、たまたま
この催しがあったので来てしまいました。
比叡山に限らず天台系の各寺院からよく集めたものだ、
と感心します。
先日NHKの「新日曜美術館」で紹介されていたらしい
ですね。
そのうちの一点、この仏様は延暦寺の「聖観音菩薩立像」
12世紀頃のもの、もちろん重要文化財です。
柔らかな、暖かいかすかな微笑みにずっと見とれてました。
次は前から行きたいと思っていた所。
法然上人が1175年、比叡山で光明を受け、この黒谷の
地に草庵を結んだ浄土宗最初の寺院「金戒光明寺」です。
平安神宮のすぐ北、丸田町通りから少し北へ入ります。
浄土宗大本山であり(ご本尊は阿弥陀如来)、次々と信者
が上人の坐像がある「御影堂」にお参りしていました。
寺院内の落ち着いた風景です。
ここは幕末の頃京の治安にあたった会津藩の本陣でした。
新撰組もその配下として、毎日壬生の屯所からここへ報告
にきていたとのこと。
その縁で境内には「会津藩殉職者墓地」があります。
さて次はどこか見えますか? 光明寺のすぐ北です。
最近アップに耐えられなくなったこの人が遠目に写せ、と
言うもので。
ここの境内のもみじは上品な佇まいをしています。
好きで訪れる方が多いようですが、今はまだ紅くない。
「真如堂」です、真正極楽寺が正式名称ですが比叡山延暦
寺を本山とする天台宗のお寺、その本堂の呼び名でした。
984年頃となっています。
ほら、いつものこの人の姿があります。写真を撮り出すと
もう夢中、しばらくほったらかしにしておきますね。
あと2週間もするとたくさんの人出となるんでしょうね、
今はまだこれくらいの風情、それでも皆さんゆったりと
境内を散策しています。
3重の塔にかかるもみじ、本堂(ご本尊はここも阿弥陀
如来)の周りのもみじ。
本堂のすぐ横の小さな池、ここにももみじがたくさんか
かっていました。伝言板の写真です。
本堂前のこの紐、意味がわかりません、阿弥陀様へ導いて
くれる紐なんでしょうか、はなママが「なんじゃろかい?」
と云いながら、次はどこかの紅葉がお届けできるよう頑張る
こととして、ひとまず皆さんと「ではまたお会いしましょう。」