12/26 2001掲載
<ご褒美蕎麦打ち体験記>12/23
ご苦労さんクルージングの揺れ治まらぬまま、編集長宅にて
手打ち庵による蕎麦打ち指南道場の運びとなりました。
笑っている、興平が・・・今だけ。
先ずは師匠の手さばきをとくとご覧下さい。
延ばして | ||
打ち粉して | ||
こま板伏せて | ||
切りに入ります |
はい、出来上がり!
お見事!
となればいいのですが・・・・・
人生五十有余年にして初の体験をさせてもらえる幸せを感じつつ
師匠の指導の下、蕎麦打ち指南お願いいたします。
これが水廻し | |
今日の天気、部屋の状態を考慮して | |
蕎麦粉に問いかけてみると そろそろ纏めて欲しい頃だと |
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ここからが捏ね |
ギャラリーが
心配顔で覗き込む
簡単そうに見えるけれどこれがなかなか
「いやいや、こんな具合に。。。」 | |
「そうそう、そんな風」 ここは師匠にいわれるままに |
「編集長が神妙にしとうね・・・・・今のとこ」
「出来ようやないや」
ギャラリーのたわ言には耳を傾けず、ここは集中集中
これが初めての蕎麦打ち人の姿か!? |
横でコトコト雑音がすると思えば、何と
見てばかりじゃおられんやったのやろう、お始めになりました。
「こげんしてやれば出来るったい蕎麦は。。。」
いや甘い甘い、これが後で泣く目になろうとは知る由もない。
厨房のほうは
「そろそろいいわよ」 |
打ちあがった蕎麦麺は30分寝かせた後
茹でに入ります
さっきまで捏ね作業してた興平!専念せんや捏ねに!
ここまでくれば何とかなるだろうと言う事で
お師匠さん お疲れさんでした |
では早速お味見させていただきます。
率直な皆の感想は・・・素晴らしい!!!
「プロを超えたこの感触この味、井上さん有難う」と絶賛の嵐です。
河岸を変えて宴会の始まり。
和室サイド | |
リビングサイド | |
厨房サイド |
料理は皆の持ち寄りというわけで、バラエティーに富んだものに。
なべ吉より 蕎麦せいろう他食器一式
春口先輩より 極上日本酒
市山厨房より 海老中華風
由紀子厨房より 押し寿司
手打ち庵直送の 奈良柿の葉すし
某眼科医より 高級アイスクリーム
我が家より おでん
弟宅より ケーキ
もうこれ以上は無理。
腹いっぱいになった処で
「もういっぺんやろう」と興平が言い出した。
実は先ほどの興平による蕎麦打ち、大きい声ではいえませんが
失敗だったのです、失敗。
私は師匠指南に基づき、忠実にやっておりましたので
アシストを受けながらも蕎麦打ち初体験にしては丸だった訳。
そういったいきさつの後に出たのが「もういっぺん」
さて顛末は・・・・・・
その前に師匠が
「今度は細麺と蕎麦がきやってみよう」ということで
先ほどの蕎麦打ち道場に戻って一からやりはじめました。
先ほどより機会を窺っていた由紀子サン 「私にもやらせて、やらせて」 |
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さすが業師 この場面では誰も手が出せないでいる |
見事な細麺にそばがきの完成
もういっぱいよ!っていっていた誰かさん
「さっきのとは違った感触ね、これもいい」だとさ。
そうそう例の興平の件ね
某眼科医の「なまじかじっとうけん自己流になるっちゃろうね」
興平の「水廻しの水分補給が云々」
手打ち庵の「そのうち慣れますよ」
以上のコメントから出来を想像して。
この後はフリートークタイム、いつの間にか明日になりました。
夜明けに目が覚めてメールチェックすると
由紀子サンより
今日は本当に楽しい1日でした。
つぶさに蕎麦打ちを見学させていただいて、
おいしい蕎麦を何度もいただいて、 最後のおしゃべりが最高でした。 私、友達運がいいとつくづく思いました。
興平さんご夫婦とゆっくりお話したことがなかったので、
とてもおもしろかった。 |
では、ごきげんよう。