1/18 2003掲載
京の門幕いろいろ
慶事や祭事の際に、屋敷の玄関前に飾る家紋を染め抜いた幕を門幕といいますが
編集部のある博多では、神社仏閣を除いて一般的ではありません。
時間に余裕があればあちこち見て回れたのですが・・・・・
効率的にということで、麩屋町通りを訪ねてみました。
云うまでもない、世界中にその名を知られている”俵屋”
西日を受け、茶の部分は色褪せていますが、これもなかなか風流。
通りの向かいも、名だたる名旅館”柊屋”
撮影日14日には残念ながら門幕は取り外されていました。
しかしながらここの正月飾り、シンプルな中にもキリッと締まったいい感じです。
通りを下がると麩屋町御三家の残り一つ
炭屋旅館
門の間口が広く
どっしりした重厚感に溢れています。
西方面へ、通りを一つ過ぎればここにもなかなか立派な門幕が・・・
料理旅館吉川
家紋の鳥がチャーミング!
隣接の同じ屋号の天ぷら屋さん
ここは
ガラスケースに入った羽子板が見事だった。
多少の寒さを吹き飛ばしてくれる、興味溢れる京の正月。。。
こんな雰囲気を我が家へもと
無理を承知で頑張ってみたのですが・・・・・
「新興宗教みたいやね」という声も聞こえてきたりして。。。
コピーはなかなか難しい!