12/26 2001掲載

<ご褒美蕎麦打ち体験記>12/23

ご苦労さんクルージングの揺れ治まらぬまま、編集長宅にて
手打ち庵による蕎麦打ち指南道場の運びとなりました。

笑っている、興平が・・・今だけ。

先ずは師匠の手さばきをとくとご覧下さい。

IMG_0218s.jpg IMG_0220s.jpg 延ばして
IMG_0221s.jpg IMG_0222s.jpg 打ち粉して
IMG_0225s.jpg IMG_0227s.jpg こま板伏せて
IMG_0228s.jpg IMG_0229s.jpg 切りに入ります

はい、出来上がり!

お見事!

となればいいのですが・・・・・

人生五十有余年にして初の体験をさせてもらえる幸せを感じつつ
師匠の指導の下、蕎麦打ち指南お願いいたします。

IMG_0232s.jpg これが水廻し
IMG_0233s.jpg 今日の天気、部屋の状態を考慮して
IMG_0234s.jpg 蕎麦粉に問いかけてみると
そろそろ纏めて欲しい頃だと
IMG_0236s.jpg ここからが捏ね

ギャラリーが

心配顔で覗き込む

簡単そうに見えるけれどこれがなかなか

IMG_0238s.jpg 「いやいや、こんな具合に。。。」
IMG_0241s.jpg 「そうそう、そんな風」
ここは師匠にいわれるままに

「編集長が神妙にしとうね・・・・・今のとこ」

「出来ようやないや」

IMG_0249s.jpg IMG_0251s.jpg IMG_0252s.jpg

ギャラリーのたわ言には耳を傾けず、ここは集中集中

IMG_0254s.jpg これが初めての蕎麦打ち人の姿か!?

横でコトコト雑音がすると思えば、何と

IMG_0250s.jpg IMG_0255s.jpg IMG_0256s.jpg

見てばかりじゃおられんやったのやろう、お始めになりました。
「こげんしてやれば出来るったい蕎麦は。。。」

いや甘い甘い、これが後で泣く目になろうとは知る由もない。

厨房のほうは

IMG_0257s.jpg IMG_0258s.jpg 「そろそろいいわよ」

打ちあがった蕎麦麺は30分寝かせた後

茹でに入ります
さっきまで捏ね作業してた興平!専念せんや捏ねに!

ここまでくれば何とかなるだろうと言う事で

IMG_0260s.jpg お師匠さん
お疲れさんでした

では早速お味見させていただきます。

IMG_0262s.jpg IMG_0263s.jpg IMG_0264s.jpg

率直な皆の感想は・・・素晴らしい!!!

「プロを超えたこの感触この味、井上さん有難う」と絶賛の嵐です。

河岸を変えて宴会の始まり。

IMG_0266s.jpg 和室サイド
IMG_0267s.jpg リビングサイド
IMG_0269s.jpg 厨房サイド

料理は皆の持ち寄りというわけで、バラエティーに富んだものに。

IMG_0270s.jpg IMG_0271s.jpg

なべ吉より       蕎麦せいろう他食器一式
春口先輩より     極上日本酒
市山厨房より     海老中華風
由紀子厨房より    押し寿司
手打ち庵直送の   奈良柿の葉すし
某眼科医より     高級アイスクリーム
我が家より       おでん
弟宅より        ケーキ

もうこれ以上は無理。

腹いっぱいになった処で
「もういっぺんやろう」と興平が言い出した。

実は先ほどの興平による蕎麦打ち、大きい声ではいえませんが
失敗だったのです、失敗。
私は師匠指南に基づき、忠実にやっておりましたので
アシストを受けながらも蕎麦打ち初体験にしては丸だった訳。
そういったいきさつの後に出たのが「もういっぺん」
さて顛末は・・・・・・

その前に師匠が
「今度は細麺と蕎麦がきやってみよう」ということで
先ほどの蕎麦打ち道場に戻って一からやりはじめました。

IMG_0272s.jpg 先ほどより機会を窺っていた由紀子サン
「私にもやらせて、やらせて」
IMG_0273s.jpg さすが業師

この場面では誰も手が出せないでいる

見事な細麺にそばがきの完成
もういっぱいよ!っていっていた誰かさん
「さっきのとは違った感触ね、これもいい」だとさ。

そうそう例の興平の件ね

某眼科医の「なまじかじっとうけん自己流になるっちゃろうね」
興平の「水廻しの水分補給が云々」
手打ち庵の「そのうち慣れますよ」

以上のコメントから出来を想像して。

この後はフリートークタイム、いつの間にか明日になりました。

夜明けに目が覚めてメールチェックすると
由紀子サンより

今日は本当に楽しい1日でした。
つぶさに蕎麦打ちを見学させていただいて、
おいしい蕎麦を何度もいただいて、
最後のおしゃべりが最高でした。

私、友達運がいいとつくづく思いました。
興平さんご夫婦とゆっくりお話したことがなかったので、
とてもおもしろかった。

では、ごきげんよう。