10/16 2003掲載

東京よいよいコンペ行状記(Rptd by 渡辺耕士)


世の中に「意外性」という言葉があることは知っていましたが、まさか現実に目
の前で起こるとは未だに信じられない思いです。このことは参加者全員の共通
した印象だと思います。優勝した許斐さん以外は・・・

 一年ぶりの今回は安田幹事の熱心な呼びかけもあり、久しぶりに4組の大コ
ンペとなりました。
いつものようにスタート前の舌戦から始まって、いよいよティーアップです。
 ルールは「ダブルペリア」方式に「オネストー予想スコア申告制」も併用して
の少し複雑なルールとなりました。年一回のコース出場(よいよい会のコンペの
み参加)とゴルフにあまり縁のない生活を送っている宮崎(佳之)さんは「いっち
ょんわからん」とお手上げの状態です。
 
 この日のために練習を重ねたメンメン(特に名を秘す)は「我こそは優勝者な
り」と張り切ってドライバーを振り回しますが、そこは素人の悲しさ、なかなか思う
ようなショットが決まりません。右の林へ左の崖へ、俺のボールはなぜよく曲がる。
まさに雰囲気は「別れの朝」です。

  言わないでそのスイング、触れないでこのフィニッシュ、涙がーこぼれるか
らーやがて球は池の中へ、涙浮かべ みーおーくーるー・・・・

わいわい言っている内にあっという間に昼食の時間です。さりげなくライバルの
スコアに探りを入れたり、「あの下りのパットが・・・」と3パットの山を嘆いたり
と、われわれのテーブルだけが大にぎわいでした。
 ところがここからハプニングです。当たらなくてよい天気予報がずばり的中
し、クラブハウスを出て、さあ後半戦だと張り切る我々を文字通りの「豪雨」がお
出迎えです。
 昔高校時代に学んだ苦手な英語の表現では、このような土砂降りを確か「犬と
猫がダンスをしている」とかなんとか言っていたような記憶があります。
グリーンが池のようになり、まともに使えないという情報が入りましたので、こ
こであえなく中止となりました。
 前半だけは皆さん終了していたので、「ダブルペリアハーフ版」で一応けりを
つける事になり、中途半端ですが、スコアカードの提出を済ませました。ただ、メン
バーもメンバーですから「中途半端がぴったり」という声が大半で、風呂から上がっ
ていよいよ表彰式です。
優勝は前述の通り「隠しホールのマジック」のおかげで、許斐さん。優勝とか表
彰とか晴れがましい場には高校時代から縁のなかった人ですから、ただもう涙、涙、
涙のスピーチ・・・を期待したのですが、「パートナーに恵まれまして・・・」と仲間
をさりげなく持ち上げて、まずはみんなから暖かい拍手を贈られました。
 
 ベストグロスは昨年に引き続き、玉置さん。さすがに王者の貫禄を見せてくれ
ました。注目の北郷さんは、来る忘年会(11/29)での「ザ・ヤングナイツ」の再デ
ビューを控えて、ドラムの練習で手首の使い方がおかしくなったのか、思うよう
にはスコアが伸びず今回は「その他大勢組」の一人となってしまいました。
 栄光のブービー、ブービーメーカーは「コンプライアンス:秘密保持原則」に
基づいて今回はあえて公開なしという事になりましたのでご了承ください。

 表彰式では、参加者ほとんどが列車利用で、運転の心配がないためか、ピッチ
があがるあがるであっという間にウィスキーのボトルが二本空きました。みなさんほ
んとに酒量では誰にも負けていません。よいよい会コンペの名称も次回からは「酔い
酔い会コンペ:ボトル一本サービス付き」に変更になるそうです。
 
 来年もまた楽しい集まりを期待しております。

なお、参加者は次の通りです。
安田修之助さん、宮原正治さん、鹿児島正孝さん、河野豊さん、野石博嗣さん、
片田正行さん、陶山和之さん、帆足正さん、玉置貞義さん、宮崎佳之さん、
北郷英樹さん、許斐信男さん、渡辺耕士の13人でした。
 では又・・・

・・・ところでみんな何しに行ったと???

TopPage