11/11 2002掲載

ハナパパ(松本一喜)

トルコの旅

10月22日より11月5日までトルコを旅してきました。

30日まではJTBの団体旅行、皆が帰る日、イスタンブールで別れて嫁さんと二人、そこでぶらぶらしてきました。

トルコは想像していた以上に魅力的な国でした。又アジアを感じさせる国でした。

最初の団体旅行では移動時間が長く結構疲れましたが、効率良くトルコの観光地を巡ることが出来まし。それにガイドが実に上手に解説をしてくれて時代の流れをよく理解できましたし、33人の団体でしたが、其の人間模様も面白く、あっという間の9日間でした。それなりに人間関係もできて、別れた時はやはりさびしかったです。

 

皆とわかれていよいよ二人になると、今度は急に緊張感と孤独感が襲ってきました。見ず知らずの街、言葉の不安、等等。最初から個人旅行の時は、日本を出発のときから緊張感が持てて、目的地に着いた時には、さあいくぞモードになっているんだけど。今度みたいに、上げ膳据え膳できておいて、いきなり放りだされると、やはり相当寂しいものでした。さらにこの気持ちに追い討ちをかけたのがホテルでした、いつものように「地球の歩き方」の中から中級ホテルをピックアップしてインターネットで問い合わせをして其の中の一つを選んだんですが見事に外れ、、、。部屋に案内されてますます落ち込んでしまいました。まず部屋が狭い事、ツインで申し込んだのにダブルだった事、掃除はされていはるけどボロな事、等等。早速フロントに行って部屋を変えてくれるように言って、見せてもらった部屋は一層状態が悪く、とりあえず今晩だけはこの部屋でという事で無理やり納得して散歩に出ました。すぐ近くに問い合わせをして断った別のホテルがあるのでのぞきに行った所、このホテルのこぎれいなこと(余計そう見えたのかも知れませんが)。又落ち込む材料を作ってしまいました。9日間のハードスケジュールの後なので本来なら部屋でゆっくりしたいんだけど、狭くて、ぼろで、部屋にいると落ち着かないもので、その辺を歩き回り、疲れてチャイハネ

(カフェテラスのこと)でチャイを飲みながら、皆と一緒に帰ったほうが良かったかもとか思いながら、ホテルに帰りたくないもので粘っていたら日は落ちて、暗くなって来て、だんだん寒くなってくるし、、。今考えると笑い話ですが、イスタンブールの初日はこんなふうに、過ぎて行きました。       つづく

教訓 インターネットでの予約は一日だけにして、現地へ行ってから、ホテルを選んで、部屋を見て後の予約をする事。

   イスタンブールの旧市街の方には、古い民家?を改造したような部屋数20〜30程の素敵なミニホテルが沢山有ります。

   日本では紹介されてませんし、インターネットではどんな宿かわからないので、現地で探しましょう。