6/8 2007掲載
よくオール讀物(小説誌)を買うのです。桐山秀樹さんの「ほてる千夜一夜」 おもしろいのです。
5月号で「ザ・リッツ・カールトン東京」が取り上げられております。
タイトル・狙いは上位1%の富裕層。「あっしには、かかわりのないことでござんす」ですわ。
はいっ、ではお気をつけてよい旅を・・・・・Yoko
このメッセージに勇気百倍、、、残り99%の普通層代表して行ってきました、撮ってきました。
かつて萩藩毛利家麻布龍土拝領下屋敷、高台に御殿を構え庭園越しに江戸の街並みが一望できた名園の一つ。
その後陸軍駐屯地⇒米軍将校宿舎⇒防衛庁と、土地の利用のされかたも時代を反映しています。
更に、敷地には檜が多かったことから「檜屋敷」と称され、今や都民憩いの「檜町公園」として受け継がれています。
外苑東通りに面した側からのアプローチが一般的。
正面がミッドタウン・タワー、45F〜53Fがホテル。
車でやって来たので
ホテル・エントランスへ進入します。
六本木ヒルズで
バイトやってるミッドタウン通のTomoちゃん(フェリス時代含め6年間東京在住中・・・創業四百年、京都有名老舗のお嬢さん)
「わ〜、リッツカールトン!一度じっくり見たい思うてたんや」
車はいつの間にかスーッと、パーキングへ連れて行かれたようで・・・・・「さあ、どうぞ45階へ」
ホール経由
奥へ奥へ・・・
45階行きエレベーター乗車
超高速上昇で耳は”キーン”
到着しました。
ここはラウンジ
夜中は満席! これは早朝散歩時のショット、人気がありません。
受付も此処です。
ここから先宿泊者用エリア。
緊張のステップ・イン!
ドアは閉まれど、動きません。
ホテル・カード挿入後
希望のフロアへ向け上昇してくれはります。セキュリティーでっしゃろか、1%の富裕層対策でっしゃろか・・・Yokoはん?
やっとたどり着いたか・・・
48階フロア
廊下です、未だ・・・
通路の両脇に客室ドアがズラリというイメージは無い・・・
ここで、、、やっと入室できそうです。
夕刊は日経
Room4817
左手に両開きドア
水廻りだけで
ビジネスホテルの部屋面積、二十数平方メートル!
何やて!?
右手にTV&洗面&シャワー室
左手には巨大バス。
タオルの肌触り、埋もれそう。
枕付きバスは初体験っす!
正面にも洗面台
左手にトイレの設置があります。
ドアの閉まり具合、秀逸!
アメニティー、オールBVLGARI
グッズもセンスに溢れています。
お待たせしました、部屋からの眺めです。
Oh!!!六本木ヒルズ!!!
森タワーが掴めそう。
青山墓地、渋谷方面
手前に「国立新美術館」
TVはプラズマ
ノートPC接続で大画面利用が可能。
収納はこんな風
もう一つにはセキュリティーBOXが備えられています。
そうそう、これまたビックリシャワー室。
通常のシャワーヘッドは高さ自由自在、、、、、天井に切り替えると集中豪雨が体験できます。
さて、一段落したら
ちょこっとお出かけ。
今回私の会社の事業売却でお世話になった二人です。都内不動産事情視察も兼ねておりますので・・・・・
ナンバーが香港風
末広がりの8888、相当お目出度い乗り物に違いありません。
いったん顔が割れて!?しまうとお後が「行ってらっしゃいませ、○○さん」「おかえりなさいませ、○○さん」となるのであります。
特別優待といってもタダじゃありません、このラグジャリーホテル、フルに利用しない手はありません。
東京随一の高台に、高さ248mにもおよぶ東京一の高層ビルからの景色、しっかと脳裏に焼き付けねば・・・・・
正面手前に外苑
国立競技場も見えますが、、、奥右手は新宿御苑、左手奥は明治神宮・・・遠く新宿高層ビル群遠望です。
青山墓地と明治神宮
青山と聞いただけでハイセンスな雰囲気感じる方多数と思われますが、江戸の頃、譜代大名青山氏の屋敷地や寺社地、組屋敷が点在していた地区。
明治になって青山さんちの台所財政破綻、政府に泣きついてなんとか買い上げてもらった広大な敷地、日本初の公営墓地「青山霊園」のルーツです。
元赤坂離宮、現赤坂御用地
アークヒルズ・新橋方面
それにしてもこの緑地の一戸建て・・・未だ残ってるんですね。
正面にTBS村!?
奥にホテル・ニューオータニ、元赤プリ・・・現「グランドプリンスホテル赤坂」、右奥は皇居です。
昭和40年代、学生下宿でよく聞いたフレーズ
「人は右、車は左、ラジオは真ん中TBS、みんなで守ってね」、時代は変わって今やTBS不動産、建築中の高層ビルが見て取れます。
夜編です。
“2007年東京ホテル戦争”の本命とも言える3月30日開業の「ザ・リッツ・カールトン東京」で全248室にシーリー製が導入された・・・・・と業界誌にありますが。
高さ充分、登り上がるように
鎮座すると後は”極楽”、こんな睡眠経験した事ありません・・・・・
チェックイン後、何度も部屋を
清掃、セッティングしてくれていて常に快適、さて・・・・
このドリンクとチョコ、封印解くと実に爽やかH2O。
このコーナー、ミニバー兼用です。
お茶タイム、お好きにどうぞ
砂糖まぶしたティー・スプーン
これはタダじゃないよ!
ドリンク類色々・・・
ホテル専用に焼いたティー・セット
希望なら¥50400で購入可。
長かった一日の最後を飾るに相応しいのが
コレ・コレ!
GoodNight っす!
思い返すと・・・
玄関到着⇒チェックイン⇒部屋滞在⇒ランドリー注文⇒携帯充電器借用・・・・・全て無難にこなしてくれて
とても新規開業2ヶ月経過のホテル運営とは思われません。
豪華にして簡潔、決してど派手な演出せずに宿泊客のニーズには的確に反応、そして残るは満足感!
この秘密探るべくこっそり従業員通路から侵入!?
そこで見つけたこの社員向けのメッセージ
さすが!と唸らずには居られません。
セザール・リッツは1898年パリの「ホテル・リッツ」と併せて、1899年には「カールトン・ホテル」をロンドンに開業。 1905年に米国に設立された「ザ・リッツ・カールトン・マネジメント・カンパニー」の名前の由来となりました。 |
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最後に、、、一番印象的だったホテル・スタッフの心地良い所作・動作、何だろうこの源?
答えがもう一つの”Credo(信条)”にこう記してありました。
“We Are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen” |
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* お楽しみ”リッツ朝食”は別バージョンにて・・・・・