8/28 2001掲載
from 黒宮時代
編集長、
ディズニー・シーへ行ってきました。
プレビューだから人は少ないかと思って出かけたけれど、土曜日だったのがいけなかった、
どこもかしこも人、人、人。おまけに新しいもの好きときている東京っ子、千葉っ子、日本人。
この日は、ひたすら並んで待って、ちょっとの間ライダーに乗って、の繰り返し。
これで実際に開園したら、当分の間は体力と忍耐力に自信のない方は行か
ないほうが良いかもねー。
アトラクションの中身はこれから出かける人のお邪魔はしたくないのでコメント無し。
さて先週の土曜日、朝8:50分に舞浜駅に降り立ち、新しく出来たモノレールに
乗り込んで、ディズニー・シーへ向かう。
このディズニー専用のモノレール、窓はミッキーやミミーの顔。
内装もホテルのロビーのソファ並。(でも2駅で200円はちょっとね?)
.
2駅目、いよいよディズニー・シーです。本当に海を使ったパークです。
初めてロスのディズニーランドを訪れた時のように胸をとめかせ
(といってもあまりに昔の事で、もう一つリアルに胸の時めきをお伝えできないのだけど)、
ディズニー・シーのプラザを抜けると、そこにはパッとハーバーが広がる。
このハーバーはメディテレーニアンハーバーといいます。
そしてこのハーバーの奥には火山が見えているミステリアス・アイランドが、
そこはまたこのパークの中央のアトラクションエリアでもあります。
またハーバーの右手には今回始めてパークの中に出来たホテルが。
ただしこの写真をとっている頃はどれがそのホテルかわかんなかったので、悪しからず。
まずは一番遠いところから攻めようと、このハーバーから出航する
スチ−マーラインに乗って、ロストリバーデルタへ。
ここはパーク一番の呼び物、インディ・ジョーンズの神殿があるところ。
しかしこの時点で既に入場までに180分待つとのこと。
9時にはモノレールでディズニー・シー駅に着いて、まっすぐ船でここ
まできたんだから、そんなにロスは無いはずなのになぜ?とびっくり。
ならば、並ばなくても入れるファストパスを手に入れることにする。
30分並んでやっと手に入れたパスには「4時10分から5時10分の間」
と時間が入っている。その間にここに戻って来れば、すいすい入ってい
けるという、なかなかの代物。
昔、招待客が、長い列の横手をすっと入っていくのを恨めしく眺めた記憶
は皆さんおありでしょう?それの一般版だと思えばよろし。
このファストパスを手に入れるのにも並ぶんですからね、お客さん。
とても2ヶ所でファストパスを手に入れる時間はなさそうだから、ターゲット
を決めて最初からそこへ突進、手に入れることをお勧めする。
これで夕方ままでたっぷり時間があるから、さあ次々に制覇するぞー!
まずは隣のポートディスカバリーヘと向かう。
ここはディズニー・シー・エレクトリック・レールウェイの始発駅。
さて、ここポートディスカバリーでは、ストームライダーは150分並びますと言われたが、
120分並んだだけで、乗ることが出来た。荒れ狂う嵐に向かって突進。
外が暑かったので水を浴びても、なんだかうれしい。
もう一つのアトラクション、アクアトピアは機械点検のため、お休み。
池の中のコーヒーカップという感じで、やっていても目が回りそうで逃げていただろう。
もう既にお昼近い、どこもかしこも並ぶことを思えば、まずは腹ごしらえが必要。
メディテレーニアン・ハーバーまで戻り、地中海の食事をとる。
それってパスタにピッツアのこと。2階が西部劇のサロン風のレストラン、食事の注文は1階でする。
ここもご多分に漏れず、列が長い。何の列かも分からずに並んだら、これが失敗。
私の列はピッツァ専用、注文を受けてから温めているようで、時間がかかるのなんの。
注文をするまで延々と並んで待って、今度は受け取るまでまた待って。
隣のパスタの列に並んでいたら良かったって思ったって後の祭り。
1枚のピッツァを手に入れるのに40分。おいしかったけどね・・・。
さあ、エネルギーは補給したのだから、元気を出して、並びましょう。
パークの中央に位置しているミステリアス・アイランドへ。
センター・オブ・ジ・アースという名の通り、火山の真下で、延々待って地底探検へ出かけ
、最後は岩陰からジャンプ。一瞬目の前に何もなーい状態。
見えますか?岩陰に入っていこうとしているジェットコースターが?
火山のすそは秘密基地になっていて、そこから小型潜水艦で海底2万マイルのたびに出ます。
湖にはノーチラス号も横たわっているし、間欠泉ならぬ間欠噴水がでている。
疲れを癒そうと食べたアイスクリーム。
シーソールト アイスクリーム!!
あんまり甘くないというか、本当に塩っぽいの、アイスクリームなんだけどね。
この貝殻に入って400円なり。石鹸入れになると捨てずに、いえ、環境に協力して持ち帰りました。
海底2万マイルの潜水艇に乗る列はぐるっと火山の外側をとりまいている。
これはハーバーに面した側なんだけど、堤防が高すぎて火山に沿って並んで
いる人にはハーバーの中までは見えない。
ちょうど並んでいる時に、ハーバーではウォーター・カーニバルが始まった。
山すその岩に少し上ってみたけど、結局見えない。
音は聞こえども・・・。まあ、ウォーター・カーニバルだから、ハーバーに居る人に見えれば良いんでしょう。
そろそろお約束の4時。嬉々としてロストリバー・デルタへ戻る。
クリスタルスカルの魔宮に入るため並んでいる
長ーい列をしりめに悠悠と入っていく。
いよいよ、インディ・ジョーンズが伝説の若さの泉を捜すために調査中の
古代神殿に侵入するのだ。ラバーの臭いも真新しいトラックに乗り、ビューン。
あと残るは、アラビアンコーストと、リトルマーメードのいるマーメードラグーン。
マーメードは子供たちにお任せすることにして、アラビアンコーストのほうへ。
ここは二階建てのメリーゴーランド。
アラビア 調の建物と、きらきら輝いてみえる回転木馬が不思議にマッチしている。
ペアで来ていればこれに乗ってしばし、アラビアへ行かれるのも良し..
マジックランプシアター
魔法のランプに出てくる魔人の楽しいマジックショー。
ここはシアター形式なので、1時間待つといっても、ぞろぞろと一時に入場していく人たちの
姿が見えるので、あまり待つのが苦にならない。
噴水の中に子供が入って走り回っている。
子供は何でも遊び道具にしてしまうから、退屈しないのかも。
さて、外も薄暗くなり、中に入れた頃はそろそろ足の疲れもピークに達してきたのか、
皆さん説明を聞く間もフロアーにぺったり座り込んじゃった。
そしてお待ちかねのシアターの中では、しばし椅子に座ってご機嫌で観劇。
ディズニーらしい漫画と劇の組み合わせ、終わったと同時に、隣に座っていた若いお兄さんが、
「今日一」とつぶやいた。私は思わずにんまり、「確かに!」。
夕食はアラビア料理。アラビア料理ってなーんだ?カリーに、チキンタンドリーです。
お昼でお勉強したので、今度は並ぶ場所は表示を良く見て行動。
無事カリーにありつくことができた。アラビア料理って、磁器の皿ではなくて韓国みたいにステンレスの皿を使うの?
(これは村上夫妻に確かめなくっちゃ)。
今日唯一、並ばずに入れたシンドバッド・セブンヴォヤッジはTDLのIt's a small
world を
口ずさみたくなるようなかわいいアトラクション。
ここから最後の目的地、アメリカンウォーターフロントの探検に。
アラビアンコーストはパークの一番北側にあり、そこからまっすぐにパークを横切って
南端へ行くと、そこには、どこぞのフェリーも真っ青な豪華客船コロンビア号が停泊中。
BデッキもCデッキも素敵なダイニングルームになっている。
ここで夕食をとるには朝つくなり、このコロンビア号まで来て、予約を入れておくことをお勧めする。
夜に撮った写真はどれも光が流れていて使い物にならなかったので、夜空にその雄姿を表す
コロンビア号をお眼に掛けられないのが残念。
昼間よりひときわ豪華さが引き立つ。
今まさに7時半。
お隣のTDLの花火を待っているのか、あちらでもこちらでも人が路上にあふれて座っている。
これを一緒になって見ていたら、帰りがどっと混むので、残念ながら切り上げました。
それでも朝9時から7時半までほとんど歩いていたという元気な一日でした。
ゴルフなら2ラウンド回っていたかも。
というわけで、一日が終わりました。
お気づきの事かと思いますが、アトラクションだけで、レビューやミュージカルや路上
パフォーマンス等は見ていません。
どちらかに的を絞らない限り、うまく見て回るのは到底無理です。
そして、どちらかといえばディズニーランドで、ジェットコースターやボブスレーの類に
乗らないなんて、ディズニーじゃないと思っている私ですので、今回はまずアトラクションで攻めてみました。
次回はじっくりショーに、優雅なお食事に、と考えてはおりますが、
なんと年内はティケットが手に入らないそうですので、いつになりますことやら・・・。