10/16 2006掲載

安田修之助の「黒部立山バスツアー」

10月13日、念願の黒部立山へのバスツアー初体験がやっと実現、
1泊2日の強行軍でしたが、幸いにも天候に恵まれ、数日前の立山
初冠雪にも遭遇、黒四ダムの雄姿、紅葉、そして思いもよらぬ白銀
の世界と今年の旬を贅沢に味わうことが出来ました。

旅の出発地扇沢
トロリーバスで黒部ダムへ

ご存知黒四ダム、昭和31年から7年の歳月と延べ1000万人もの
人手、171人の殉職者の尊い命によって昭和38年完成、その模様は
石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」に描かれました。
人間が蟻みたい黒四ダム
壮観な放水
連峰と湖とダムの雄姿
今月15日が最終放水日
昭和32年、工事途中で遭遇した大破砕帯は毎秒660リットルもの
地下水と大量の土砂を噴出したもので一時は工事断念と言われ
その突破に7ヶ月を要したそうです。今では黒部の湧き水として
観光客の喉を潤しています。
破砕帯の湧き水
大放水による虹
トロリーバスが通るトンネル、ケーブルカーそして黒部峡谷鉄道の
トロッコ電車も基本はこの黒部ダムの工事用構築物、現在も
関西電力の皆さんが日夜この発電所お維持運営の為、つまり
近畿地方の住民の皆さんの快適な生活を守る為に営々と働いて
居られる訳です。

大観峰へのロープウエイ
室堂の真っ赤なナナカマド
山肌の紅葉と槍ヶ岳
赤沢岳(後立山連峰)
一面の雲海は日本海側
楽々と雲上人に???
数日前の初冠雪でこの体験
連峰の雄姿、言葉が出ません!!!
一面雪化粧の室堂
トロッコ電車の始発駅
トロッコ電車は13両の長蛇
宇奈月ダム
峡谷の橋を渡って秘境へ
黒部川第二発電所は1936年
黒部川の夕日(富山)

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