6/27 2005掲載
菊鹿温泉&八千代座
ほっとさせられる田園風景
ここは熊本、山鹿は菊鹿町
先日立ち読みした”隠れ温泉案内”にあった
「ここ花富亭の湯は、体を包んでくれる優れもの・・・」という編集長の記述
そら、行ってみんと分からんとばかり
やって来ました!
こちら立ち寄り湯入り口
お一人様¥500
今日は我々、部屋付食事付で予約していますので
旅館入り口より
ホール経由
部屋へと案内されます。
お茶一服、早速噂の”湯”処へ・・・・・
嬉しいねえ
すべて「なし・なし・なし」
さて入場
床が優しい
全て無垢の天然材使用
飲用に適すのは当然!
内風呂に
露天風呂
粒々は「湯の花」です。
パンフレットによれば
八方ヶ岳を望む
開放感あふれる湯処
食事はそう期待していませんでしたが
豚シャブ膳
釜飯に火をいれ
30分後には
炊き上がり・・・・・そこそこの評価は与えていいでしょう。
昼寝して
もう一風呂
結構な”お湯”でございました。
花富亭 0968-48-3141
このまま博多に戻るのも勿体ないので山鹿で寄り道・・・
立派な佇まいです。
妻側にある「太鼓櫓」
ここで太鼓を叩いて芝居があるのを知らせていたとか。
チケット購入して中へ入ると・・・
格調高い雰囲気
ガイドの案内が楽しい
身振り手振りで一世紀の歴史を語ります。
ここで場内のご案内
2階上手桟敷席
花道を通って
廻り舞台へ
天井部分は
ぶどう棚
ここから舞台へ、雪や花吹雪を散らします。
舞台下部は
「奈落」
「せり」
ここから演者を一気に舞台へと押し上げます。
興味深かったのは
レールと車輪
ドイツ「クルップ」社1910年製とある。
花道の下には地下通路
役者の早代わりなどの際、ここを駆け抜けて行く姿が想像されます。
もう一つの注目ポイント
天井。。。
このシャンデリア、第二次大戦の金属供出で無くなったのを復活させたもの。
天井広告画
面白いことに、客席から舞台を見るときは見難く、帰り際出口方面に向かうとくっきり浮かび上がる
そんな配慮がされていて、お芝居に熱中させてくれる技?アリの一本!
準備中の札
2階から見た1階枡席
あの1枡、何と8名が定員・・・明治の人は皆小柄だったんでしょうか
総入場可能人員1274名というのは今日ではとても無理みたいですね。
修繕するのも大変、あるがままの部材使用して
オリジナルを壊さない配慮がそこかしこに成されています。
私が生まれた頃のもの・・・
重要文化財になっているこの手の劇場は全国では5箇所、大切に保存してほしいとの想いで
ここを
後にしました。