3/20 2008掲載

今日は冷たい雨が降り、冬に逆戻りしたような
天気です。
今週末また福岡に帰りますのでよろしく!
暇に任せて駄文を作ってみました。


    ブランド品

春になると毎年近くのデパートで「高級質流れ品フェア」
が開催され結構な賑わいぶりです。
丁度散歩コースの終点になりますので、少しだけ覘いて
帰るのも小さな楽しみです。
バッグと時計と宝石が中心で、小生にはまったく縁の無い
世界ですが同年輩の人達が目を輝かせて品物に見入って
いる姿は、それはそれで絵になっています。
 宝石はティファニー、ブルガリが人気のようですがまったく
わかりません。ただダイアモンドの美しさは心を奪われる人も
いるということが、少しだけ理解できます。
 それから時計、これは男性に人気のコーナーでなんと言っても
「ローレックス」、値札で高いものは200万円がついていました。
中古で200万円ということは、新品だと500万円!、なんと高級車と
どっこいどっこいの価格の品になります。腕にベンツをつけて歩き、
ぶつけて壊さないかが心配にならないのだろうかとヒトゴトながら
気になります。そんなことを気にする人間はきっと買わない
(買えない)のでしょうね。
 バッグはエルメス、プラダ、シャネル、ヘンディー、グッチ、
ルイ・ビ(ウにてんてん)ィトンなどが目白押しで一番多く出品されて
います。
その中で小生が一目でわかるブランドはルイ・ビィトンだけです。
こげ茶色の生地に薄茶色で黒田藩や薩摩藩の家紋をプリント
したようなデザインのバッグです。分からない方も多いと思いますが、
じっくり観ているとなんとか分かってくると思います。ただ本物と模造品
に違いはなかなか分かりません。
 昨年上海観光に行った時に「みっつでシェンエン、安いよ、日本円
でオッケよ!」の叫び声につられ露店を覘くとこのルイ・ビィトンの
財布・バッグが積み上げられています。「安い!お土産に最高!」
思わず手を出そうとしたら現地のガイドさんがそっと耳元で囁いて
くれました。「これボール紙ですよ、1週間で壊れます・・・」
お土産に配っていたら、ただでさえ信用のない小生、評判がたがた
になるところでした。
 我が家のリーダーも小生の経済状況を理解していますので、決して
ブランド品をねだったりしないのには助けられています。(その代わり
誕生日のプレゼントを忘れるときつく叱られますが・・・)

  グッチも言わずに 女房の小春
    つくる笑顔が いじらしい

    (村田秀雄の名曲「王将」から)

では又・・・


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